やりたいようにやる。そう自己満足。日々変わっていく考え方がやけに面白い。


by unntama01
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カテゴリ:GREECE ~旅行記~( 76 )

一年前

ついに一年経ってしまった。

ギリシャに旅行して、あれから一年。

旅行記完成せず。
しかし、記憶はやっぱり鮮明に覚えている。

今もギリシャで仲良くなったパノスと連絡している。

テレビ関係の専門学校に行きたいとか言ってる。

英語を基礎から学びたいらしく、日本に来る事も夢見ている。
関西外国語大学のサイトを紹介しておいた。

俺は逆にギリシャに行って海外生活を体験したい。
パノスがまたミコノスに働きに出ているみたいで一緒に来ないかと誘われた。

全てを投げ出して行きたい気もするが、やっぱりそうもいかない。

最近分からない。

海外に思いを馳せて、希望に満ちた自分がいた一年前。

不安の中に居ながらも自信と信念が原動力となり、
なんでもやっていたはずだ。

しかし今は何をするにもやる気が起きない。
今までと変わらず生活をしてはいるが、する事なす事疑問に感じる。

「ただ現実から逃げたいだけなんじゃないか?」

毎日ふとした瞬間に脳裏に浮かび上がる言葉。

行くと決めたから行かなければならないのか。

行きたいから行くのか。

今の仕事が面白くないから辞めたいのか。

今以上に遣りたい事があるから辞めたいのか。

日本で暮らしていても将来が不安だから海外に逃げたいのか。

どこに居てもより良い世界を目指して行動していきたいのか。

変化が無ければ答えは見つからない。

遠く離れたギリシャで学んだ事。

それは人々は一生懸命自分と対峙して生きているという事。
自分らしく明日の為に生き生きと。
小さな事は気にしない。互いにより良い形になればそれでいい。

落ちていた自分に気力を与えてくれるギリシャの友人という存在。

厳しい現実は変わらない。
変わらなければならないのは自分だ。

パノスには負けてられないな。

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by unntama01 | 2008-07-08 01:59 | GREECE ~旅行記~

朝のフィラ in santorini

ガチャ・・・・
  ガチャガチャ・・・・
  
  バタンッ!!
    
     ゴソゴソ・・・・
      ゴソゴソ・・・・・
 
ギィー・・・



うるせぇ・・・・。

あ、そっか、ここはユースホステルだった・・・。

んん~・・・・・ZZzzzz・・・・。



・・・・・・・。


















って、オィぃぃぃ!!

   何時よ、今ぁ!!?



                     8:30


・・・・・・・・・・。

え?

8時半??

うそっ。

 チュンチュン♪

  ブィィィィィィ~ン


鳥や車の走る音。


               終わった・・・。


バギーで朝陽も、

浜辺でカポエイラも

ワイン工場も

ガイドブックにも載っていないサントリーニの知られざるスポット探しも!!!

太陽も燦々と上がっていて、観光客もうろつき始め。

寝坊助の俺は何も出来ずに今日という日を終わらせてしまった・・・・・。

                        絶望。

何しに来たんだっつー話。

再び、ベッドに蹲り(うずくまり)、無意識にタイマーを消していた自分を罵った。

前夜も何も出来なかったのに、朝の楽しみさえも何も出来なかった。

時間は刻々と迫ってくる。










よし・・・・。

カメニ島、ホットスプリングだけは逃して堪るか。

のそのそと起きだし、一番に部屋を出るはずが、
すでに最後まで留まってしまった。

でも、周りが煩くしてくれなかったら、いつまで寝ていたか分かりもしない。
この不幸中の幸いを有難く思わないとな。


部屋の写真。
自分は右端の奥で寝てました。
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これがあのシャワールーム。
四角い洗濯機置くくらいのスペースで体操座りになってシャワーを浴びます。
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ホットスプリングに行くには水着を着ておかないとイケナイ。
水着を仕込んで、ツアーまでに買い物を済ませる!
飛行機に間に合うように荷物の整理も済ませて。
10時のチェックアウトを済ませて、荷物を預かって貰う。


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ホテルを出たすぐの階段。

階段を駆け上がり、さぁサントリーニ最後の日を時間の許す時間まで暴れまくります!!

(この階段を下らなければホテルは見つかりません。訳わかんねーとこに作ってんじゃねーよ。でも安いんです。)
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by unntama01 | 2008-02-22 22:53 | GREECE ~旅行記~

フィラの夜 in santorini

航空チケットの事で頭がいっぱいで、賑やかな町もただの騒音にしか聞こえなかった。

落ちてても仕方ないし、サントリーニに居られるのは明日の夕方まで。

夜もこの日しか遊べない。

フィラの町を散策することにした。

夜中の12時前。

確かに、イアよりも盛んでクラブもバーも今が一番ホットな時間なのだろう。

なんたって、今日は花金なんだから・・・・。

いつものようになんとなくクラブの前を通ってみたり、バーをチラッと覗いてみたり、
どこが良いなんてわかりゃしない。

友達同士でふざけ合ったり、大声で笑ってみせたり。

俺も嫌な事忘れてガンガン飲みちぎってやろうかと思った。

・・・・・・・だが、なんかノらない。

ただ臆病風に吹かれるまま一番賑やかなところを過ぎ、トンネルのような場所に来てしまった。

街灯も全くない。
間違いなく、強奪されても誰も助けには来てくれないような場所。

知らず知らずの内に迷い込んだ。

この先行っても何もない事を察し、戻ろうと振り返ると、遠くから数人の人影が向かってきた。

若い青年たちのようだ。

もしかして、ふらふら歩いていたアジア人の後を狙って付けてきたか・・・???

おぃおぃおぃおぃ・・・・ちょっとまずいんじゃねーのこれ・・・

この先逃げようにもゴツゴツの石畳にサンダル。

ずっとサンダルを履いてたせいで、足の甲も擦り切れて、全速力が出せない状態。

足には結構自信あるんだけど、これじゃあ・・・・・

戦うにも自分より体格のいいギリシャ人が数人では到底・・・・

っつーか、本気の殴り合いなんてしたことねーよ!!

心底びびった。

無理。

身包み全部剥がされる。

やばい。

人込みに逃げ込む覚悟で、冷静を保ちながら同じペースで奴らの方に向かっていく。

コブシには全力込めて。

誰も居ない方だと逆に危ない・・・!!!

そして、眼光滾らせ(たぎらせ)やつ等を睨みつける・・・・!!!







グッ・・・・・




「Ahahahaha!!」


?!


「Gyahahahahha!!!」


じゃれ合う、青年たち。

Ahahahahaha・・・・・・

・・・・ahahahah・・・・!!

・・・・・・・・。

青年たち通過。

青年たちは俺に全く見向きもせず、ただふざけ合って、真っ暗なトンネルの中に消えていった。

あ。

治安良いんだ、ココ。

変に意識し過ぎていたようだ。

何事もなくて良かった。

ここがイタリアのナポリだったら絶対、危険だったと思う。

ちょっと行動するにも気をつけないといけないな。





結局、バーには行かず、サイバーカフェを探した。

見つける事が出来たが、日本語対応がなかった。

つまんねー、フィラの夜。

・・・・・・。

そうだ。

もう朝まで飲もうとはせず、観光を楽しもう!

まだバギーに乗ってねーじゃん、俺!

朝一にバギー借りて、
 朝陽を見に行こうじゃないか!!


ブイブイ言わしたるでぇ!!ブイブイッ!!

海外に来れば、乗り物という乗り物を出来る限り乗るのが俺のポリシー!

バギーなんて面白いものを見逃す訳がない。

ましてや、コレに乗るために国際免許書を取得したんだ!

これで乗らなければ、取得した意味がない!!

そうとなれば、就寝、就寝!!

ギリシャに来てから、ちゃんと夜に寝るのは初めてかもしれない。

次の日の出発を容易にする為、荷物の整理をして、お土産のスペースを確保。

朝からバギー乗り回して、昼には買い物!

12時からホットスプリング(温泉)ツアーに参加して、時間があればワイン工場かな?!

栄養ドリンクを枕元に置いて、かっちり4時間睡眠予定!

サントリーニっつー島を楽しまなくっちゃな!

旅行前にしっかり調べたんだからよ!

今日は早寝だ!早寝!!夜中の1時ですけどー!




完全に麻痺している俺だった。
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by unntama01 | 2008-02-20 04:33 | GREECE ~旅行記~

ギリシャの電話 in FIRA

タクシーを降り、真っ先に公衆電話に向かった。

「っつーか、なんで電話繋がんねーの?だから海外の電話とか嫌いやねん。喋れもしないのに、緊張してる俺に追い討ち??俺が何したッつーんだよ??」

公衆電話に向かって、一人ブツブツ罵る怖いアジア人。

電話中に引っ手繰られる(ひったくられる)との事例を聞いた事がある。

ましてや街灯も疎らな(まばら)、若干ディンジャラス地帯。

電話するだけでかなり気が張り詰める。

カタール航空にリコンファームをしなければ日本に帰れないのだ。

リコンファーム自体あまり意味が分からず、
電話も教えられた電話番号に掛ければいいものだと理解していた。

“アテネのカタール航空会社に掛けて下さい”

「はぁ?アテネのカタール航空?ドーハじゃなんでダメなんだよ。全世界ネットワークでどうにでもなんだろうがよ。っつーかこんな事した事もねーのに、英語が通じなかったらどうすんのよ、俺。」

とにかく落ち着いて、周りには誰も居ないか確認し、再度電話を掛けることにした。

国際電話、市外局番、どこからどの数字を打てばいいのか分らず、ヴァジーニア、アレックス、パノスの電話番号を参照にしながら、試行錯誤。

アテネなんだから国際電話番号はいらないだろ。
携帯と市外局番は違うな・・・。
あ、ここから一緒だ。ここから掛ければ・・・。

“ビィィィィィィィィ・・・・ビィィィィィィィィ・・・・・”

掛かった!

“カチン”

「デェイ・・・あーだこーだあーだこーだ・・・・・・ブチッ

えぇぇぇぇぇぇ・・・・・。

また切れた。

女性の音声で最初に「デェイ」という発音だけ聞き取れたが何を意味しているのかも分からない。
ギリシャ語の「もしもし」って返事の意味??(もしもしはパラカロー)

よくよく考えてみた。

こんな真夜中に航空会社がやってる訳が無い。

ギリシャの活動時間が麻痺しているもんだから、何でも有りだと勘違いしていた。

「そういうことか。音声で『もう今日はやってませんので、明日掛けなおして下さい』とかそういう類の事言ってたのか。そっか。明日か・・・・・・」

謎が一つ解けたと同時に大変な事に気が付いた。

「いやいや、待てよ・・・・。
今日って金曜じゃないの??

・・・・・もう夜の11時?!

出発の72時間前にリコンファーム出来なかったら、

予約取り消しなんですけど!!!


どう考えても、日曜日に会社やってる訳が無い!

やばい!!

遊び過ぎた!!

とんでもねー事になってんぞ、俺!!!

ダンシングオールナイトで、「どっから来たの~??」とか言ってる場合じゃねーよ!!!

バッカバカバカバカバカバカバカぁああ!!

これって、日本に帰れへんって事ぉおおお?!





顔面蒼白で倒れそうになった。

・・・・・・・・・・。

「いや、待て。

諦めんな、俺。

日本や!時差で日本はまだ金曜日の夕方のはず!

日本から予約状況を確かめるんや!」

海外保険のサービスセンターに問い合わせ、そこから日本の航空会社に尋ねる!

常識は分ってないのに、こういうセコイ方法は思い付くみたい。

雑貨屋で国際電話用のテレフォンカードを買っていたので、カードの裏の番号を入力して国際電話を掛ける。

コレは丁寧に各国の言葉で解説してくれるようで、問題なく国際電話を掛ける事ができた。

というのも、公衆電話のボックス内に国際電話の掛け方が書いてあったのだ。
日本語もちゃんと表記。

係 「もしもしこちらは○○海外保険せービスセンターです。」

俺 「あ!もしもし!!」
(ほぁ~、日本語が通じるって素敵やぁ)

俺 「あの、今ギリシャから掛けてるウンタマと申しますが、質問があります。」

係 「はい、どうされました?」

俺 「空港でリコンファームをしなければならないと言われて、出発の48時間以内にリコンファームしなければ予約が取り消されてしまうんです。なんとかそこから日本のカタール航空に問い合わせて頂けませんか??」

係 「わかりました。今から電話番号等調べてみますので、少々お待ち下さい。」

(おぉ、なんて話の分かる人や。もしかして、もしかするぞ・・・!!!)

保留音楽が流れ、カード度数が切れないかを心配した。

係 「もしもし?」

俺 「はぃいん!!?」
(おぉ、早いぞ!びっくりして変な声でたぁ・・・!!!)

係 「大変残念なのですが、こちらからはお電話や斡旋等する事は出来ません。ですが、お電話番号はお教えする事が出来ます。
 ただ、ただ今営業時間を過ぎていますので、もしかすると電話が通じないかも知れません。ですから、ギリギリ時差が間に合うニュージャージーの旅行会社なら通じるかも知れません。もう、今です!今掛けないと営業時間が終わってしまいます!!」

俺 「えぇ?!ニュージャージー?!・・・・・わ、わかりました!やってみます!!」

係 「申し訳ありません・・・。お力になれなくて・・・」

俺 「いやいや、そこまで考えて頂いてありがとうございます!とりあえず、今すぐにやってみます!ありがとうございました!!失礼します!」

係 「ご健闘をお祈りしてます。失礼致します。」

電話番号を聞き、すぐに電話を掛けてみた。

(サントリーニからニュージャージー?!何してんの、俺?なんかスゲー事になってね?ワールドワイドなんですけど!!)

(とにかく、頼む頼む頼む頼む頼む頼む・・・・・・)

“かちんっ”

NJ 「こちらはニュージャージーカタール航空会社です。本日の営業は終了致しました。ご用件のある方はメッセージをどうぞ。」

ちーん・・・・・。

俺、放心状態。

ダメじゃん。

やっぱ間に合わなかったじゃん。

諦めんな、俺!

過労死大国日本!頑張れ日本人!!

俺の期待に応えてくれ~!!

日本 「ありがとうございます。ただ今の時間は営業時間外となっております。発信音のあ・・・」

ぶちッ

日本のばかぁ!!

日本に八つ当たり。

打つ手はなくなった・・・・・。

もう、このチケットは無効確定だ・・・・。

でも帰れない事はない・・・・・・。

30万くらい出せばその日にチケット発行出来るかもしれない・・・・・。

30万・・・・・今回の旅費のトータルより高いぞ・・・・・。

30万で済めば良いけど・・・・・。

いっその事、もう何日かずらして安い航空チケット見つけるか・・・・・?

会社に非常事態を告げて・・・・・。

そんな事したら、もう海外旅行させて貰えないだろうな・・・・・・・。

最悪・・・・・。


・・・・・・・・・・・。

ギリシャの電話どーの、こーのよりも、こんな時間になるまで遊びまくっていた自分が悪い。

ドーハでリコンファームしたかったのに、受け付けて貰えなかったし。

リコンファームなんて大っ嫌いだ。
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by unntama01 | 2008-02-19 00:08 | GREECE ~旅行記~
ギリシャ料理を鱈腹・・・・もう鱈腹・・・・・っていうか


目から飛び出るくらい


喰った。

もう、当分ムサカはいいです。

かなり繁盛していたその店を出たのが10時ごろ。

ギリシャの夜はこれからだ。

ゆっくりしたって問題ない。

腹を抱えながら、イアの町を散歩。

関取や妊婦さんの気持ちが少し理解る。



月の光と足元から照らす街頭で、なんともお洒落な夜の街。

人はまぁまぁ多いけど、ミコノスの様に煩いほど賑やかではなく、穏やかな時間が流れているようだ。

こんなロマンティックな月夜道、ハネムーナーには最高だろうが・・・・・






















俺にとっちゃあ、
退屈な風景にしか
見えねーんだよ!!


っち、
イチャツイテンジャネーぞ、コラ。
パトラッシュ投げつけんぞ、オォ?


小さく悪態をつく。









・・・・・・・・・・・・。








イアにはもう用はねぇ。

なんっか、素敵な雰囲気だけど、なーんか、居心地ワリィ。

けぇるぞ、フィラに。

ノーモア、イア。ノーモア、カップル。

歩き回ったから、バスの場所も大体把握出来ている。

何時に出発するかわかんねーけど、なんとかなんだろ。

メインストリートを外れると、急に街灯が無くなり、真っ暗になって本当に野犬に襲われそうで怖い。

3匹の大型犬をぶっとい綱に繋いだ女性が散歩してる時は、ケルベロスでも飼ってるのかと思った。

なんとかバス停に着いたが、何か様子がおかしい。

誰も居ないのだ。

それよりも、警官が居たり、所々で座り込んでいる人がチラホラ。

なんだ?

バス停があった所に行くとトンでもない事実が発覚!!

フィラ行き最終バス

  22:15





現在、22:30。


でぇえええええ?!!

なんでこんなに早く最終バス終わってまうねん?!
観光地やろ、ココ?!

なんでぇええええ?!

とにかく警官に聞くと

「残念だね。タクシーがココに来るから、待つしかないよ。」



・・・・・・・・・・・・・・・。



うそーん。

タクシーったって、この周りの人もでしょーよ?

帰れへんやんかいさぁ!!

荷物全部フィラやのに!
明日の予定も全部考えてるのに!!
今からイアに泊まるなんて考えられへん!!!

・・・・・・・・。

しかし、焦っても仕方ない。
タクシーが来るまで待つしかないのだ。

っつーか、ギリシャやろ?ココ??
さっきまでレストランも繁盛しとったやん!
ミコノスは11時から人が増え始めたくらいやのに!

観光地ではあるものの、小さな島の大きな町の外れ。

常識で考えたら、都会の様にバスや電車が真夜中まで何本も走っている訳が無い。

読みが甘かったようだ。

余った時間を無駄にしない為にも、俺はある事を思い出した。


お帰りの便は現地のカタール航空にお問い合わせ下さい。
カタール航空はリコンファームが無ければ、予約が無効になってしまいます。
お気をつけ下さい。



おおぅ、あぶねぇ。

すっかり忘れてたぞ。

辺りを見渡すと、公衆電話が。

テレフォンカードも使い切ってしまったし、また雑貨屋で購入。
(ミコノスでアレックスやジョージに掛け捲ってすぐになくなったんだよな。)

ビィィィィィィ・・・・ビィィィィィィ・・・・
(そうそう、ギリシャの通信音・・・・)

ビィィィィィィ・・・・ビィィィィィィ・・・・

カチンッ。

「ベラベラベラベラベラベラベラ・・・・・ブチッ!

(え・・・えぇぇぇぇぇ?!なに?なんて言った今??ってかなんで急に切れんねん、コレ。)

何かの間違いだともう一度掛ける。

ビィィィィィィ・・・・ビィィィィィィ・・・・


ビィィィィィィ・・・・ビィィィィィィ・・・・
(えーっと、私の予約を確認してくださいを英語で~・・・I have ahhhhhh・・・)
カチンッ。

俺 「あ!」

電話 「ベラベラベラベラベラベラベラ・・・・・ブチッ!

(なんて言ってんの?!ちょー、マジで!!)

そうこうしていると、タクシーが来た!!

俺が電話と格闘している間にたくさんのタクシー乗客者が屯っていた。

先程の警官はパトカーに数人乗せ、走り去ってしまった。

電話なんてしてる場合じゃない!
並ばないと、俺も帰れへん!

急いで、集団に加わった。

何やら運転手と若い女性が口論しているみたい。

何?なんなの??

警察の送迎の話??

なんだかよく分らないが、運転手が俺をみて「どこへ行くんだ?!」と言うもんだから「フィラ」だと答えた。

タ 「お前一人だな?!」

俺 「え、ええ。」

タ 「よし、乗れ!」

俺 「え?!いいの?!え、ってか・・・」

あまりの出来事に英語も上手く出てこない。

さっき口論していた若い女性が怒り狂ったかのように運転手に怒鳴りつける。

(あの、いや、嬉しいけど、この人は良いの??!)

運転手は何か怒鳴りつけて発進してしまった。

ポカーンと若者集団対ベテラン運転手のやり取りに流され、タクシーに乗ってしまった俺。





・・・・・・・・・・・。





ラッキー♪

中にはすでに助手席と後部合わせて3人の女性が座っていた。

キャーキャー騒ぐ女性三人。

タ 「この子達はカマリビーチに行くんだ。その途中にフィラがあるからな。お前が一人だったから乗れたんだよ。ラッキーだったな。」

俺 「あ、そうなんですか。たくさんの人が居たのに、自分が先に乗っちゃってなんだか申し訳ないと思ってたんです。」

隣に居た女性が話しかけた「あなたどこから来たの?」

俺 「日本です。貴方達は?」

隣 「カナダよ。あなた日本人なの?!見えないわ!で、日本のどこ??」

えらく突っ込んでくるな。

俺 「分るかな?大阪の横の神戸って所なんだけど・・・・」

隣 「えぇぇ!!神戸?!あの震災があった神戸?!」

ビックリした。

俺 「え?!阪神大震災のこと知ってるんですか?!もう12年も前の出来事なのに!」

隣 「もちろんよ!私の知り合いもそこに居たの。本当に大変だったのよね!」

なんて世界は狭いんだ。

隣の女性はみんなに詳しく話しているようだ。

一気に距離が縮まり、さっきまで一人で落ち込んでいた俺の心を踊らせた。

彼女達はルームメイトでカナダから休暇で遊びに来ているとの事。

歳もそんなに離れていなくて23歳二人と27歳。

彼女達はカマリビーチへ遊びに来てと誘ってくれた。

俺はそのノリに応えたい所だったが、このままカマリへ行ってしまって、帰れなくなり、フィラの町を全く歩かず帰ってしまうことの方が辛かった。

彼女達との会話はとても有意義で、あっという間にフィラに到着してしまった。

彼女達 「貴方にとって最高の旅をエンジョイしてね!」

俺 「ありがとう!君達も!」

とても複雑な気分だった。

カマリは遠過ぎる・・・。

運転手は乗り合い料金ではなく一人料金を請求してきた。
俺一人で帰ってても同じ分だけ支払ってた訳だし、仕方ないな。
ココに帰れただけでもヨシとしよう。

ギリシャの夜は長いものだと勘違いした、苦い経験でした。

しかし、フィラに戻ると一転。

あらゆる店の電光板が眩しいくらい。

流石はサントリーニ島で一番大きな町だ。

同じ島でもこんなに違うんだな。
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by unntama01 | 2008-02-12 23:05 | GREECE ~旅行記~
月に見惚れてあらゆる場所で写真を収め、イアの町並みを一緒に堪能した。

『世界で一番綺麗な夕陽が見れる場所』とそれだけの為に来た町なので、ほぼノーマーク。

只ひたすらレストランや雑貨屋さん、教会の横を歩くいた。

「っつーか何処まで歩くのよ、ココ」

道は一本なのだが、崖にたくさんレストランやホテルが連なっている。
どうやって行くのかも分らない。

いい加減喉が渇いたので、適当なタバッキで飲み物を買うことに。

店に入ると先程までの白と青のおもちゃみたいなみたいな雰囲気から一転して、
だだくらーい駄菓子屋模様。

冷蔵庫からジュースを取り出すのも少し怖い。
賞味期限とか大丈夫かよ。

気の抜けたおばあさんに気になったチェリージュースを渡し、お会計。

なんだか、秘蔵の秘薬をおばあさんから渡された気分だった。

渇いた喉を一気にチェリーまみれにし、若干潤う。そして意外とウマイ。

地図も分らないので果てしなく歩いた結果、誰も居ない所まで歩いてしまい、「明らかにココからは何もない!」と悟った俺はまた同じ道を戻る。

「あ~、腹減った。」

時間も9時になろうとしていた。

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先程から歩いているが、家族ずれがわんさか賑わったり、アジア系団体がギャーギャー騒いだり。

静かにのんびり海面に移る月を見ながら、ディナーとか妄想を抱いてはみたが、現実はそうはいかない。

どこの店に入っても2,3万円ぶっ飛ぶんじゃないかってくらい高そうな所ばかり。

一人で入れる訳無いじゃないか。
ましてや、恋人が居るわけでもなし。

家族、恋人、団体客、独り身は殆ど居ない模様。

レストラン一つ入るのに躊躇してしまう、ヘタレアジア人。

ミコノスの俺はどこへ行ったんだ。

のれんを潜る勇気もなく、ただ同じ道を何度も往復する始末。
酷い場合は、周りの目が気になって、町から離れて車道にまで逃げ込んだり。

飯喰えねーじゃん。

トータル的にみて、最も入りやすい店に入る。

ぼったくられるのも覚悟の上だ。

挙動不審に入口でうろうろしていると、忙しそうに働く兄ちゃんが「一人?」と声を掛けてくれた。

「へぇ。」情けない返事が響く。

ほぼ満席で賑わっているこの店は、外から見ても活気が溢れててこれだけ人が入るのだから味も保証されてるのだと思った。

「あそこの空いてる席に座ってくれる?すぐに用意するから!」

テーブルの上は全く片付いてなく、前の人の食事が散乱していた。

ひょこひょこと萎縮しながら席に着く。

すると、さっきの兄ちゃんが飛んできて机の上の皿を一気にかき集め、紙で出来たテーブルクロスをクシャクシャっとまとめた。

新しい紙のテーブルクロスを広げ、周りを輪ゴムで括りつける。

なんとも合理的なシステム。

ミコノスでは布のテーブルクロスを纏めていたが、コスト的には紙の方が安く、片付けも楽なのだろう。只資源的に・・・。

テーブルクロスの上にはサントリーニ島の全体地図が載っていて、ギリシャ語で何やら書かれている。
観光地ならではのサービスなのかな。

またさらに兄ちゃんが飛んできてオーダーを聞いてきた。

観光地なだけあって、若干高いのだが、仕方ない。
ワインをデキャンタで注文。

一人で一本飲むのもなんか淋しいじゃないか。

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「パンは居る??」

「はい!お願いします!」

どうせならパスタとかよりもギリシャらしいものを食べたい。

メニューの中に面白いものを見つけたのでそちらをオーダー。

「サントリーニサラダ」

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フェタチーズとブラックやグリーンオリーブがてんこ盛り。

THE GREECEって感じ。

トマトがゴロゴロでオリーブオイルがベタベタ。

It's GREECEって感じ。

普通は『グリークサラダ』って料理で提供してるからサントリーニサラダは特別なのかなって思いました。

写真撮れたけど、フラッシュ焚きたくないじゃないですか?

いかにも「観光客です」っていうの?
嫌じゃないですか。
一人で来てる事自体「観光客ですねん」って言ってるようなもんだけど。

だから頑張ってナイトモードで撮っちゃみたんだけど、ナイトモードって固定しないと絶対ぶれるんですよ。

で、何が言いたいかっていうと、この料理、アリエヘンクライデカーイんです。

ほぼ、4人前。

最初の一口は美味かったですよ。

トマトの甘みとフェタの酸味とオリーブの塩気と円やかさっていうの?
疲れた胃にはもってこいの一品。

でも1人前でいいのね。

4人前持ってこられたら、アゴも疲れんのよ。

トマト何個分?!みたいな。

おいたん、半泣き状態でサラダ頬張るの初めて。

食には敬意を払ってる方だから、絶対残したくないんすよ。

おかしいと思ったんだよな、サラダの中で一番値段が高かったんです。

俺もそれだけ『サントリーニサラダ』ってもんが、特別に美味しいもんだと思ったんだよ。

ありえねーよ。

おらぁ、ベジタリアンかっつーの。

サラダで腹膨らませたくなかったので、
半分置いて残して、次の料理が来た時に挑戦しようと思って。

ギリシャと言えば、『ムサカ』でしょう。
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ジャガイモと挽き肉とナスとクリームソースのラザニアみたいなもの。

ガイドブックではもう美味そうで美味そうで、見た時は腹がはち切れてもいいと思ってた。

実際は、胃袋崩壊寸前

でも、美味いんですよ。

腹がいっぱいでも美味しいものって本当に美味しいと思うんです。

確かにギットギトなんですよね。

付き合わせのドデカイウリ科。
ズッキーニかと思ったけど、間違いなくあの食感はキュウリ。

あんなにデカイキュウリを食べたのは初めて。

手のひら大です。

ムサカのしつこさを抑える役割なんだろうな。

キュウリとムサカ、まだ残ってるサントリーニサラダ。

全てが堪らなく美味しいんです。

でも半分辺りから、手が震えちゃって。震えちゃって。

なんで、一人フードファイトしなきゃなんねーのって。

とりあえず、ワインで流し込みました。

自分が座るテーブルの周りはカップルばっかだし。

話しかけにくいんだよな。

英語もろくに話せねーし、何はなして言いかわかんねーよ。

孤食極まりねぇ。

すると、大型犬がご飯欲しさに迷い込んできた。

「お前も一人で淋しいんだね。さぁパトラッシュ、僕のパンを半分あげるよ。」

「ウォン!!」

「あはは、おいしいかい?僕もこんなにおいしいパンを食べたのは初めてだよ。」

「ウォン!ウォン!!クーン。」

「ダメだよ、パトラッシュ。僕はもう、持ってないんだ。」

「クーン。クーン。」

「パトラッシュー・・・・そうだ、この指輪を・・・・お母さんの指輪を売れば・・・・。」

「かったりーな、早く、売っちまえよ、チビ。おらぁ、腹減ってんだよ。」

「え?・・・えぇぇぇぇ?!パトラッシュ?!えぇぇぇぇぇ・・・・??」

・・・・・・・・なに、この展開。

違う違う。

迷い込んできたワンコは兄ちゃんに怒られて、出て行っちゃいました。

俺がこんなに満腹なのに、ゴメンよ、パトラッシュ。
でも僕、白目向いてちゃんと全部食べたよ。
一切れもパン食べなかったから、本当にあげれば良かったかな。
ダメダメ。そこが観光客の無責任なところやで。

でも本当に人間慣れしてる大型犬がわんさかいました。

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店の名前が分らなくて写真に収めたけど、読み方分らないんです。
なんて読むか分りますか?
有名なスカラレストランの隣です。
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by unntama01 | 2008-02-10 00:14 | GREECE ~旅行記~
太陽が沈むと、イアの町は本格的に賑わい始めた。

お土産屋とかレストラン。

日が沈む時間が遅いとやっぱりギリシャの夜は長いのだろうな。
ミコノスと同じだ。


時間は9時。

折角イアという場所に来たのだから、一通り歩いてみることに。

ガイドブックにも町の紹介は殆ど書かれていないので、ほぼ手探り状態。

だが、ミコノスと決定的な違い。

ココに居る観光客の割合

家族連れ30%
シルバー団体25%
カップル(ハネムーン?)40%
若者5%

ものっ凄い、のんびりムード。

パノスが言っていた意味がようやく分かった。

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月の光と町の明かりがイアの白い建物に反射して何処を撮っても幻想的に映し出される。

やっぱり、サントリーニの名物といえば青い屋根の協会。

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町の観光客は夕陽目当てもあって、立派なカメラを持ち歩いている人が多い。

俺もこの風景を撮る為に新しくデジカメを新調した。

町全体が撮影会みたいになっているので、カメラ小僧の俺も何処を撮っても恥ずかしいとも思わない。

一人で居ると写真しかすることないから。

自分が撮る時は待ってくれたり、相手が撮ろうとしている時は待ったり。

ほんと、色んな人が色んな角度で撮ろうと励んでいる。

良いアングルと教えて貰ったりと、自分が良いなと思った場所には誰かが同じように撮ったり。

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俺はこの写真が一番好き。
サントリーニで撮った写真の中で一番。

月が海に反射して、イアの町が真っ白で。

夕陽が海に沈もうとしている時に出来る光を「サンロード」というけど、

コレはまさに「ムーンロード」

そこにたまたま居た船。

遠くから見ると小さな模型のようだ。

夜景モードもこんなに綺麗に写るもんなんだな。

イアの町を写しに写して、色んな所を散策してある事に気が付いた。

ココはとにかく大型犬が多い。

飼われているのか、野犬なのか。

ミコノスでは何処にでもネコがいたのだが、サントリーニでは犬。

柴犬のような中型ならまだ戦えそうなのだが、ドーベルマンのような真っ黒なデカイ犬が普通に町を横切るのだ。

戦ったら絶対、アイアムレジェンドもしくはバイオハザード並みにグロいことになりそうだ。

人間慣れしているようで、被害はなさそうなのだが、如何せん慣れてない人には恐ろしい場所かもしれない。

戦おうとする自分も自分だが。



月夜に写る教会を撮ろうとした俺。

「結構良い写真が撮れたじゃねーか。」と良く見ると、

出現率の高いワンコも必ず入ってしまうのでした。

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屋根に寝そべる気の緩んだゴールデンレトリバー。
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by unntama01 | 2008-02-02 18:01 | GREECE ~旅行記~
太陽神アポロン
弓矢、音楽、芸術、医術、家畜、予言の神ともされている。


月の女神アルテミス
動物の多産、繁殖、また狩猟として動物達の神とされている。


二人はゼウスとレトの間に双子として産まれた。
その場所はミコノス島のすぐそばのデロス島。

海の神ポセイドンの助けによって、大陸でもない日の当たらない場所で生まれた。

ギリシャ神話の1フレーズ。

太陽神の御加護に守られ、今こうしてサントリーニまでやって来ることが出来ました。

世界でも最も夕陽が美しく見れる、この場所でいつも眺める太陽とはまた違う思いで眺めた。

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くっきりとした真っ赤な太陽。

壮大な絶景。



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時間と共に、その光も幕を閉じようとしていた。


その瞬間を瞬き一つせず、目に焼き付ける為に。



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パチパチパチパチパチ・・・・・!!!

辺りに居た観客達が自然と手を叩き、その感動を噛締めているようだった。

日本に居る時でも建物の中に居て、気が付くと辺りが真っ暗。

「もう夜やねー。」

ただ、時間の経過でしか感じていなかった太陽の光。

奇跡的に生物が快適に過ごせる距離に地球が出来、何億年も前から当たり前のようにある太陽。

銀河系で自らガスを発し、轟々と燃え盛る星は太陽くらいなものだろう。

そう考えると、とても貴重な存在。

大昔の人が太陽神として崇めた気持ちも分かる。

太陽は何も悪くない。

地球に住む自分達が自分達の星を駄目にしている。

太陽は休まず働いているだけ。

その強すぎる太陽の力をもっと快適にするのも自分達。

太陽をじっと眺めていると、自分が今意思をもってこの場に立っている事に幸福感を覚える。

今日も一日アポロンさんありがとうございました。




ふと、振り返る。

遠くの空で、煌びやかにやわらかく輝いているモノに驚いた。

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満月だ!!

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こんな偶然があって良いのか?!

完璧な満月。

ミコノスでパルポルティアニ協会の夜景を撮影している時に、月の光が綺麗だとは思っていたが、ココで満月になるなんて考えてもみなかった。

特に、空だ太陽だと人より無駄に『自然』に感動する俺にとって、こんなにも最高なシチュエーションは無い!!

太陽と月に挟まれたサントリーニ島。

空を人一倍見ているから分かる。
月は1日でも過ぎるとその完璧な円状を見る事が出来ない。

予定通りサントリーニ島に来ていたらこんなにも素晴らしいタイミングになる事は無かった。

本当に最高だ!!

ギリシャ神話に出てくるロマンティックな描写がまさか現実に目の前に現れるなんて。


まさに双子のアポロンとアルテミスだよ。


ギリシャに住んでいた大昔の人はこのような景色を毎日見ていたから、あんなにロマン溢れる物語を考え付いたのかもしれない。

夕陽だけを見に来た俺にとって、こんなに嬉しいおまけ、いや幸運が舞い込むとは。
この先の幸運全て持っていかれたのかもな。

しかし、計算すればこのようなシチュエーションは必ず訪れる事が出来る。

サントリーニの夕陽も雲が少しでもあると、地平線に太陽が消える絶景を見る事が出来ない。
月の周期を知っていても、天気ばかりはどうにもならないからな・・・。

サントリーニ島に行くなら必ず満月の周期を調べた方が良い。

ギリシャの島々は白い建物が多い。
特にサントリーニ、ミコノス。

その白さに月の光が反射すると、どうなるか・・・・・。

次回の写真をお楽しみに。

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by unntama01 | 2008-01-31 21:48 | GREECE ~旅行記~
スーツケースに鍵を掛け、ダッシュでホテルを出る。

暑いからサンダルにしたのは良いが、メチャクチャ走りにくい。

もう、何処でも彼処でも走ってるんです。
海外くらい、落ち着いて行動しようぜ、とも思うのですが。

やっと繁華街に差し掛かった時、

ブッブ~~~。

行き先には“OIA”と。

あ・・・・あ゛ぁぁぁぁぁっ・・・・・!!!

バスは無惨にも俺の横を走り抜ける。

時計を確認すると、丁度6:30だったのだ。

なんで~?!

ギリシャなんだからもっとゆったり行こうぜぇ~??

(すでに常識外れの感覚。)

今まで船や電車やバス、全て時間通りに動いている。

意外とちゃんとしているんです、ギリシャ。

次のバスまで30分待たなければならないと思っていたが、この時間帯はイアに行く人が多い為、すぐにも次のバスが来た。
時間表には書かれていない。
その辺アバウトみたいだ。

予定通り、憧れの夕日を見に行けると言う事で、もう楽しみで仕方ない。

空は薄暗く、群青がかっていた。

15分後、バスは発車しイアに向かう。

窓から見る風景も見逃すまいと目を見開いていたのだが、
気が付くとガラス窓にべっとり顔を貼り付けて寝てしまっていた。

外から見たら、もの凄く怖いことになってただろうな。

イアで最も綺麗に見えるスポットがあるのだが、行き方はガイドブックを見るのみ。

ギリシャに行く前にサントリーニについて色々リサーチしていたのだが、着いて右も左も分からないとなると、夕日を見る前に迷子になってしまう。

ガイドブックに書かれた通り、人の流れに付いて行く方が無難だと行動した。

ユースホステルの看板を目指し、協会の青い屋根を目指し、細い道を歩いてくとガイドブックに書いてあり、暗記していたら本当にその通りの道なりに行くと、段々人がごった返してきた。

一緒に居た、老人会の方々も俺の後を必至で付いてくる。

本当に人気スポットなんだな。
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遠くから白い建物が見えていたが、近くで見ると面白いペイントや建物の作りがまるで迷路のようだ。

崖に家を建て、穴に生活していると聞いていたが、本当にお隣さんが自分の家の上に位置するという、奇妙な作り。

まるで、オモチャ箱。

青年達は勝手に人の家の屋根の上に上り、自分が一番良い絶景場所を探す。

俺も一緒になって上って、「ココじゃないなぁ、この上か?!、ココはあの建物が邪魔か。」
と、どんどんどんどん上に上がっていく。

結局、観光客が集まる最東端に達した。

そこは崖に群がるカモメのように人で埋め尽くされている。

この光景に若干、引く

だって、もっと森を抜けて一人だけの特別な場所的な感覚で夕陽を見たいじゃないか。

それが、我が我がと陣取りに忙しく、夕陽どころじゃねーんだもん。

斯く言う俺も、若い身体能力を生かして、少しでも人が目に付かない場所に行こうと、高い位置に登り詰める。

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とにかく人が多いのだが、なんだかこの感覚は映画のラストシーンをみんなで見ている感覚に似ている。
そう思うと、みんなで共有するこの空間に一体感を覚える。

上に登ろうと必死な人の手を差し伸べたり、場所を少し譲ったり。

良く見ると、なんだか良い光景だ。

夕陽の反対側は自分達が来たフィラの町並みと手前がイアの町並み。

俺が求めていた白い建物はココだった。

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後は、夕陽が沈むのを待つだけ。

時間は19時30分を過ぎた所。
時間的には丁度良い頃合。

ミコノスを出て、ここまで辿り着く時間配分、完璧!!
ギリシャの日没も完璧。

ミコノスで見た夕日に映える白い建物も良いけど、地平線に消えていく太陽を見るのは産まれて初めて。

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ただ、みんなとジッと待つだけだ。
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by unntama01 | 2008-01-31 00:38 | GREECE ~旅行記~
サントリーニ島もミコノス同様、閑散としているが緑は多いようだ。

青と白のイメージだけでやって来た訳だが、島を支える黒い岩から農家の緑。
全てが青と白だとさすがに怖い。
しかしこれだけ黒々しくしているのも、少し残念。

外の景色に少しずつ店舗が見え始めると、フィラのバス停留所に辿り着いた。

乗客は次々と降りていく。

俺も降りて、荷物を受け取る。

・・・・・・・・・。






えーっと、
  どっちがどっち??


北が分ったところで、ホテルの場所が分るわけでもない。

他の乗客は四方八方に散らばるし、バスから降りるとすでに迷子状態。

ガイドブックを手に取るが、今一自分が居る場所が分らない。

「えぇ??ここが、バス停やろ???この坂の上上がった所がメイン通り??」

とにかく立っていても目的地に辿り着かない。

『あ!そうや!ホテルの地図もあったっけ!!コピーしとってん、俺♪』


・・・・・・・・・・・・・・・・。


ホテルの案内地図がコレ↓
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余計わかりにくいわっ!

紙切れにキレる。

出発前にイアに行く為のバスの時間を確認する。

“6:30”

「よし、このバスに乗ればあの世界で一番綺麗な夕陽を!!」

気持ちが高ぶる。

とにかく坂を上がれば店が多い。
なんとかなるはず。

いつもは旅行しても送迎バスがあったり、タクシーだったりとにかくホテルまでは駅から直行だった。

こうやって荷物を持って歩き回るなんて思ってもみなかった。

誰かのブログにも俺が行くホテルは簡単に見つかると書いてあったし、安心しきっていたのだ。

Santorini-Hostel

一泊27ユーロという格安。
ユースホステルだから当たり前なのだが。

地図の説明も
Fira Centre, Traditional Settlement Kontochori Next to the main street to Oia, 200 meters From Fira Square ,Santorini Island Santorini Island 84700, Greece

道一本隔てた場所。
簡単だと思うじゃないか。

しかし場所が分っても、対になる場所の方向が分らなければ意味が無い。

この坂道をずっと登っていくのか??
とにかくひたすら坂を上ると、一軒の旅行会社を発見した。

「おおぉぉ!!ココで聞こう!!」

旅行会社に入ると電話をしながら忙しそうにしているおじさんが居た。

「うゎ・・・・、また感じ悪いんちゃうん・・・。」

すると、電話を切り丁寧な口調で「ご用件はなんですか??」と尋ねてくれた。

お、素敵やん?

「あの・・・、サントリーニホステルって所に行きたいのですが・・・。」

「ん??サントリーニホステル??」

地図を見せると「あぁ!」と言って「いいですか??この道をまっすぐ行って、右に曲がればすぐにありますよ。」

「タクシーで行った方が良いですか??」

「いやいや、すぐに着きますよ。大丈夫です。」

「そうですか!ありがとうございます!ヤスゥ!」

やっぱり簡単やん!
この道真っ直ぐやな!

ハチ切れそうな気持ちも楽になって、ひたすら言われた道を真っ直ぐ歩いた。
説明でも広場から200メートルくらいだと書いていたし。

ガラガラ・・・・・。

「お、パン屋さん発見。」

ガラガラガラ・・・・・。

「レーストラーン。あー喉渇いたな・・・。」

ガラガラガラガラガラ・・・・・・・。

「っかしーなー、看板無くね??」

ガラガラガラガラガラガラガラガラガラ・・・・・・・。

「絶対、こっち違うんちゃうん??」

段々、不安が募る。
すでに200メートルはゆうに超えていたのだ。

また旅行会社があった。

旅行会社に入ると、カメニ島の案内もしてある。
ホットスプリング(温泉)の事も聞きたかった。

それよりもまずはホテルだ。

「あの、このホテルに行きたいんですけど・・・。」

「あぁ、この道を真っ直ぐ行って右に曲がるの。レンタカーがあるからすぐ分かるわ!」

「そうですか・・・。(さっきも同じ事聞いたんだけどな・・・。)ありがとうございます。ところで、カメニ島に行くにはココで申し込みをするんですか??」

「ええ、そうよ。いつ行くの??」

「明日行こうと思うんですけど・・・。」

「OK!どのプランにする?」

お姉さんは丁寧にパンフレットを広げて説明してくれた。

俺は時間の関係上、ホットスプリングに行けるコースのみをお願いした。

「じゃあ、明日の11時にもう一度来てね。チケット発行するから。」

「ありがとうございます。ヤスゥ。」

やはり、この道で合っているみたいだ。

でも、なんか煮え切らない。
この先を見ても段々店が少なくなっていくのだ。

近くの売店で水を購入し、さらに坂を上っていく。

段々道も狭くなってくるし、店も明らかに少なくなっている。

若干、泣きそう。

「いつになったら、ホテルに着くんだよ・・・。夕陽に間に合わないじゃないか・・・。」

道なりにレンタカーはたくさんあるのだが、どれが目印のレンタカーなのかも分からない。

そんな絶望の心境も露知らず、レンタカーの店員は道路を隔てて大声で叫ぶ

おーい!兄ちゃん!!車のらねーかー?!

俺は笑顔に怒りマークを付けて断った。

安くするからさー!!

「いや、いいです。(怒)
 ってか、ホテル探してるんですけど、ココ知りませんか??」

「あー、わかんねーなー。俺、ココの人間じゃねーから。
 そこに座ってるじーさんに聞いてみろよ?」

「あ、どーもー。」

おじいさんが俺達のやり取りを見ていたので、若干分かっているのか、希望が持てた。

「あの・・・・。」

話しかけた途端。

オヒ!!」(NO!!)

えぇぇぇぇ・・・・・。

完全シャットアウト。

サントリーニ島の崖の上から突き落とされた気分。

トドメを刺されて、さらに進む。

「この曲がった所??」

このまま進んでも永遠に歩きそうだったので、それらしき道を曲がってみた。

すると、お酒屋さんがあり、お兄さんが荷物を運んでいた。

もう、わらにもすがる状態でとにかく誰にでも問い掛けていた。

「え??・・・・えー・・・・。」

お兄さんは英語が話せないらしく、店に入って行った。

すると、ロン毛を一括りにしたダンディなおじさんが出てきた。

「何処に行きたいんだい?」

俺は地図を渡した。

「うーん、この近くだね。俺もちょっと分からないから、電話してあげるよ。番号分かる??」

「はい!」

なんて親切なんだ!サントリーニ島名物のスイートワインはココで買う事に決定!!

おじさんは電話を掛け、ギリシャ語で道を尋ねているみたいだった。

「ふぅ、これでなんとかなるかな・・・。」

すると、段々口調がきつくなっている事が伺える。

「え?・・・ちょ、何?どうしたん・・・?!」

さらにさらに、怒鳴りだした。

「な、何話してんの?!」

最終的には怒って、電話を切った。

「えぇぇぇぇ?!なんで、この人怒ってんすかー???」

おじさんは若干興奮しながら説明してくれた。

「なんて奴だ!君がこんなに困っているのに、車をよこさないなんて!(ネットにピックアップなしと書いてたんですよ・・・。)普通、ホテルなら送り迎えしてくれるよな?!(すいません、無いんです・・・。)このホテルは最悪だ!もっと他にも良い所あるのに、なんでこんな所を選んだんだい?(安いからぁ・・・)君も災難だね。とにかく、この男に迎えに来るように言っておいたから、この道を歩いていくと良いよ。多分、その男が待ってると思うから。良い旅にするんだよ?」

「・・・・・・あ!はい!どうもご親切にありがとうございます・・・・、あのお土産にワインを買おうと思ってるんです。是非ここで買わせて下さい!」

「いやいや、いいよ!また荷物が重くなるだろう?当然のことをしたまでだよ。早く行きなさい。ホテルの人間が待ってるよ。」

感動して泣きそうになった。

「あの、本当にありがとうございます!ありがとうございます!!」

荷物を抱え込み、石畳の坂道を駆け下りた。

元の道路に戻り、また同じ道を進む。

するとすぐにこちらを見ている兄ちゃんが居る事に気が付く。

「あ、あの!!」

俺が叫ぶと向こうも悟ったようで、こちらに駆け出してきた。

「ウンタマさんかい?」

「はい!すいません。本当は昨日伺うはずだったんですけど。」

「てっきり来ないのかと思ったよ。とにかく着いて良かった。」

兄ちゃんは俺の荷物を持ち、ホテルに向かった。

ホテルと言っても、民家と同じように並んでいて、何処からがホテルで何処からが民家なのか分からない。

確かに道路の坂を上がって右側に曲がったところだが、その道も下り坂になっていて、知らなければ分かるわけが無い。
本当に延々と歩き続け、イアに辿り着くところだった。
結局、バス停から約1キロは離れていたな。

「昨日、宿泊していないけど、料金が発生してしまうんだ。キャンセルは7日前だからね・・・。良いかい?」

「はい。仕方ないですね。」

ここでも料金はキャッシュ払い。

やはり、安いホステルはこのような形式になっているのかと学ぶ。
(が、このホテルは後日カード払いの請求が来たんだ!!どうなってんだ!?二度とサントリーニ来てもこのホテルに泊まらねぇぞ!!)

「コーラとスプライト、ファンタ、オレンジジュース、何が良い??」

「はぇ?」

「サービスなんだ。好きな飲み物をそこの部屋から飲んで良いからね。朝食は7時から。そこのテラスでバイキング形式だから。」

「はい・・・。じゃあ、ファンタで。」

兄ちゃんは鍵とファンタオレンジを持って、部屋に案内してくれた。

誰かのブログでは人が少なくて、本当は4人部屋だったけど、同じ料金で1人部屋に案内してくれた。なんていいホテルなんだ!と書いていた。

確かに写真では

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外観も間違っていない
(じゃっかん、美化されてはいるけど。)

淡い希望を抱きながら後を付いていくが、この綺麗な場所から離れて行き、日陰に入りさらには窓一つ無い部屋に連れて行かれる・・・。

「ココが君の部屋。」

鍵を渡され、兄ちゃんは去っていった。

写真とはえらい違い。

ま、安いし、寝るだけだと考えていたし、それは仕方ないか。
何でもかんでも上手く行くはずがないよ。

鍵を差し込んだが、中は開いているようだ。

初めてのユースホステル。
知らない誰かと泊まるのはローマで迷子になった依頼だ。

中に入ると、上半身裸の見た感じ30代後半の人が本を読んでいた。

「初めまして。ウンタマって言います。日本から来ました!」

「やぁ・・・初めまして。」

なんだか、乗り気でもない。
名前は忘れてしまったが、オーストラリアから旅行で来ているらしい。
(またオーストラリア。)

「あの、ここのベッド使っても良いですか?」

「あぁ、もちろん。」

特に干渉するでもなく、おじさんは本を読み続けた。

沈黙。

「僕、今から夕陽見に行くんですよねー!もう見ました??」

「いや、明日行こうと思ってるんだ。」

「あ、そうですかー・・・・。」

沈黙。

(この空気は話しかけるなって事?!こういう場所ってこういう出会いを大切にする場所じゃないのか?!なんなんだ、この人??暗いぞー!!)

それ以降、話しかけることもなく、どろどろに汗をかいた俺はシャワーを浴びる事にした。

シャワールームはカーテンもなく、1メートル四方の洗濯機を置くようなスペースにシャワーのノズルが掛かっているだけ。

(おぉーっと、これぞ格安ホステル!!最小限のコストで成り立っとりますなぁー!!)

初めて見る、シャワーにテンション上がる。

(でも、これどうやって浴びるんだ??)

試行錯誤した結果、体操座りで水が飛び跳ねないようにそーっと浴びる事を提案。

(体操座りとか、ありえねー♪♪)

バスルームで一人テンション上昇。

ミコノスからずっと移動しっぱなしだったから、かなり疲れた。

だがしかし、明日の夕方にはもうココを去らなければならない。
サントリーニを満喫するには今から行動するのだ!!!

ミコノスで乗れなかったバギーにまたがってレッドビーチまで行って朝日見るだろう??
ワイン工場行きたかったけど、時間無いからカメニ島行ってホットスプリングに浸かる!
買い物して、エージアン航空でアテネや!

すでに頭の中は予定だらけ。

早速、乗り遅れそうで、焦る。

まさかこんなに遠いとは思ってもみなかったもんな。

たくさんのギリシャの方々、どうもありがとうざいました!!

そして、キャッシュで請求してきたグリーク、地獄へ行ってしまえ。
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by unntama01 | 2008-01-27 18:39 | GREECE ~旅行記~