Night walk in Mykonos
2007年 12月 15日
夜の10時を過ぎても、やっぱり相変わらず賑やかなミコノス。
買い物を済ませたのに、周りの勢いに流されて、店に雪崩れ込んでしまう。
ミコノスの風景画がポストカードになっているお土産はトータルして50枚以上は買ってしまったのではないか?
コレもやっすいお土産に一枚綺麗なポストカードを付け足すだけで、貰う相手の喜びも倍な訳。
サプライズが好きな俺には、普通なプレゼントじゃ物足りないっ。
メモ用紙やショットグラス、カレンダー。
ただ飾るだけじゃなくて、実用的なものでなければ。
コレも一石二鳥。
貧乏精神が織り成す技です。
是非学んでください。
人の波に揉まれながら、またも先日訪れた革靴屋に辿り着いた。
今日はやる気の無いおばさんもおばあさんもお客さんの入り様でせっせこ営業している。
俺は常連にでもなったかの如く、何も言われないでもメンズエリアで試着なんてしてみる。
「んー、イインジャナーイ?!」
「チョット、このデザインがねー・・・微妙ナンダヨネーっっ。」
なんつって、調子に乗ってみる。
でも、このお店、意外とリーズナブル。
ただの押し印で「MADE IN MYKONOS」と入っているだけなの100%分かるんだけど、
それでもココに来たって証になるから、逆にこんなんでも良い思い出になる。
ミコノスはお金持ちの人が集まるからって高級ブランド店が所狭しと出店しているが、ココでブランド品なんて買う奴のセンスを疑うね。
結局、『安い』を理由にもう一足購入する事に。
さらに調子に乗って「昨日も買ったからちょっと安くして下さいよー♪」
なんつって、おばさんにおねだり。
面白い遣り取りを期待していたのだが、おばさんは本気でちょっと嫌な顔しながら
「じゃー、3ユーロね。」と少しまけてくれた。
意外な展開に俺は必死に苦笑いにならないように気をつけた。
かなり罪悪感・・・。
若干、テンション下がる。
『安い』と言っても、日本円に換算して3000円近くしたのだ。
ただでさえユーロで金銭感覚麻痺してんのに、ミコノスの物価の高さも手伝って、もう訳がわからなかったんだよ。
このままだと、また何か買ってしまうと、脇道に逃げ込んだ。
「夜のカトリミ風車」
夜景モードは難しい!!
撮影に四苦八苦していると、50代くらいの夫婦に道を聞かれる。
以外にも説明出来た自分にびっくり。
サマーカットのマダムはにこやかに手を振りながら、夫と歩いていった。
「いつまで経ってもあんな感じで居られるっていいなー。」
メインストリートから離れると急に街灯がなくなり、辺りは真っ暗になる。
そこには、ちらほら歩いている現地人か、同じく迷ってる観光客か、分からないが若干危険の匂いが漂う空間へ。
いつまでも続く壁伝いを歩いていくと、古びた門が構えてあった。
看板には日本の名前が書いてある。
もしかして、ココが有名な日本食レストランだったのかも知れない。
こんなでっかい所でパノスは「働いてみたらー?」と俺に言ったのか・・・?!
出来るわけねーよっ。タコ。
元の道を戻り、メインストリートの学校らしき門の前に出た。
すると、腕に何本もの発光ブレスレットをつけた、車椅子のおばさんや、造花を持った少年、少女が物を売ろうと必死に行き交う人に話しかけていた。
ミコノスの華やかな風景しか目の当たりにしていなかった俺には、かなりショッキングな光景。
片やブランド品に包まれた観光客、片やシャツの首元がダルダルで肩まで見えている少年。
その人達がなぜそのような立場になってしまったのか分からないが、この現実に居た堪れない思いだった。
少年達に声を掛けられたが、目を合わさずにその場を離れた。
メインストリートを抜け出し、またパルポルティアニ教会に辿り着いた。
丁度通りかかった時、月と教会の描写が綺麗で夜景モードで撮ろうと「あーでもない、こーでもない」と色んな角度からファインダーを覗き込んでいた。
すると、遠くからこちらを見ている青年二人が歩いてくる事に気が付いた。
(やばっ。こんな人通りの少ない所で観光客丸出しだと、『強奪してくださーい』って言ってるようなもんだぞ!)
ミコノスの安全に慣れきって、基本的な事を忘れていた。
タダでさえアジア人が少なく、目立つというのに。
写真なんか後にしてその場を去ろうとした。
しかし、じっとこちらを見ている二人にどこか見覚えがある・・・・・。
暗くてよく分らなかったが、だんだん二人が近付き、「はっ」とした。
向こうも俺に気が付いたようだ。
「昨晩、ピエロバーで会ったよな!」
クラブで逢ったイタリア人の二人だ。
「俺も撮ってくれよ!」
俺が必死にパルポルティアニを撮っているのに気が付いて、近付いてきてくれたようだ。
二人とは軽く挨拶を交わし、俺は「今晩も行くの?」と聞くと「分らないなぁ」と二人でまたどこかへ去って行ってしまった。
写真を撮った方は多少英語が話せたようだが、もう一人はさっぱり。
言葉の壁が生じた所為で、深く話し込む事が出来なかった。
一緒に行動できたら、時間潰しも出来たろうに。
二人が去った後に、気を取り直してじっくり撮影。
夜景モードは忍耐が必要なんだよな。
買い物を済ませたのに、周りの勢いに流されて、店に雪崩れ込んでしまう。
ミコノスの風景画がポストカードになっているお土産はトータルして50枚以上は買ってしまったのではないか?
コレもやっすいお土産に一枚綺麗なポストカードを付け足すだけで、貰う相手の喜びも倍な訳。
サプライズが好きな俺には、普通なプレゼントじゃ物足りないっ。
メモ用紙やショットグラス、カレンダー。
ただ飾るだけじゃなくて、実用的なものでなければ。
コレも一石二鳥。
貧乏精神が織り成す技です。
是非学んでください。
人の波に揉まれながら、またも先日訪れた革靴屋に辿り着いた。
今日はやる気の無いおばさんもおばあさんもお客さんの入り様でせっせこ営業している。
俺は常連にでもなったかの如く、何も言われないでもメンズエリアで試着なんてしてみる。
「んー、イインジャナーイ?!」
「チョット、このデザインがねー・・・微妙ナンダヨネーっっ。」
なんつって、調子に乗ってみる。
でも、このお店、意外とリーズナブル。
ただの押し印で「MADE IN MYKONOS」と入っているだけなの100%分かるんだけど、
それでもココに来たって証になるから、逆にこんなんでも良い思い出になる。
ミコノスはお金持ちの人が集まるからって高級ブランド店が所狭しと出店しているが、ココでブランド品なんて買う奴のセンスを疑うね。
結局、『安い』を理由にもう一足購入する事に。
さらに調子に乗って「昨日も買ったからちょっと安くして下さいよー♪」
なんつって、おばさんにおねだり。
面白い遣り取りを期待していたのだが、おばさんは本気でちょっと嫌な顔しながら
「じゃー、3ユーロね。」と少しまけてくれた。
意外な展開に俺は必死に苦笑いにならないように気をつけた。
かなり罪悪感・・・。
若干、テンション下がる。
『安い』と言っても、日本円に換算して3000円近くしたのだ。
ただでさえユーロで金銭感覚麻痺してんのに、ミコノスの物価の高さも手伝って、もう訳がわからなかったんだよ。
このままだと、また何か買ってしまうと、脇道に逃げ込んだ。
「夜のカトリミ風車」
夜景モードは難しい!!
撮影に四苦八苦していると、50代くらいの夫婦に道を聞かれる。
以外にも説明出来た自分にびっくり。
サマーカットのマダムはにこやかに手を振りながら、夫と歩いていった。
「いつまで経ってもあんな感じで居られるっていいなー。」
メインストリートから離れると急に街灯がなくなり、辺りは真っ暗になる。
そこには、ちらほら歩いている現地人か、同じく迷ってる観光客か、分からないが若干危険の匂いが漂う空間へ。
いつまでも続く壁伝いを歩いていくと、古びた門が構えてあった。
看板には日本の名前が書いてある。
もしかして、ココが有名な日本食レストランだったのかも知れない。
こんなでっかい所でパノスは「働いてみたらー?」と俺に言ったのか・・・?!
出来るわけねーよっ。タコ。
元の道を戻り、メインストリートの学校らしき門の前に出た。
すると、腕に何本もの発光ブレスレットをつけた、車椅子のおばさんや、造花を持った少年、少女が物を売ろうと必死に行き交う人に話しかけていた。
ミコノスの華やかな風景しか目の当たりにしていなかった俺には、かなりショッキングな光景。
片やブランド品に包まれた観光客、片やシャツの首元がダルダルで肩まで見えている少年。
その人達がなぜそのような立場になってしまったのか分からないが、この現実に居た堪れない思いだった。
少年達に声を掛けられたが、目を合わさずにその場を離れた。
メインストリートを抜け出し、またパルポルティアニ教会に辿り着いた。
丁度通りかかった時、月と教会の描写が綺麗で夜景モードで撮ろうと「あーでもない、こーでもない」と色んな角度からファインダーを覗き込んでいた。
すると、遠くからこちらを見ている青年二人が歩いてくる事に気が付いた。
(やばっ。こんな人通りの少ない所で観光客丸出しだと、『強奪してくださーい』って言ってるようなもんだぞ!)
ミコノスの安全に慣れきって、基本的な事を忘れていた。
タダでさえアジア人が少なく、目立つというのに。
写真なんか後にしてその場を去ろうとした。
しかし、じっとこちらを見ている二人にどこか見覚えがある・・・・・。
暗くてよく分らなかったが、だんだん二人が近付き、「はっ」とした。
向こうも俺に気が付いたようだ。
「昨晩、ピエロバーで会ったよな!」
クラブで逢ったイタリア人の二人だ。
「俺も撮ってくれよ!」
俺が必死にパルポルティアニを撮っているのに気が付いて、近付いてきてくれたようだ。
二人とは軽く挨拶を交わし、俺は「今晩も行くの?」と聞くと「分らないなぁ」と二人でまたどこかへ去って行ってしまった。
写真を撮った方は多少英語が話せたようだが、もう一人はさっぱり。
言葉の壁が生じた所為で、深く話し込む事が出来なかった。
一緒に行動できたら、時間潰しも出来たろうに。
二人が去った後に、気を取り直してじっくり撮影。
夜景モードは忍耐が必要なんだよな。
by unntama01
| 2007-12-15 13:19
| GREECE ~旅行記~