ヒッローシマヒッローシマヒッローシマヒッローシマー!!!
2006年 04月 22日
友達のジョーが広島に行きたいと言っていたので、広島に行くことになった。
本当は3月に行く筈だったのだが、俺に仕事が急に入って行けなくなった。
そして今回時間も合い、仕事も入らない事を確認して4月22日に行くことになった。
1週間前にジョー宅で新幹線の時間や観光ルートを話し合い、他に誰か行くか聞いてみた。
広島へは往復新幹線代2万はする。
結構な出費。
それでもニッキーは行きたいと言ってくれたので、3人で行く事になった。
当日。
2時間睡眠で集合時間に5分遅刻。
everytime I'm sorry.
天気予報では曇りで嫌な予感はしていたが予感は的中。
午前中は良かったのだが、午後からずっと雨が降った。
気分良く観光所じゃない。
俺は良いんだけど、二人になんだか悪い気がした。
9時に広島に着いて、行った先は『原爆ドーム』
あの核爆弾の恐ろしさを物語っていると共に、もう二度とこんな事がない様にという象徴だ。
広島には小学3年生の時に行った以来で、殆ど記憶に無いのだが、この原爆ドームははっきり覚えてる。
本当に痛々しい。
原爆ドームから南に進むと『平和記念公園』
ところでなんで折り紙で鶴を千羽も作るか知ってますか?
原爆の放射線で佐々木貞子さん(12歳)は2歳の時に被爆し6年生の秋に突然白血病を発症しました。
病床で「鶴を千羽折ったら願いが叶う」という言い伝えを聞いて鶴を折りつづけましたが、8ヶ月のちに亡くなってしまいました。
これをきっかけに、平和公園内に「原爆の子の像」がつくられました。
その後この話は世界に広がり、今も「原爆の子の像」には多くの折り鶴が寄せられているのです。
ちなみに「鶴を千羽折ったら願いが叶う」の由来は1000という数字は神仏の数字と言われています。
千羽の鶴を折り紙で折ると願いが叶うとか、また人は自分自身では一人の知恵や力はないけれど、神仏が味方すれば千人の人間を集めた知恵や力を授かることが出来るということです。
平和記念公園の中にある平和記念資料館でその事を学びました。
現実から目を背けたくなりますが、これが本当の現実なのです。
本当に信じられません。
原爆の威力を知りたいが為に投下された広島。
罪の無い人たちにこれほどまでに苦しめた現実に苛立ちを覚えます。
今も中東ではこの様な惨劇があると思うと、もっと世界の事を知らなければならないなと思いました。
ジョーが広島に行きたいと言わなければ、行く事は無かった。
今回は本当に良い経験をした。
午後は広島いち美味しいと言われている広島焼きの『みっちゃん』。
ちゃんと英語メニューもあって、人気なのが分かった。
ジョーは広島焼きより関西のお好み焼きの方が好きだって。
ニッキーは肉が食べれないので、肉が入っている事を知らずに気分悪くしてた。
会計の時、俺は外に追い出され、二人が会計をしてくれた。
「おごりよ!ウンタマは色々と親切にしてくれたからね!」
ありがとう!本当に嬉しかった。
雨の中広島城へ。
何かの跡地があり、見てみると『馬小屋』と書いていた。
ニッキーが「これは何?」というもんだから、「ホースハウス」と適当に答えると、
ジョーもニッキーも目ん玉むき出してビックリしていた。
「え?俺なんか言った?ホースやで?H・o・r・s・e!」
ニッキー「horse?!Oh!horse!!」
俺の発音はどうやら『house』だったようで、これは『売春宿』 を意味するみたい。
そりゃ、ビックリするわな。
その後広島城を見学して、宮島へ
宮島へはチンチン電車で約一時間。
チンチン電車はバスみたいな感覚。
最初に乗り方が分からなかったのだが、フリーパスの場合は後方から乗り、最初にカードを機械に通して、前方から降りる時またカードを通すという方法。
ちょっとややこしい。
電車に乗っている時に英語の勉強したり、日本語の勉強したりと段々言葉に慣れてくるのが分かった。
でも、やっぱりジョーとニッキーが話しているスピードは俺とは桁違い。
まだまだですわ。
宮島には船で10分ほど。
宮島の『厳島神社』(いつくしまじんじゃ)で夕日を見ようと思ったのに、生憎の雨。
おまけに干潮で海に浮かぶ神殿ではなくてただの地面の上に立ってる神社。
本当にごめんね。こんな日を選んだ俺が悪いんだ。
宮島には鹿が居るんだね。
知らなかったよ。
ニッキーの服かじられるわ、俺の鞄クンクンされるわ、本当に人間馴れしている。
しかも微妙に怖い。
鹿がチケット販売の小屋に顔を覗かせて餌を貰おうとする姿に
ニッキー「あ、チケット2枚くださる?」には大爆笑でした。
他にももみじをマリファナみたいだと言い、「モミジワナ」(マリファナは英語発音だとマリワナ)と勝手につけたり、冗談も言い合えるほど言葉に違和感無く楽しめた。
5重の塔、もみじ公園と歩き、時間も5時ごろ。
一度広島駅に戻り、繁華街で夕食を。
何か広島らしい物をと思ったが、あんまりお腹空いていないみたいで、なぜかスペイン料理を。
ジョーはスペイン語が話せると知らず、ちょっとビックリ。
3回も行った事があるらしい。
9時の新幹線で帰宅。
広島の伝統や歴史を勉強すると共に、国際交流が出来る俺はなんてラッキーなのだろう。
本当に持つべきは友ですよ。
二人は俺にたくさんの感謝を告げたけど、俺もそれ以上に二人に感謝している。
感謝の気持ちを込めて3人お揃いのキーホルダーをプレゼントした。
このキーホルダーにはそういう意味が詰まってます。
本当は3月に行く筈だったのだが、俺に仕事が急に入って行けなくなった。
そして今回時間も合い、仕事も入らない事を確認して4月22日に行くことになった。
1週間前にジョー宅で新幹線の時間や観光ルートを話し合い、他に誰か行くか聞いてみた。
広島へは往復新幹線代2万はする。
結構な出費。
それでもニッキーは行きたいと言ってくれたので、3人で行く事になった。
当日。
2時間睡眠で集合時間に5分遅刻。
everytime I'm sorry.
天気予報では曇りで嫌な予感はしていたが予感は的中。
午前中は良かったのだが、午後からずっと雨が降った。
気分良く観光所じゃない。
俺は良いんだけど、二人になんだか悪い気がした。
9時に広島に着いて、行った先は『原爆ドーム』
あの核爆弾の恐ろしさを物語っていると共に、もう二度とこんな事がない様にという象徴だ。
広島には小学3年生の時に行った以来で、殆ど記憶に無いのだが、この原爆ドームははっきり覚えてる。
本当に痛々しい。
原爆ドームから南に進むと『平和記念公園』
ところでなんで折り紙で鶴を千羽も作るか知ってますか?
原爆の放射線で佐々木貞子さん(12歳)は2歳の時に被爆し6年生の秋に突然白血病を発症しました。
病床で「鶴を千羽折ったら願いが叶う」という言い伝えを聞いて鶴を折りつづけましたが、8ヶ月のちに亡くなってしまいました。
これをきっかけに、平和公園内に「原爆の子の像」がつくられました。
その後この話は世界に広がり、今も「原爆の子の像」には多くの折り鶴が寄せられているのです。
ちなみに「鶴を千羽折ったら願いが叶う」の由来は1000という数字は神仏の数字と言われています。
千羽の鶴を折り紙で折ると願いが叶うとか、また人は自分自身では一人の知恵や力はないけれど、神仏が味方すれば千人の人間を集めた知恵や力を授かることが出来るということです。
平和記念公園の中にある平和記念資料館でその事を学びました。
現実から目を背けたくなりますが、これが本当の現実なのです。
本当に信じられません。
原爆の威力を知りたいが為に投下された広島。
罪の無い人たちにこれほどまでに苦しめた現実に苛立ちを覚えます。
今も中東ではこの様な惨劇があると思うと、もっと世界の事を知らなければならないなと思いました。
ジョーが広島に行きたいと言わなければ、行く事は無かった。
今回は本当に良い経験をした。
午後は広島いち美味しいと言われている広島焼きの『みっちゃん』。
ちゃんと英語メニューもあって、人気なのが分かった。
ジョーは広島焼きより関西のお好み焼きの方が好きだって。
ニッキーは肉が食べれないので、肉が入っている事を知らずに気分悪くしてた。
会計の時、俺は外に追い出され、二人が会計をしてくれた。
「おごりよ!ウンタマは色々と親切にしてくれたからね!」
ありがとう!本当に嬉しかった。
雨の中広島城へ。
何かの跡地があり、見てみると『馬小屋』と書いていた。
ニッキーが「これは何?」というもんだから、「ホースハウス」と適当に答えると、
ジョーもニッキーも目ん玉むき出してビックリしていた。
「え?俺なんか言った?ホースやで?H・o・r・s・e!」
ニッキー「horse?!Oh!horse!!」
俺の発音はどうやら『house』だったようで、これは『売春宿』 を意味するみたい。
そりゃ、ビックリするわな。
その後広島城を見学して、宮島へ
宮島へはチンチン電車で約一時間。
チンチン電車はバスみたいな感覚。
最初に乗り方が分からなかったのだが、フリーパスの場合は後方から乗り、最初にカードを機械に通して、前方から降りる時またカードを通すという方法。
ちょっとややこしい。
電車に乗っている時に英語の勉強したり、日本語の勉強したりと段々言葉に慣れてくるのが分かった。
でも、やっぱりジョーとニッキーが話しているスピードは俺とは桁違い。
まだまだですわ。
宮島には船で10分ほど。
宮島の『厳島神社』(いつくしまじんじゃ)で夕日を見ようと思ったのに、生憎の雨。
おまけに干潮で海に浮かぶ神殿ではなくてただの地面の上に立ってる神社。
本当にごめんね。こんな日を選んだ俺が悪いんだ。
宮島には鹿が居るんだね。
知らなかったよ。
ニッキーの服かじられるわ、俺の鞄クンクンされるわ、本当に人間馴れしている。
しかも微妙に怖い。
鹿がチケット販売の小屋に顔を覗かせて餌を貰おうとする姿に
ニッキー「あ、チケット2枚くださる?」には大爆笑でした。
他にももみじをマリファナみたいだと言い、「モミジワナ」(マリファナは英語発音だとマリワナ)と勝手につけたり、冗談も言い合えるほど言葉に違和感無く楽しめた。
5重の塔、もみじ公園と歩き、時間も5時ごろ。
一度広島駅に戻り、繁華街で夕食を。
何か広島らしい物をと思ったが、あんまりお腹空いていないみたいで、なぜかスペイン料理を。
ジョーはスペイン語が話せると知らず、ちょっとビックリ。
3回も行った事があるらしい。
9時の新幹線で帰宅。
広島の伝統や歴史を勉強すると共に、国際交流が出来る俺はなんてラッキーなのだろう。
本当に持つべきは友ですよ。
二人は俺にたくさんの感謝を告げたけど、俺もそれ以上に二人に感謝している。
感謝の気持ちを込めて3人お揃いのキーホルダーをプレゼントした。
このキーホルダーにはそういう意味が詰まってます。
by unntama01
| 2006-04-22 23:27
| 旅