ライオンキング2 ~ニューヨーク ブロードウェイ~
2006年 03月 15日
階段を上がり、座席が見えた時、観光シーズンでもないのに、この人集りには圧倒された。
8年間毎日やっているというのに毎日満席!!
ブロードウェイの世界級の人気を肌で感じた瞬間だった。
座席に着くなり軽食しようとしたが,もう始まる5分前。
軽食は断念して、ショー終了後に持ち越す事にした。
Mは疲労困憊(こんぱい)、睡眠不足で欠伸(あくび)を連発。
俺 「寝そうになったらたたき起こしてあげるからな。」
M 「うん、頼むわ・・・。」
゛ビィィィィィィー”
生まれて初めての劇。
生まれて初めてのミュージカル。
それを正解基準の最高峰といえるオンブロードウェイで初体験しようとしているのだ。
これは生まれたての子鹿にサハラ砂漠で42.195km走れと言っているような、
生まれて間もない赤ん坊にタバスコを一気飲みさせようとしているような、
スイスの山で育った純真無垢な少女をロッテンマイヤーさんにイビリ倒されるような、
そんなようなものだ。(どんなだよ。)
劇場は暗転。
さっきまでも、騒々しい雰囲気はシーンと静まり返った。
゛ドンドコドンドコドコドコドコ・・・・”
舞台の両サイドに堂々と演出しているコンガやボンゴの打楽器が鳴り響く!!
そして!!
舞台の両サイドの客席バルコニーに突如現れた全身緑色の何の動物か分からない2匹の半裸男が・・・・
゛アァーーーーーー”
俺 ゛ビクッ!!!!”
俺 (なんだ?なんだ??!)
俺より、バルコニーのお客さんの方がビックリしているだろうなんて暢気(のんき)に思っていると・・・
なにやら説明口調で叫んでいた2人は、太鼓のリズムで歌い始めた・・・!!
多分、
裸体男1 「ムファサ様とサラビ様の間に子供が生まれたらしいぞー!!」
裸体男2 「うぉー!!男の子らしいなー!!」
裸体男1 「王子様の誕生だー!!」
裸体男2 「王国が栄えるぞー!!わあぁー!!」
的な事を叫んでいたんだと思う。
そして2人の全身緑色半裸男はハーモニーを奏で、一瞬で会場を飲み込んだ・・・!!!
俺 ゛ゾクッ”
身の毛も弥立つ(よだつ)感覚に襲われた。
ババッと去った後、真っ暗な中スポットライトが舞台に差し込む・・・。
摩訶不思議なヒヒのラファキだ!!
そして、手を翳し(かざし)・・・・
ナァァァァァァーー津 ヴぇん
にゃぁぁぁ馬場に チワワ
俺 ゛ビクッ!!!!”
合いの手 :(スチホォ~ん)
リード :ヴぇンにゃあ~ビビ煮えぇ~
合いの手 :(ヴぇンにゃあんまァーー)
し~ん・・・・。
俺 (・・・・・・。)
ナァァァァァァーー津 ヴぇん
にゃぁぁぁぁワワが ギィィィィ血ヴぁボー
俺 ゛ビクッ!!!!”
合いの手 :(スチホォ~ん)
リード :ウェンヘン うわーーはは!
(ヴぇんにゃあ) ←かぶる
ハイワワー
合いの手 :ヴえんにゃあ~んま
シアモ(蹄音)バワー
ヴぇんにゃあ~んまーーーーー
全員 :ヒムにゃぁ~ま 貧ヴィ生 ヴぁ~名
ヒムにゃあ~ま 貧ヴィ生 ヴぁ~にゃ
....永遠に繰り返す
ラファキの歌い出し。
『サークル・オブ・ライフ』だ!!
オーケストラの音楽と、ラファキに続いて次々と色んな動物が出て来る。
4本足共竹馬のキリン
腕に何匹もの仲間を持ったカモシカ
数人掛りで演出している巨大な像、
釣りざおに鳥を着けて振り回す、インコ
イボイノシシのブンバに
ミーアキャットのティモン・・・
動物が次々に出てくるに連れて、舞台は全自動で動き出す・・・!!!
王ムファサと王妃サラビ、王子のシンバ(人形)を抱えたヒヒ・ラファキは段々高くなっていく螺旋状の高台へ登っていく・・・!!!
「いーん・ざー・さーーーこーーーー!!!インザ・サーコ・ボブァラーィフ!!!」
ズジャン!!!
高々と掲げたシンバと共に演奏が鳴り止む・・・!!!
と、同時に一斉に
ワァァァァァァーー
ピー-----
パチパチパチパチパチパチ
納得。
もうすでにスタンディングオーベーションする勢い!
王位後継者 王子 シンバの誕生シーンだ。
何処に目をやっていいのか分からない位、様々な所が凝っている。
歌は耳で感じるのではなく、マイク無しで全身に波動を感じさせてくれる。
とんでもない歌唱力だ!
一度、幕が閉じ、舞台側の背景が変った。
大きな垂れ幕に描かれた全知の大樹の中でシンバが眠っている。
そこに面白可笑しくラファキが登場。
そこで観客、大爆笑。
シンバに何やら語りかけているようだ。
多分、
「お前は将来、このライオン王国の王になるじゃろう。しかしたくさんの試練が待ち受けとる!!ワシには全て分かっておるのだ。
悲しい未来が待ち受けとるが、それを乗り越えなければならない。負けるでないぞ、シンバよ・・・!!」
的な事だと思う。
そして、シンバの物語は切って落とされた・・・。
この時はワクワクしながら、一生モノの後悔をするとも知らずに、俺は舞台に見入っていた・・・。
8年間毎日やっているというのに毎日満席!!
ブロードウェイの世界級の人気を肌で感じた瞬間だった。
座席に着くなり軽食しようとしたが,もう始まる5分前。
軽食は断念して、ショー終了後に持ち越す事にした。
Mは疲労困憊(こんぱい)、睡眠不足で欠伸(あくび)を連発。
俺 「寝そうになったらたたき起こしてあげるからな。」
M 「うん、頼むわ・・・。」
゛ビィィィィィィー”
生まれて初めての劇。
生まれて初めてのミュージカル。
それを正解基準の最高峰といえるオンブロードウェイで初体験しようとしているのだ。
これは生まれたての子鹿にサハラ砂漠で42.195km走れと言っているような、
生まれて間もない赤ん坊にタバスコを一気飲みさせようとしているような、
スイスの山で育った純真無垢な少女をロッテンマイヤーさんにイビリ倒されるような、
そんなようなものだ。(どんなだよ。)
劇場は暗転。
さっきまでも、騒々しい雰囲気はシーンと静まり返った。
゛ドンドコドンドコドコドコドコ・・・・”
舞台の両サイドに堂々と演出しているコンガやボンゴの打楽器が鳴り響く!!
そして!!
舞台の両サイドの客席バルコニーに突如現れた全身緑色の何の動物か分からない2匹の半裸男が・・・・
゛アァーーーーーー”
俺 ゛ビクッ!!!!”
俺 (なんだ?なんだ??!)
俺より、バルコニーのお客さんの方がビックリしているだろうなんて暢気(のんき)に思っていると・・・
なにやら説明口調で叫んでいた2人は、太鼓のリズムで歌い始めた・・・!!
多分、
裸体男1 「ムファサ様とサラビ様の間に子供が生まれたらしいぞー!!」
裸体男2 「うぉー!!男の子らしいなー!!」
裸体男1 「王子様の誕生だー!!」
裸体男2 「王国が栄えるぞー!!わあぁー!!」
的な事を叫んでいたんだと思う。
そして2人の全身緑色半裸男はハーモニーを奏で、一瞬で会場を飲み込んだ・・・!!!
俺 ゛ゾクッ”
身の毛も弥立つ(よだつ)感覚に襲われた。
ババッと去った後、真っ暗な中スポットライトが舞台に差し込む・・・。
摩訶不思議なヒヒのラファキだ!!
そして、手を翳し(かざし)・・・・
ナァァァァァァーー津 ヴぇん
にゃぁぁぁ馬場に チワワ
俺 ゛ビクッ!!!!”
合いの手 :(スチホォ~ん)
リード :ヴぇンにゃあ~ビビ煮えぇ~
合いの手 :(ヴぇンにゃあんまァーー)
し~ん・・・・。
俺 (・・・・・・。)
ナァァァァァァーー津 ヴぇん
にゃぁぁぁぁワワが ギィィィィ血ヴぁボー
俺 ゛ビクッ!!!!”
合いの手 :(スチホォ~ん)
リード :ウェンヘン うわーーはは!
(ヴぇんにゃあ) ←かぶる
ハイワワー
合いの手 :ヴえんにゃあ~んま
シアモ(蹄音)バワー
ヴぇんにゃあ~んまーーーーー
全員 :ヒムにゃぁ~ま 貧ヴィ生 ヴぁ~名
ヒムにゃあ~ま 貧ヴィ生 ヴぁ~にゃ
....永遠に繰り返す
ラファキの歌い出し。
『サークル・オブ・ライフ』だ!!
オーケストラの音楽と、ラファキに続いて次々と色んな動物が出て来る。
4本足共竹馬のキリン
腕に何匹もの仲間を持ったカモシカ
数人掛りで演出している巨大な像、
釣りざおに鳥を着けて振り回す、インコ
イボイノシシのブンバに
ミーアキャットのティモン・・・
動物が次々に出てくるに連れて、舞台は全自動で動き出す・・・!!!
王ムファサと王妃サラビ、王子のシンバ(人形)を抱えたヒヒ・ラファキは段々高くなっていく螺旋状の高台へ登っていく・・・!!!
「いーん・ざー・さーーーこーーーー!!!インザ・サーコ・ボブァラーィフ!!!」
ズジャン!!!
高々と掲げたシンバと共に演奏が鳴り止む・・・!!!
と、同時に一斉に
ワァァァァァァーー
ピー-----
パチパチパチパチパチパチ
納得。
もうすでにスタンディングオーベーションする勢い!
王位後継者 王子 シンバの誕生シーンだ。
何処に目をやっていいのか分からない位、様々な所が凝っている。
歌は耳で感じるのではなく、マイク無しで全身に波動を感じさせてくれる。
とんでもない歌唱力だ!
一度、幕が閉じ、舞台側の背景が変った。
大きな垂れ幕に描かれた全知の大樹の中でシンバが眠っている。
そこに面白可笑しくラファキが登場。
そこで観客、大爆笑。
シンバに何やら語りかけているようだ。
多分、
「お前は将来、このライオン王国の王になるじゃろう。しかしたくさんの試練が待ち受けとる!!ワシには全て分かっておるのだ。
悲しい未来が待ち受けとるが、それを乗り越えなければならない。負けるでないぞ、シンバよ・・・!!」
的な事だと思う。
そして、シンバの物語は切って落とされた・・・。
この時はワクワクしながら、一生モノの後悔をするとも知らずに、俺は舞台に見入っていた・・・。
by unntama01
| 2006-03-15 22:25
| NY ~旅行記~