やりたいようにやる。そう自己満足。日々変わっていく考え方がやけに面白い。


by unntama01
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カテゴリ:NY ~旅行記~( 62 )

無事機内に乗り込み、サンフランシスコの超短い滞在に涙を飲みながら窓からの景色を見送った。見えるはずの無いゴールデンゲートブリッジを探しながら・・・。

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ニューヨークで大災害に見舞われ、ここでも大変な大騒ぎになったとお互いに「大変な旅やったな」と思い出話をしていると・・・

おばさん 「ニューヨーク行ってはったん??」

ひとつ前の席のおばさんが話し掛けてきた。

俺 「え?あ・・・、はい。」

おばさん 「大変やったでしょ?!」
俺     「えぇ。まぁ・・・。」

えらい、ノリのいいおばさんだ。

おばさん 「あたしたち一昨日の晩、空港閉鎖されて帰れなかったのよ!!」
俺     「え?!そうなんですか?・・・えっ?じゃあ、今?」
おばさん 「そうよ!!仕方なくもう2日泊まる事になったのよ!!お陰で、綺麗な夜景をエンパイヤで見れたの!お兄さんは見に行った??」
俺     「はい!綺麗でしたよね!・・・え?あれ?じゃあ、昨日僕たちあってたかも知れないですね!」
おばさん 「そうなの?!」

となりにいたおばさん2が・・・

おばさん2 「違うわよぉ。あたしたちが行ったのはロックフェラー。昼間に登ったのが、エンパイヤよぉ。」

あ・・・そうですか。

おばさん1 「あなた達は大丈夫だったの?」

俺     「え?・・・僕らは予定通りに、今日帰りなんですよ。」
おばさん 「えぇ!そうなの?!いいわねぇ!あなたたちラッキーよ!!もうあたしたちなんかねぇ!!・・・・・・」

おばさんのマシンガントークが炸裂し、俺はMと苦笑いを浮かべながらひたすら話を聞く羽目になった・・・。
こんなところで、大阪のおばちゃんパワーを見せ付けられるなんて・・・。
今まで外国人に囲まれていた所為か、日本人に囲まれると調子が狂う。
さすが、何にもなびかない大阪のおばちゃん。

でも良く考えたら、本当にラッキーだったんだと思う。

その日の計画は上手くいかなかったかも知れないけど、
普通にニューヨークへ行けて、無事到着して、
1日目は自由の女神を殆どロスタイム無く見れて、マンハッタンを歩き回ることが出来て、主要となる所を行く事ができた。
2日目に大雪に見舞われ、大変な目にはあったけど、夜には晴れてブルックリンへ行く事が出来た。
3日目も大雪で地面は最悪だったけど、快晴でキラキラした白銀のセントラルパークを見れて、
霧が懸念された夜も問題なくエンパイヤステートビルで夜景を楽しむ事が出来た。

おばさんの話を聞くと、大雪でエンパイヤも綺麗に観れなかったし、自由の女神も4時間近く待たされたらしい。町も広範囲の移動は難しく、散々だったと聞く。
挙句の果てには空港が閉鎖されて帰れずに2日間も滞在延長したんだとか。

こういう話を聞くと、いかに自分たちがラッキーであったか思い知らされる。

でも、おばさんたちは10日間の滞在だったんだ。
時間がたっぷりあったんだから俺たち以上に色んな所へ行けたと思う。
もし、俺たちにそんな不幸が舞い降りたら、絶望の3日間だったんだと思う。

俺たちの体力、行動力、決断力で3日間無事(?)乗り越えれたんだ。

帰りの機内ではお互いに疲れ果て、殆ど話しはしなかった。

Mはグッタリとシートに体を沈み込め、深い眠りに就いていた。
何度か来るサービスにも起きる事は無くグッタリと。

行きでは、「ニューヨークにカンパーイ!!」とか言って、飲みたくも無いビールを無理矢理飲ませるハイテンションぶりだったのに、今の姿は痛々しい・・・。
風邪と疲労で限界を超えている状態。

俺は大人しくオレンジジュースで一人「お疲れ様、俺」と呟いた。



そして寝たのか寝てないのか良くわからないフライトを10時間・・・・・


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関西空港に間もなく着く頃、Mは少しの元気を取り戻していた。

M 「ウンタマ!なぁ、見てん!!」

Mは窓の外に張り付いた氷の結晶に感動してちょっとはしゃぐ。
高度が下がって来たんか。
空気中の水分濃度が濃く、飛行機の速度で窓に結晶が出来たみたい。

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帰りの仕度を終え、降り立つのを待つ・・・・・。

窓の外はさっきまで凍りついていた結晶が水滴に変わり、分厚い雲を劈き(つんざき)、見慣れた空港が現れた。

空港に降り立つと周りは日本人だらけ。

無事荷物も日本に到着していた。

外に出て、無事帰ってきましたと、記念写真。
パンパンに腫れ上がった顔を記念に残す事が出来た。



Mとはココでお別れ。

互いのバス乗り場へと向かった。


時間は夕方5時。

俺たちがニューヨークへと旅立った時間も丁度この位の時間。

夕方の太陽が沈む時間。

あの時と同じ空を見た時、とても不思議な気分・・・・時間が止まっていたような気分になった。

空港に来た時と何も変わらない空港。
そして、同じように太陽が沈もうとしている。

ニューヨークへ行ったのは夢だったんじゃないか?・・・と・・・。

帰りのバスに揺られ、帰宅した。

家に着くと・・・

母 「あんた、帰れたの?!」

いや、今ココに居るやん。

父 「雪凄かったらしいやん!!」

俺 「うん。こっちでニュース流れたん??」

父 「いや、しらん。」

どないやねん。

父 「新聞には載ってたぞ!!」

俺 「へぇ・・・。それまだあるん?」

父 「あるある!凄いぞ!!観測史上初の積雪量や!!」

俺 「はぁ!!!?」

正確にはセントラルパークでの観測史上最高の高さ68cm。
一日で68cmもの雪が降ったというのだ。
そりゃ、空港も閉鎖されるわ。

大きな荷物を部屋に運び、とりあえずいきなりお土産披露会。

まず最初に一刻も早く開けなきゃいけない、「ケーキ!!」

Junior'sのチーズケーキ!!
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CafeRomaのケーキ!!
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マグノリアのカップケーキ!!
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ニューヨークを飛び越えて食されると思ってもみなかったケーキたち。
製造されてから24時間以上は超えているだろう。
しかも一定の温度に保たれていなかった。

・・・・・・・・・・・・・・・。

ま、大丈夫でしょ。

俺 「前も、持って帰って大丈夫やったもん。今よりもうちょっと暖かかったし、多分寒かったから大丈夫やで。」

母 「大丈夫大丈夫!!うわぁ♪楽しみね~♪みんなで、分け分けしましょ♪♪」


と、俺は一番気になっているマグノリアのカップケーキを取り出し、第一投目!!




!!!!!!!!!


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あんま"あああッ!!




絶叫!!

もぅー、ビックリした!!


一口で、水飲み干したわ!!
もう、メチャクチャ甘いのって絶叫でした。

甘いものには目が無い変わったメンズなんですけど、これにはビツクリした。


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もう、こんな感じ。


周りもそれを見兼ねたのか・・・。

「一口でええわ・・・。」

親父が一口頬張ると

「うわっ、こりゃ甘いわ!・・・なんか昔の中国のお菓子でこんなんあったなぁ・・・着色料たっぷりの!」

俺は調子に乗って8個も買ってきたんだ。

どうすんのよ、コレ。

責任持って2個は食べた。
妹の彼氏が甘いものが好きらしいので2個持っていって貰った。
残りは冷蔵庫・・・・。

ニューヨーカーには必須にマグノリアなのだが、俺はニューヨーカーの舌を疑った。
アメリカ人と日本人では舌の構造が違うんだ。
そう思うことにした。

続いて、チーズケーキ。

俺 「コレ!ニューヨークで一番美味しいって言われてるチーズケーキらしいよ!ニューヨークチーズケーキは有名やもんな!絶対美味しいはず!!」

名誉挽回に出たニューヨークチーズケーキ!!

果たして、お味は??




・・・・・・・・・・・・。


フンフン・・・・・。


んーーーーー・・・・。

うん。

ま、濃厚な。

うん。

・・・・・・・・・・・・・・・・・。



母 「あたし、モロゾフのチーズケーキの方が美味しいと思うわ。」




それ言っちゃダメでしょ!!




折角、名誉挽回のチャンスなのに、俺も同じ事思ってしまったよ!
俺が言っちゃあ、元も子もないもんな。

確かに濃厚で、まずくは無い!!
先ほどの甘さだけのケップケーキとは違う。(もう散々)
でも感動するほど美味しいと言う訳でもない!!

俺 「ちゃうねん!!こんなはずじゃないねん!!ニューヨーク美味しいはずやねん!!」

母 「ニューヨークって言っても食の街じゃないでしょ・・・?食やったらやっぱり日本の方が腕が上じゃない?」

言い返す言葉も無い。

確かに、ニューヨークで美味しかったって食べ物には殆ど巡り合う事が出来なかったんだ・・・。
エッサベーグルは美味しかったけど・・・。

そして最後に食べた、なんとなく感じが良かった店に入って買った衝動買いケーキが一番美味しかった・・・。

母も、妹も「これどこのケーキ?!これ一番美味しいじゃない!!」

大喜び。

Cafe Roma・・・。
あなたの店がウチではニューヨークに輝きました。


ケーキも別に腐った味はせず、美味しく(?)頂きました。
だから、大丈夫なんだって!
夏場だったらさすがに考えたけどね。
お腹も壊してないし!
M家に持って行けば良かったかな?

本当はここにクリスピークリームも持って帰るつもりだったんだけど、見つからなかったのは仕方が無い。
いつか絶対食べてやる。

そして、家族それぞれにお土産を・・・

父にはパンツ
母にはトレーナー
妹には小さいバック
兄にもパンツ(H&Mのツルツルおパンツ)
姉にはTシャツ

それぞれニューヨークとはなんの関係も無い品々に家族はなんの疑いも見せず喜んでくれた。


・・・・・・・・・・・・・。


これでいいのか?!


ま、いっか。

全部センチュリー21で買ったって事に意義があるんだから!

さすがに疲れた俺は、部屋に戻り荷物の片付けをした。
自分へのお土産の多さにビックリした。
殆ど服!!

次回、旅行する時は、スーツケース半分空と言わずに全部空にした方が良いんじゃないか?!

次は迷惑を掛けないようにしないとな。

恐ろしい数の荷物を、友達に配るお土産へと小分けし、なんとか整理できた。

Mから電話だ。

M 「着いた??」
俺 「ぁあん。いま、片付けてるところ。」
M 「大雪の話結構おっきいニュースになってたみたいやな!」
俺 「らしいなぁ。俺ら普通にはしゃいでたな!」
M 「うちの親、もう心配で心配で、えらい騒ぎになっててんて。」
俺 「はは・・・。そうなんや。」

M 「いやー、大変でしたな、ウンタマさん!」
俺 「なぁー。大変やったなぁ。体調は大丈夫なんか?」
M 「んぁ、まぁ、ちょっとは精神的に落ち着いたからな。もう、寝て万全な体制に整えるわ。これで会社休まれへんもんな。」
俺 「俺、明日から仕事~。結構、平気かも。」
M 「さすがやな。・・・じゃあ、寝ますか!」
俺 「あぁ、お疲れさん!!また写真とかの話しよな。」
M 「うん、わかった!お疲れ!!」

Mも無事家に到着。
コレで、俺たちの旅行は無事終える事が出来た。


・・・・・・・・・・・・・・・・。


テレビを付けてみる。

何も変わってないいつもの番組。

多量の荷物を目の前にしてもニューヨークへ行ったことが夢のように思える。

自分の部屋。
いつもと同じベッド。
当たり前に居る家族。
普通に明日仕事。

何も変わらぬ日常。

普通に普段している行動と何の変りも無い。

俺は何を期待してたのだろう?
何か変えたかったのか?
この旅で得たモノってなんだ??

楽しかった。
色んなモノをみた。
様々な経験をした。
目には見えないけど、たくさんの記憶が残っている。

海外という別世界に身を投じた事で、自分が別の住人になったという錯覚を起こすようだ。

でも自分は何も変わってない。
ただ、ニューヨークという土地を訪れただけ。

じゃあ、なんで海外旅行がしたいと思うのか?

海外は特別な気分にさせてくれる。

全てが見た事の無いもの。
全てが新鮮。

日本という島国で育った遺伝子がそう思わせているのか?
人種も文化も考え方も違う。

そこに求めている物があるんだ。
それを得た時に初めて達成感がある。

だから海外旅行へ行きたいと思う。
そして、訪れた町は自分のホームタウンだと思える。

最初、なぜニューヨークへ行きたいか自分でも分からなかった。
でもキッカケはなんだっていいんだ。
sex and the city(海外ドラマ) にしろ、世界の縮図にしろ、セレブごっこしたいにしろ。

多分どこの国に行っても、同じ事思えるんじゃないかな?

ただ自分がその国の情報を知らないだけ。

今行きたい国はたくさんある。

ギリシャ、カナダ、オーストラリア、イタリア、スペイン、メキシコ・・・・
それは多少、情報があるから。

もっともっと自分に合った国があるかも知れない。
だから日本国を飛び出したいと思う。

経済的に難しいけど、自分は生きてる限り、色んな国に行ってみたいと思う。

今回の旅はまだまだ序の口!

もっと、色んな事を知りたい!


~ニューヨーク旅行記~

最初から最後までの人。
途中から見てくれた人も初めて見てくれた人も、こんな長々しくて纏まりの無い日記を読んでくいれてどうもありがとうございます!
毎回毎回コメント凄く嬉しかったです!
どうやらこの旅行記についてはこの回で終わってしまうようです。

次の国はどこだろう?
というか、行けるのか??
何が起こるか解らないウンタマ旅行記。

俺の旅はまだ終わってないみたいです!!



長い間、御愛読ありがとうございました!!

次回からは日常のどーーーーーーーーーーでもいい話を
また長ーーーーーーーーく話すと思うので、
まま、
付き合って下さいよ。

ではでは!!
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by unntama01 | 2006-08-25 20:38 | NY ~旅行記~
ニューヨークからサンフランシスコへ
そこから乗り継いで日本へ帰る俺達。

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サンフランシスコは去年Mの有り得ない強運で勝ち取ったホテル宿泊権を行使し、滞在時間24時間となかったにも関わらず、観光した懐かしい場所だ。

ただ乗り継ぎにしてもやっぱり一度来た町は、ホームタウンと思えてしまう。

サンフランシスコまで約4時間のフライト。

飛行機に乗るとまず必ずしなければならないのは、隣の人と仲良くなる事!
コレを怠ったら、俺みたいになります。
でないと、トイレに行くとき、荷物を取るとき、感じの悪い人ならうっとうしく思うでしょ?
でも仲良くなれば、少しくらいに迷惑も「No problem」な訳ですよ。

基本的にフレンドリー精神旺盛な俺はそこらへん自分でも問題ないと思っていたのだが、今回は失敗してしまった。

軽く声をかけ、ニッコリ微笑めば良いものを、何故かその時それが出来ず、無言で座ってしまった。

両サイドから声を掛けて貰う事無く、飛び立つ飛行機・・・・。

小さな飛行機なので映画が無い。
疲れていたので寝ることにした。

・・・・・・。

・・・・・・。

寝れない。

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窓際には大男が気持ち良さそうに寝入って、通路側に居るおばさんは有料のランチボックスを開け、クチャクチャとお食事。
真中には小心者のオリエンタル少年。

端から見たら異様な光景だったろう。
しかも無言。

どっちにももたれられないし、肩身が狭い。
それでも何とかタオルを顔に巻き、とにかく自分の世界へ不思議の国のアリス張りに深い眠りに就いた。

・・・・・・。

・・・・・・。

・・・・・・。

・・・・・・。




ビクッ!!!


俺 (んぁっ!!)

何の夢を見たのか、トランプ兵隊に追い掛け回されてたのか、体が反応して飛び上がった!!
(良くあるでしょ?高い所から落ちる夢を見た時、体がビクッ!ってなる奴!)

そんな俺に驚いて左右から痛い視線を感じるっ!

俺 (うわぁ・・・めっちゃ恥かしいんですけどぉ・・・・。)

俺は何も無かったかのように、出来る限りの無表情で、無理矢理寝入る・・・・。
Mに助けを請いたいけど4列後ろでスヤスヤ幸せそうに寝ている。

なんの変哲も無いフライトなのに、なんでこうも居心地が悪いのか。
ま、でもコレが同じ飛行機に乗る乗客の醍醐味だと思えば良いか。
と、こういう事になる訳です。


飲み物のサービスが来た。

英語を苦手とする俺は結構、自信が無い。
基本的に「orange juice please」だけでいいのだが、隣の大男さんが

「Could I have a orange juice?」

を、一つの単語を言ったようにメチャクチャ早い英語で言ったのだ。

「クダイハヴァオゥェジュース?」

ネイティブ発音ならどんなに早くても聞き取れるんだろう。
CAは「Sure」とにっこり笑ってオレンジジュースを差し出す。
ネイティブだから当たり前だけど、やっぱ丁寧に言いたかったらこういう風に言いたいもんだ。

俺も調子に乗って言ってみた。

「クッドゥアイハヴァオゥェンジュース??」

CAまゆを一瞬しかめる。

・・・・・・・・駄目じゃん、俺。

でもオレンジジュースが聴こえたみたいで、ちゃんとオレンジジュースが出てきました。

でも今までこんな言い方をする人を見たこと無かったから、勉強になった。
大男で、図体はデカいけど、中身は丁寧なジェントルマン。
アメリカン魂を教えて貰えました。


1時間おきに目が覚め、寝たのか、寝てないのか良く分からない状態でサンフランシスコへ到着した。
隈や、浮腫み(むくみ)で腫れ上がった顔はさぞ恐ろしかっただろう。

Mに飛行機内のこの話をすると

M 「えー、そうなん?俺めっちゃ寝れたで!俺んところは、全然フレンドリー!俺が、くしゃみしてんやんか。そしたら両サイドから一斉に『breath you!!』(お大事に)って言われてん!」

俺 「えぇー!ええなぁ!めっちゃ良い感じやん!俺もくしゃみの一つでもしとけばよかったかな?・・・でもなんで?」

M 「んー、多分荷物乗っけるときに、おばさんに一言「sorry」って言ったからかな?」

やっぱりそうだ。仲良くなるにはタイミングときっかけが必要。
あと、感じよく振舞うこと。
短いフライトでも勉強になる事は多々あるという訳だ。

機内から外に出ると、ポカポカ陽気でニューヨークのあの極寒とは大違い!
さすが西海岸!年中殆ど気温は変わること無いというのが、羨ましい。

ココにSんやさんが今海外出張で来ている。
俺たちの先輩でありお兄さん。
このまま滞在して遊びたい気分だ。
・・・・それもまた叶わぬ願い・・・。
休暇日数とお金がない事を恨むぞ・・・。


建物の中に入り、時間は10時40分。

フライトが12時でかなり余裕がある。

懐かしいサンフランシスコの空港。

時間も余裕あるし、トイレに行ったり、免税店で買い忘れたものは無いか物色した。

俺 「あ!!このレストラン!!懐かしいな!ここでHに一人でお買い物させてんな!」

HとはMの弟。
俺ら三人でシアトル、サンフランシスコへ行ったんだ。
Hはその時中3で、社会勉強として同行した。
とてもシャイで、英語圏に来たのに一言も英語を喋ろうとしない。
それを見兼ねた兄Mが強行手段としてHにジュースを買わせたという場所。
その時ここで昼食をとった俺ら。
食べきれずにドギーバックで残ったタコスを持って帰ったのもこの店。

懐かしいので一枚写真なんかも撮ってみる。

イェイ。



散々サンフランシスコ空港をはしゃぎ回って、Mが嫌なものを見てしまう。

M 「なぁ、ウンタマ・・・。もしかして俺らヤバイかもしれん・・・。」
俺 「はぁ?な・・・なんなん?」
M 「俺らが乗る飛行機って○○○便やんな?」
俺 「・・・・んぁ・・・そうやで?」
M 「俺、ちらっとさっき掲示板見えてんやんか・・・、それ・・・・。」
俺 「・・・・・・?」
M 「次、これ飛ぶんちゃうか・・・・。」



?!


急いで、フライト掲示板を確認!!
画面に映し出されている時間は12時!!


忘れてた!!

時差だ!!

行きのシカゴ経由は南から北で時間が狂う事は無かったが、東から西は時差が発生する!
そんな基本的な事を忘れていて、何をレストランの前で写真を撮ってんだ俺!!

俺たちは急いで、搭乗ゲートへひた走る!!

走る走る!!

M 「こっちや!!」

走る走る!!!

自動歩道路??なんていうか解らないけど、それも駆使して走る走る!!

その時・・・・

アナウンス 「○○○便にご搭乗のM様~。同じく○○○便にご搭乗のウンタマ様~。間もなくフライトのお時間となりますので、至急、ご搭乗ゲートまでお越しください~。」



いぃぃぃぃやぁぁぁぁあ!!!



ご丁寧に日本語でサンキュー!!
解ってんだよ、こっちは!!
急いで向かってるっつーの!!

M 「うぁ!!間違えた!!行き過ぎた!!!」
俺 「えぇ!!うそん!!!」

搭乗ゲート番号を遥かに超え、行き過ぎていた!!

来た道を、また戻る戻る!!

テイクオフまで残り10分!!!

待ってくれー!!!



だだだだだだだだだだだだだ・・・・・・・・・!!!!



何とか搭乗ゲートに間に合い、機嫌の悪いスタッフにチケットを渡す。

ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい・・・・・・。

機内に入り、なんとか時間内に席に着く事が出来た。
ほんとに、なにかやらかしてくれるよな、俺ら。

一息つき、頭を整理すると、

実はサンフランシスコに着いたら、殆ど時間の余裕なんて無かったんだ。
すぐにでも搭乗ゲートに行かなければならない所を、俺たちは遊び回ってた訳。
全く、今考えると帰れなかったらどうすんだって話。
超格安チケットだから、代替はきかないし、また何万も払ってチケット買わなきゃいけなかった。
それも空席があったらの話。
おー恐い恐い。

まま、無事サンフランシスコも飛び立つ事が出来たんだ。

あとは無事日本に着くだけ。
このまま墜落とかそんなオチは欲しくないので、本当に何も無い事を願い、サンフランシスコの青い海を眺めながら、息をつくのであった・・・。

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by unntama01 | 2006-08-19 00:48 | NY ~旅行記~

ニューアーク空港到着。

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親切にしてくれた黒人のオジサン。
来た当時なら、黒人さんを見て握りこぶしに冷や汗をかいてた・・・。
今なら、そんなこと関係ない。
様々な多人種と触れる事で固定観念が薄れたんだ。

Mと2人でホテルやミュージカルの精算をし、俺の方が少なかったからココは俺が会計。

カードを渡し、「58ドル痛いなぁ・・・」と思いながら待っていると、タクシーのオジサンは何度もカードを機械に通す。

ピピピッピピピッ・・・・

タ 「ん??これ、使えないよ。」

俺 「え?!そんなはずは・・・?!」

おじさんが携帯で会社に確認をしてくれた。
英語ではない、何処かの言葉だ・・・。ポルトガル語??
さすが、多人種だぜ、ニューヨーク。
・・・んな事感心してないで俺のカード番号を伝え、さらに待つ・・・。

電話の向こうでもやたらと早いポルトガル語(?)で話すセンターの人とやり取りしてるみたいだ。

英語なら未だしも、聞いた事ない言葉で言い合いされては不安が募るばかりだ。

タ 「やっぱり、使えないみたいだよ。」

俺 「えぇ?!うそん!!使用限界超えたか!?ってかそんな使ったかぁ?!・・・・・そんなはずは・・・、でも、今はとりあえずお金払わんと・・・、M、ちょっとココ払って貰ってエエ??」

M 「う、うん・・・。かまへんけど・・・。」

カード支払い明細が来るのが恐ろしく思えた。
そんなに使ってないはずだ。
何処かでフィッシング(カード詐欺)されてないか目頭ひん剥いて見てたし、ぼったくられては居ないはずだ。
ホテルも一応ちゃんとしていた所泊まった訳だし・・・。
Mほど綿密に計算はしてないけど、大体の金額は把握してるつもりだし、何かの手違いに違いない!!・・・と思いたい。
相変わらず、段取りが悪い俺は若干へこむ。

クソ思いスーツケースを取り、オジサンに「ありがとう」を告げ、別れた。

空港内に入ると、朝の5時にも関わらずかなりのお客さんでごった返していた。
俺たちが乗るサンフランシスコ行きの航空会社へ行き長蛇の列に並ぶ。

M 「ごめん、ちょっとトイレ行っていい??」
俺 「あぁ、かまへんよ。」

Mの荷物を預かり、列に並んでおく・・・。

ある事に気が付いた!!
俺はリュックを背負い、右手には50キロを超すスーツケース、左手にはスーツケースに入りきらなかったケーキやら、お土産たち・・・。
おまけにMの大人が一人入ってても可笑しくないような重さのスーツケースを預かった訳だ。

動けない・・・。

仕方なく、ひざで前にスーツケースを押しながら前に進もうとするのだが、重過ぎてキャスターが言うことを利かない!!

たまにMのスーツケースをバタン!!と倒すも誰も助けてくれない・・・。
情けない顔をしながらしゃがみこんで、Mのスーツケースを立て直そうとすると、リュックからはみ出た荷物が“ドシャー”・・・・。

半泣きになりながら、Mの帰りを切望に願った。

・・・・だが帰ってこない。

やり場の無い怒りを感じ移動する事に、断念した俺はスロープで待つ事にした。
先を越す後ろのお客に一人ずつガン飛ばしながら、「先にどうぞ」と声かける。
やたら目つきの悪いオリエンタル似非タイ人。
とばっちり受けた乗客の皆さんごめんなさい。

Mが帰ってきた時には彼に後光が差してました。

やっと重い荷物に開放され、無事座席を確保できました。

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最近の航空チケットは、係りの人に言うんじゃなくて機械に通して座席を選ぶ事が出来るんですね。
英語が話せなくても、窓際を確保出来そうだ。


だけど、ニュージャージー→サンフランシスコの飛行機ではもう満席に近い状態で、3列シートの真中しか空いてなくて、Mとは別れて座る事になった。

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チェックインは済んだものの、まだ時間は5時30分。

出発まで2時間近くある。
コレばっかりは仕方ない。
乗れないよりはイイ。

出発するゲートの前のベンチで倒れるように座る俺ら。
こんな時間は開いてても売店くらいなものだ。
免税店が開いてても多分行こうとしなかっただろうな。



ただひたすら搭乗ゲートが開くのを待った。
俺はちょっと小腹が空いたので、昨日の残りのPick a begleのなんたらスペシャルサンドを頬張る。
俺 「M、いるか??」
M 「いや、ええわ・・・ちょっと気分悪いし・・・。」

なんとも可哀想な顔色。
若干青褪めている。

売店でアドヴィルを買っていたので、ちょっとは食べ物を口にした方が良いと思ったのだが、俺の手にあるのは顔のデカさ程ある、得体の知れない肉の塊がサンドされて、トマトやレタスに加え様々なスパイシーの香りが入った強烈なサンド。

コレを与えては寿命が縮まる。

俺もこんな朝っぱらから、よくこんな強烈な物を食べれるなと自分でも感心した程だ。
ちょっと酸味があったのには不安を感じたけど、今から大量のケーキを持って帰ろうとしているんだ。こんな所で、食べ物が腐ってしまっては困る。
っつーか、そんな不安なものを与えようとしていた自分が恐い!!

お腹も膨れて、腹も下す事無く、飛行機に乗り込む事が出来た。

ニューヨークに着く前から波乱な旅になるだろうとは思っていたけど、想像以上に波乱な旅になった。
この飛行機が飛び立てば、今目視で見ているニューヨークもブラウン管を通さなければ見る事が出来なくなる。
そう思うと、本当にコノ場所で暴れる事が出来て良かったなって実感した。
この時は「あんの、くそ雪め!!」としか思えなかったけど、大雪があったからこそ、あの白銀のセントラルパークも見る事が出来たんだ。

様々な思い出を詰め込んでサンフランシスコ経由で日本へ飛び立った。

・・・・窓際の大男・・・。ごっつ、狭いんですけど、僕・・・。
あと、眩しいの解るけど、窓開けてくんないかな?最後の町並み見たいんだけど・・・。

なんて小心者のオリエンタル似非タイ人は何も言えず一人小さくなるのであった・・・。
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by unntama01 | 2006-08-18 00:06 | NY ~旅行記~
午前3時にセットされた目覚し時計が鳴る。

最高に寝付きの悪い俺でもコノ時はベッドに潜るなり、一瞬で夢の世界に羽ばたけたので約2時間はぐっすり出来た。

少しでも睡眠を取る事が出来たので、少しは元気になった。

熱いシャワーを最後に浴び、パークセントラルホテルのバスルームの最後を名残惜しむ。

俺 「M~。空いたで~。シャワー浴びへんの~??」

M 「うん。ええわ~。寝る前に入ったし。」

依然と体調が芳しくないM。
風呂に入る元気も無く、ぐったりベッドで横たわってた。
ギリギリまでフカフカのベッドで落ち着きたかったんだろう。

相変わらず、用意の遅い俺は一度閉まったスーツーケースを何度も開け閉めして、「アレがどこや、コレはどこや」と忘れ物が無いか入念にチェックをした。

買い物三昧だったニューヨークの旅。
半分は空の状態で持ってきたにも関わらず、手荷物が増え、機内用のリュックの中には入りきらない衣類がたんまり。
空港で重量オーバーで追加料金を覚悟したくらいだ。

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最後の最後に部屋の中に忘れ物が無いか、ベッドノ下、クローゼット、バスルーム、タンスと見て回り、コノ部屋を後にした。
ただ寝るだけだったコノ部屋も、2日も泊まれば自宅のような愛着が湧く。
一度閉めたドアを、またカードキーを差込み、また開けて、もう一回見てから部屋を後にした。
今でもそのカードキーは思い出の一部だ。
うん。パクリました。
うそ。思い出にもって帰って良いんだって。ホテルの人も何も言わなかったし。

ロビーにて、チェックアウト。
タクシーを予約している旨を確認し、ロビーのそふぁぁぁで、グッタリ待っていた。
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Mがエントランスにいるドアマンにタクシーが来たら教えて下さいと伝え、2人で無言のまま、ただひたすらタクシーを待っていた。

30分後・・・・4時だ。

車はまだ来る気配を見せない。
まぁ、こういうことは良くある。
それを見越して4時に設定したんだ。


10分後・・・まだ来ない。

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不安になって、ドアマンに確認する。

ドアマン「どこの会社に予約したか教えて頂けますか?」

ドアマンは親切にロビーで、俺たちの車を確認してくれている。
スーパーシャトルバス。
こんなことなら、日本で帰りのも予約しとくんだったと思っても後の祭。

ドアマンはちゃんと予約はされていると教えてくれた。
急いで来るように言ってくれたみたいだ。

4時半になって、ようやく一台のタクシーが現れた。
これで遅れることなくニューアーク空港へ辿り着ける。
ちょっと焦った。

親切にしてくれたドアマンにほんの気持ちとしてチップを渡し、タクシーに乗り込んだ。

タクシーは8番街を南下していると、今まで見てきた町の景色が走馬灯のように思えた。

特にタイムズスクエアの辺りを通った時は、Mが見ることが出来なかった町並みなので、

「M!ほら!ここがタイムズスクエアやで!眠らない町!!こんな時間もやっぱり広告塔は光ってんねんな!俺、昨日、ココ歩いてんで!!」

やっぱりまだ興奮は冷めてない。
だって、まだニューヨークにいるんだから。

ニューヨークへ来た時、地図や写真でしか知らなかった世界が一気に目の前に広がり、「ココは何番街かな?!なんとかっていうところかな?!」と夢が広がった。

それが3日も経てば、ココはどうだった、アレはどうだったなんて得意げに話が盛り上がる。

遠足は家に着くまでが遠足だもんな。

逆車線を生身で爆走した思い出のあるキャナルストリートを今回はちゃんとタクシーに乗って走行。ここからトンネルを潜ってマンハッタン北部へと抜ける。
コノくらいトンネルを抜けるともうマンハッタンを出るんだと思うと寂しくなった。

それもすぐに吹き飛んだ。

トンネルを抜け、遠くからマンハッタンを眺めると

俺 「俺達、あの中心部に居たんよな?!なんか信じられない!何かのオーラにが纏わりついてるような・・・。遠くからでもエネルギッシュな町やって思えるよな!」

M 「何言ってんねん!俺ら、もうニューヨーカーやん!エンパイヤからニューヨーク見下してんで?!」

俺 「ははっ。そうやん!ニューヨーカーになる為に来たんやもんな!・・・あ!アノ高いビル、ウチのですの!おほほほ。」

まだ、相変わらず馬鹿なことしか言わない俺ら。
俺たちのニューヨークのイメージは
世界のトレンドの中心、セレブ、危険、人が冷たい、多民族、エネルギッシュ・・・

などなど。
決して間違ってはいない。

でも・・・・

タクシードライバー 「ニューヨークへは観光かい?」
M 「そうです。今から帰るんです。」
タ 「どうだった?」
俺 「もう、すっごい興奮した!」
タ 「グランドゼロに行った??」
M 「はい、いきました。悲しい事件でしたね」
タ 「アノ事件があってからコノ町は変わったんだ。今までは人の事は全く関心を持たなかった人たちだったんだけど、助け合い、平和を願う事で、人々に思いやりや優しさの心が芽生えたんだ。」
Mが通訳してくれる。
俺 「あ!確かに!!ニューヨークの人は冷たいって聞いてたけど、なんだか凄い親切にしてもらった気がする!」
M 「ニューヨークって変わってきてるんやなぁ。市長が変わってからも凄い変わったやん?」
俺 「うん。メトロもそんなに危険に感じんかったしな・・・。」
M 「あんたは、基本的に危機感無さ過ぎやけどな!!」
俺 「だーかーらー、大丈夫やったやん!!」
M 「運が良かっただけやの!!」
俺 「あー、もー、わーった!わーった!!」

でも、本当にニューヨークの人々は変わりつつあるんだと思う。
多民族で、元々個性が強すぎて、係わり合いなど無かったのに、それが人種を超えて一致団結しようとしているんだから。
まだまだニューヨークは良くなると思うよ。
もっと安全で、もっとよりよい町になった時、また訪れてみたいな。

少しずつ遠くなる町並みを眺め、やがて摩天楼の光も見えなくなり、ニュージャージーのニューアーク空港へ到着しようとしていた・・・・。
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by unntama01 | 2006-08-16 19:51 | NY ~旅行記~
①②③線34ST駅から59ST駅まで一直線。
パークセントラルホテルまで帰るには容易だった。

しかし俺は正直何処か違う所へ行ってニューヨーク最後の夜を過ごしたかった。
電車に乗る前に何処かの駅の近くに有名な店は無いかと探したが結局見つからず、59ST駅の周辺で探そうという事になった。

腑に落ちなかったが、Mの異常なまでの疲労困憊にはさすがに我儘は言えなかった。

59ST駅に着くと、所々で店が開いている。

Mは気力で踏ん張っているという感じ。店で長居は禁物だ。

「CAFE ROMA」というなんだか感じの良さそうな所で、デリを購入。

丁度暖かいスープなんかも売っていたので、俺はミネストローネ、Mはクラムチャウダーを。
俺は腹が減っていたので、最後なんだ!と、大量に購入。
チーズケーキに、チェリーパイ、ケンタッキーの「ツイスター」みたいな奴。
それだけでも多いのに、ピッカベーグル(今朝もココで朝食を購入)で、「最後にベーグルも食べるんだ!!」と2つも購入。

ホテルに帰るなりベッドの上で、早速最後の晩餐。

ベッドの上で、Mとこうして無造作にデリを広げてあぐらをかいて食べると、シアトルでの思い出が甦る。

 俺が初めて海外に行ったのは、Mがシアトルに留学していた時だ。

Mの夏休みに合わせて休暇を取り、シアトルの観光をしてくれた。

その時も、豪華なディナーを食うんだ!!
って当初予定していたシアトル高い塔スペースニードルでのディナーがラストオーダーを大幅に過ぎ、結局そこでは食べる事が出来なかった。
時間も22時を過ぎて殆どの店が閉まっている!
もうどこでも良いんだ!俺たちの腹を満たしてくれ!って気持ちでどこか店が開いてる所が無いか、町中を走り回った。
本当に息を切らしながら走り回ったんだ。
そこでやっと見つけた小さなストアーで「お腹が空いてるから」という理由で、ドーナッツ、サラダ、ハムにパン、コーラにお菓子!!とんでもない量を買った。

アメリカンになりきりたい俺にとって大きな紙袋に詰められた食品を抱えて歩くのは凄く気分が良かった。

モーテルに着くなり、ベッドの上で紙袋をワサー!!っと逆さにして、とりあえず6個入りのグレイビードーナッツに齧り付く俺ら。
「まず~!!」と良いながらも笑いながら食べ物に有り付ける喜びを噛み締める。

サラダを買って気が付いた。
「あ・・・日本みたいにお箸付いてないやん!」
当然の事に気が付く。フォークも入ってない。
どうしたものか・・・。
手掴みで口に運ぶには、ちょっと抵抗がある。

俺が、「あ!!」っとハムに気が付く。
ハムを取り出し、素手でハムで、サラダを摘む。
サンドイッチみたいにして口に運んだ・・・!!

「うまい!!」

コレは本当に美味かった!
この不細工な食べ方がさらに美味しさを引き立てたのか、ハムでサラダを挟んで食べる方法は俺らの記憶に一生消える事は無いと思う。

最高のディナーのはずが、手掴みで、しかも何処かも分からないストアーで買った適当な食べ物。

そのギャップがメチャクチャ可笑しかった。

その時の俺らにとって、このディナーこそが最高のディナーだったんだ。

その時の事を思い出し、無造作に広げられたデリを見て、俺たちはその時の馬鹿な俺たちの話で笑い合った。

今思うと、コレで良かったんだ。

最高に美味しくて、ニューヨークでしか食べれない!っていう最後の晩餐も理想的だけど、
こうして、「昔みたいやな!」って笑いながら不器用に楽しむ晩餐も初心に戻ったみたいで良かったんだと思う。

ただ、全然成長してないみたいで、『お腹が減った=衝動買い』
食べきれもしないのに、食べたい衝動に駆られて買い過ぎた・・・。
シアトルでも結局完食出来なかったんだ。

勿体無いので、捨てずに朝食べようと冷たい窓の側に保管した。

そういえば、マグノリアのカップケーキもまだだし、ジュニアーズのチーズケーキもまだだ。
cafe romaのケーキも結局食べ切れない・・・。

持って帰る事にした。

そうするとMは「絶対腐るって!」っと言い張る。
俺の感覚では24時間後には日本な訳だし、前の旅行でもメキシコ料理を持って帰って食べた事もある、だから全然問題ないと思っていた。

気持ち悪がるMの目をよそに、平気な顔して荷物を片付け始めた。
ま、若干心配ではあったんだよ・・・。
でも食べずに捨てるのは勿体無いでしょ。
外気マイナスだし、ちょっとは保つかなって・・・。

時間は0時を過ぎようとしていた。

Mが予約してくれてるタクシーは朝の4時。

少しでも体力を戻そうと数時間の仮眠を取る事にした。

思えば、当初「どうせ夜中に発つんだからダンシングオールナイトでギリギリまでバーで飲み明かそうぜ!」と言っていた自分が惨めに思えてくる。
大雪の影響もあったんだけど、こんなに体力が消耗しているとは思いもしなかった。
今は、もう一歩も外に出たくない気分。

15時間以上フライトが待っているんだ。
無謀なことはせず、健全にニューヨークから飛び立つことを選び、最後の夜を過ごした・・・。
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by unntama01 | 2006-08-15 19:25 | NY ~旅行記~
~あらすじ~

2006年 2月

「ニューヨーク行っちゃう?」「ニューヨーク行っちゃいますか!」

このノリで決定した、なんの目的もない旅。

それがニューヨーク史上初のセントラルパーク積雪量を記録した大雪に見舞われ、予想以上の過酷な旅となったMとUntamaの珍道中。

自由の女神をろくに観ず、Untamaの自己中で買い物三昧。
5番街ではセレブ気分を味わうつもりが雪でドロだらけ。
セントラルパークでのランニングは出来ないわ、カメラなくすわ。
イーストヴィレッジで遭難するわ、店は閉まってるわ、タクシーにぼられそうになるわ。
行っては行けない所に迷い込むわ、雪解け水にはまるわ、Mは寒さのあまりダウンするわ。

もう散々な旅行記なんだけど、なぜか失笑してしまう体験談。
ニューヨークの魅力にもたっぷり触れました。

経った3日間の出来事なのに1ヶ月は滞在したんじゃないかと思うくらい色んな出来事がありました。

最終日 エンパイヤステートビルディングでNYの夜景を見下し、天界の歌声に魅了され、旅の終止符を打つ所です。
別に面白いオチは無いんですけど、ココまで来たら書かないのも気持ち悪いので自己満足で書きます。

詳しくはカテゴリーの『NY~旅行記~』で。
長過ぎて嫌になること間違いなし!
読まない事をお奨めします。

ずっと書くのを後回しにしててすいませんでした。
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by unntama01 | 2006-08-08 07:20 | NY ~旅行記~
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夜のエンパイヤは外から見るとこんなに綺麗。
(後ろに光る2本の光は、WTCがあった場所・・・)

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エンパイヤから望む夜景もこんなに綺麗なのだが、やはり外から見た一番背の高いエンパイヤステートビルディングが加わってこそニューヨークの摩天楼だ。

エンパイヤの先の光は記念日や祝日、特別な日にはイルミネーションが変わるのだ。

赤はバレンタインズ・デイ。

緑は、セントパトリックス・デイ。

赤・白・緑---コロンバスデイ。

緑・白・オレンジ---インド独立記念日。

赤・黒・緑---キング牧師の日。

赤・白・青---大統領の日。メモリアルデイ。独立記念日。レイバー・デイ。ベテランズ・デイ。フラッグ・デイ。

といった具合に、他のも様々な色のパターンがある。
ちょっとご紹介。

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きれいだね。
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何を意味してるんだろ?
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幻想的・・・。
e0038719_37372.jpgシンボルだからね。
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誰が考えるんだ?
e0038719_2545289.jpgちょっと暗くね?


(写真の統一性が取れてなくて御見苦しいですが、ご了承下さい。)

____________________________________

エンパイヤからの眺めを目に焼き付け、名残惜しみながらエレベーターを降りた。
地上に降り立つと、現実に戻されたような、今見たものが嘘だったような、そんな不思議な気分。

ふと見上げると、青く光る角と赤と白のイルミネーションで堂々と立ちはだかるエンパイヤの姿。
今まであの展望台に居たとは思えないくらい高い。
年間250万人の人が来場する理由も分かるな。

最後の晩餐にと何かを決めていた訳じゃないが、最後くらいは豪華にいきたい!
俺はガイドブックを広げ、然程遠くない店を探した。
アメリカらしくステーキと思ったが、病人のMが喰えるわけが無い。

時間は22時を回ろうとしていた。

数分悩むも、どこの店もピンと来ない。
どこもメトロに乗って遠くへ行かなければならないし、しつこい食べ物もMは納得がいかない。
でも俺は最後くらいはちゃんとしたいんだ。
時間だってMの為に遅らせたし、もうココにだって来れないかもしれない!
Mの状態を知っておきながらも思い遣りの無い我儘も言った。
Mは怒り、「じゃあ好きな所に行けば良いやん!」投遣り。
ガイドブックを睨み付けながら口論の末、結局デリで済ませる事になった。
病人じゃなければ、Mだって美味しいもの食べたかったと思う。
この時はお互いに凄く疲れていたし、ストレスも溜まっていた。
お互いに全てを受け入れる心のゆとりがなかった・・・・・。


お互いギクシャクしながら渋々ホテルへ帰る事に・・・。


でもそんな気持ちを一気に打ち消す出来事が起きた!!



地下鉄のホームへ向かう途中、遠くで何か音楽が聞こえる。

ピアノ?

さらに進む・・・。

音は段々と大きくなってくる。

プラットホームに辿り着くと、大きな後姿で黒いパーカーのフードを被った黒人が肩からぶら下げたキーボードを目を瞑りながら弾いている!!

正直・・・

俺 (うわ、黒人さん??こーやって金せびろーって魂胆だな。勝手にそこでやってるんだから、やる義理はないよな。観光客だからってなめんなよー!)


だけど、ピアノの弾き方はやたら上手い。


♪~♪~♪♪♪~♪~♪~♪♪♪~♪~♪~♪♪♪~
          ♪~♪~♪♪♪~♪~♪~♪♪♪~♪~♪~♪♪♪~




『Hu~u~~~~Hah~~~♪♪♪』




ゾワッ!!




一気に鳥肌が立った!!

歌詞は解らないけど、とにかくすっごく綺麗な声!!

優しいピアノの音と、鼻を通ったハスキーに似た声でありながら力強い歌声!!
時折みせる裏声は天にも届きそうなくらい透き通っている!!

曲調はミディアムテンポのジャズ調!!

心臓を打ち抜かれたような衝撃!!

ホンモノとはこういう人の事を言うんだと思った!

Mも同じ事を感じた様で、無言でお互い目が合い、頷いてしまった。
言葉にならない上手さ。

Mはビデオを取り出し、その人の歌声を収録した。

その人は最初気が付いていなかったが、ビデオに気付くとニコッと笑った。
普通、怒ってくるんじゃないかと思うんだけど、この人の人の良さがこの行動1つで解った。

優しい歌声は、人柄からも出てるんだ・・・。

先程の俺の偏見が、尊敬の眼差しに変わり、謝罪と感謝の意を込めてチップを側に置いた。
Mも「ちょー、俺の財布からチップ出して!」と必死。

本当、お金を取っても良いパフォーマンスはこういう事を言うんだと思う。
ほんと、ありがとうって、良い歌をありがとうって思えるから。

この人のすごい所は、ずっと目を瞑って歌に集中している事、チップを側に置くとニコッと微笑み小さく短く「Thank you」と言ってくれる。
幾ら轟音の電車が来ようが、歌に乱れは無く、むしろ轟音に勝る声量で歌い続ける。

次の曲に行く時は止まるのではなく、曲調を変化させ2曲目に入るのだ。
音楽と歌は止まる事無く、続きいつまでたってもその場を離れる事が出来ない!

こんな凄い人を目にした為、1,2本電車を先送りにした。

いや、むしろもっと先送りにしてでもずっと聞いていたかった。
今思うと凄く後悔している。

その時も渋々ではあったけど仕方なく電車に乗り込んだ。

まだその人の歌声が耳から離れない。

俺とMはずっと「凄いな、凄いな!」と連発!
M 「あんな人のCDあったら即買いよな!」
俺 「あー、もう、絶対!めっちゃ良かったー!ハーレムのゴスペルとかクラブとか行けんかったけど、もうこれで十分!めっちゃ良い思いで出来たな!」
  「もう、日本のアイドルとか恥ずかしくなってくるよな?」
M 「日本にこんな人おったら、爆発的に売れるよな!!」
興奮は冷める事はなかった。

その電車に乗り込んだ時、ギターを持ったドレッドヘアーで目がギョロっとした黒人が居た

ニューヨーカーのパフォーマンスは何処にでもあるみたいだ!

そいつは突然車内でギターを弾き始めた。

俺等は先程の事があり、期待に胸を膨らませたが・・・・・



一気にテンション急降下



酷いにも程がある。
先程のハイレベルなパフォーマンスを見たからなのか、そいつのギターも歌も癇に障るほどだ。

しかも低レベルに拍車が掛かる。

Mが面白がって遠くからこっそりビデオ撮影すると、それに気付き弾き語りながらこっちに来た。
チップをせびってくる。

こういう無理矢理な奴が居るから、さっきみたいな本物までに偏見の目が持たれるんだ!
ニューヨークの厳しい環境で、本当にチップを生活費にあて暮らして居るのかも知れない。
でも、それは一目見れば解る。
この人は違う。
セコさがにじみ出ているんだ。
もちろん、渡しませんでした。

ニューヨーカーだって、みんな解ってるみたい。
さっきの素晴らしい歌にはすぐ立ち止まり、チップを置いていく。
それに加え、才能を持ちながらあんな小汚い地下鉄で演奏している位だから、本当に厳しい世界なんだと思い知らされる。

それに比べ、電車の中で演奏するその人にはみんな寝たフリか、無視。
チップ渡している人は一人も居なかった。

流れの速いニューヨークで生き抜いていくには、基本的にハイレベルな腕が要求されるのだな。


いつしか、ギクシャクしていた気持ちは何処かに消え、二人で感動を噛み締めていた。

いつかまたニューヨークへ行った時、その人に逢いたい。
まず無理な話だけど、それくらい感動したのだ。


34st駅・・・・

今日もそこで歌っているのだろうか?
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by unntama01 | 2006-06-20 18:38 | NY ~旅行記~
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今まではワールドトレードセンターがニューヨーク1高い建物だったのだが、今ではエンパイヤステートビルディングが一番高い。
高さは約320メートル。
トップまでは443.2メートル。

ニューヨーク最後の夜にマンハッタンの街並みを見下す一望するのだ。


旅行前からココに上る事は決定していたけど、天気が悪かったり、ミュージカルや、夜のお遊びなんかでいつ行くか決めるに決められなかった。

でも最後に持ってきて正解だった。

天気も良くなって、3日間と言う短い日数だったけど、色んな思い出の詰まった町を最後に上から見下ろし、思い出に浸る事ができるのだ。

Mの体調は依然と芳しく(かんばしく)ない状態ではあるけど、お互いに最後の夜だと思いに更けビルに向う。

外の雪は固く凍り、風もまだまだ寒い。

M 「うぉっ、寒っ・・・。」

手をさっとポケットに入れ、震えた。

俺 「あれ?手袋は?」

M 「あ・・・忘れてきた・・・。」

俺 「もう、何してんねん・・・・・・ほら。」
俺も寒いけど、病人を見過ごす訳には行かない・・・。

M 「ありがとう・・・。」

俺 「イヤーマフは?」

M 「あ・・・・。」

俺 「あー・・・もう・・・!!・・・・はい!」
イヤーマフは付けた事により体感温度は数段に上がる。
逆にいうと、つけてないとかなり寒い。
寒さは常人の俺にとってもかなり過酷。
ほっとくのも可哀相だし、取りに帰るにはホテルを離れ過ぎた。

良い格好をして、後で地獄を見る事になるとはこの時、思いもよらなかった。


エンパイヤへは、パークセントラルホテルからはNRQW線で34stに降りればいいので、すぐに行ける。

34st駅を降りるとすぐに馬鹿高いビルがズドーンと立っている。

何度も遠くから見てはいたけど、いざ近くなるとこんなに圧巻されるものだとは思わなかった。

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これなら迷う事無く、すんなり行ける。

考えてみればニューヨーク中、どこ行くにも迷ってたな俺・・・。

34st駅を降りるとすぐにNY1の規模を誇る庶民派デパート『メイシーズ』があるのだが、行きたい衝動に駆られた。
しかもこの辺りはチェックしていなくて、結構良さそうな店がたくさん並んでいるんだ。

『ちょっと見てみたい・・・』
という心の叫びを押し殺して、

「へぇ~、この辺も良い店いっぱいあったんやなぁ・・・」

と、後ろ髪を惹かれる思いでエンパイヤへ向うのでした。
(Mが体調万全でもこんなこと言ったらブチ切れられると思うので多分言わなかっただろうけどね)

俺たちの少し先で集団の若者がエンパイヤに向っている。

それを見て、ガイドブックの言葉を思い出した。

エンパイヤはニューヨークへ来た人なら必ずと言っていいほど誰もが行く、人気の観光名所。
当然込み合う。
ガイドブックや、どんな旅行記にも『並ぶので、覚悟して下さい』と書いてある。
だから逆算した結果、午後11時に閉まる1時間前の1時間前で9時に行く事に決めたのだ。

やっぱり人が結構居るんじゃないかと思い、早足で向った。

エンパイヤのエントランスを抜けると・・・・
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すんげ~豪華っ!!

さすが、エンパイヤステートビルディングです!

カウンターで16ドル払い、いざ展望台へ!!

と思ったのも束の間、ここから登るまでが長い。
少しでも早くと思い、早足で向うと・・・
たくさん人が居ると思っていたが実際はがら~んとしていた。

時間帯によっては少ないみたいです。
もし、行かれる場合は9時ぐらいが妥当かと思います。
昼だと2時間待たされるのもザラらしいので。

入る前にはテロ対策で、ボディーチェック、金属チェックされる。

そして展望台までにはいくつものスロープが張り巡らされており、どれだけ並んでも良いようにたくさんのスペースが設けられている。

それらをぐんぐん進むと、エンパイヤビルの写真をバックに一組ずつ写真が撮られる所を通る。
サービスではなく有料。
別に欲しくなかったので、買いませんでした。

まだか?と思うくらいいくつもエスカレーターを上ってはフロアを歩かされ、やっとの思いでエスカレーターに辿り着いた。

昼間は今まで歩いた所が人で埋め尽くされるのかと思うと、ゾッとする。

余談だが、展望台へ登る方法は2つあって、普通にエレベーターで登る方法と、アトラクションの乗り物に乗って登る方法。
アトラクションの方は20$以上もしたので、普通にした。
正直、必要か?と思ったが、それは伏せておこう。

展望台は86階。

それまでのMとの会話。

M 「へぇ~。シアトルのスペースニードルより高いねんて。でも、俺らはNYを見下しに行くんやもんな。絶対驚かへんよな。」

俺 「そや、見下しにいくんやもんな。NYは俺のモノ的なな。『あ、こんなもんか』と。腕組んで『上から目線』で見てやろうかと。」

M 「あ、後でうちが建てたビル見えると思うから、あとで教えてあげるよ。」

俺 「あ、そう?うちも見えるかも知れないから、あとで見せてあげますわ。」


と、日本人が居たら『なんだコイツ等、ウゼェ。』発言を連発。



86階

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俺、M すげ~~~!!!!

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俺、M すんげ~~~!!!!

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俺、M す~~げ~~!!!!


言ってるし。

ってか、言わないがない!!

ごめんなさいです。
ホンマ先程の失言撤回させて下さい。


本当にメチャクチャ綺麗です。

M 「あっちの方面が自由の女神やんな・・・・あ!あの土台が光ってるんが自由の女神?!」

俺 「え?・・・・あ、あれか!って、暗いから本体は見えへんなぁ。あっちがニュージャージーやなぁ。」

高いと、地形まで見える。
飛行機から見るのとはまた違う。
飛行機からは位置くらいしか把握できないけど、肉眼でリアルに見ることが出来る点はやはり、エンパイヤにしか出来ない。

こう、風景を眺めていると、一つ一つの光が星の様でこんなモノ見たことがないと思えました。
アベニューに至っては、車のライトが星の川のようにキラキラ流れてとても綺麗なのです。

写真で見ても綺麗だけど、何かしらオーラ的なものを感じるのです。
目で見るのではなく体で感じる風景と言っていいのでしょうか?

“本物”とは言葉では言い表せない代物です。

コレを人間が全て作り上げたかと思うと、なんだか人間の力は計り知れないなって思った。

あの車のねじ一本も、この目の前にあるクライスラービルのライトを作り上げたのも、ビルを支えている鉄柱も、このニューヨーク1高いエンパイヤステートビル本体も!

様々な思いが駆け巡った。

それと共に・・・・


めっちゃ寒い!!!!


風がビュンビュン吹き荒び、地上に居ても寒いのに、ココはさらに風も冷たい!!!

手はポケットで補えるモノの、耳はどうにも我慢できない!

Mに「ゴメン、返して」なんて言える訳が無い!
Mなら状態悪化間違いない!

Mは俺の身震い様に気付いたのか、「大丈夫?返そうか?」と言ってくれるのだが、
「いや、大丈夫やで・・・。」と強がってみせた。

寒さでテンションがあがり、
俺 「うわ~!!この風、なんか飛べそう!!」ほんと、極寒で魂が天にも飛べそうでした。

何度も売店やトイレのある内側に逃げ込み、なんとか寒さを凌いだ。

寒いのは寒いけど、それ以上に夜景に感動した。
町がとても小さく見えて、本当にそこに存在してあるのか?と思うくらい幻想的。

ずっと見惚れてました。

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内側で。

だって、めっちゃ寒いんすよ!
冬のエンパイヤはお薦め出来ません!

そうそう、店内に面白い機械があるんですよ。

M 「あ!これ知ってる!シアトルでもやった事あるんやけど、1㌣持ってる?それをこの機械で押しつぶして、メダル作んねん!」

俺 「え?お金潰してもいいん?犯罪ちゃうん??」

M 「うん。アメリカでは大丈夫みたい。」

そりゃそうだ。
犯罪なら、こんな機械は無いだろうからね。

その機械に作り方を書いた紙が張ってあって、コレがまた面白い!
英語をパソコンの翻訳機能で訳したような、変な日本語が使われている!

『あなたは、その1セントを入ります。』とか『付属してある、回転機を回す事が出来でしょう。』とか。

・・・・他はちょっと忘れたので、見たい方は是非ニューヨークへ。

俺 「親切なん分かるけど、へんやろ、この日本語?!ホンマ、わかってんのかな?」

M 「はは、ホンマや。日本人良く来るんやろうな。これはおかしーわ。」

俺 「世界のエンパイヤやのに、コレくらいちゃんとせーよなー。」

毒付く高飛車オリエンタル。

で、その変な日本語の説明書を見て作ろうとするが、上手くいかない。

M 「あれ?おかしいな??1ドルはめ込んでから押し込んで、1セント入れて・・・あら?イケるはずなんやけど・・・」

するとそこに、同じ観光者のようなティーンエイジャーが来て、訛った英語で一生懸命説明してくれる。

でも、上手くいかない。

係りの人にも尋ねるが、上手くいかない。

壊れているのか、仕方なく諦めた。

が、

しばらくして、インド系のの女性がメダルを作っているではないか!

おお!壊れてない!

女性は1ドルと、1セントを同時に入り口にはめ込んでいる。

M 「あ!一緒にはめなきゃならんかったんやな!」

そして、無事俺の手元に自由の女神が象られた(かたどられた)メダルが出来上がった。

良かった。良かった。

自分達が居るのは86階。
後、何ドルか支払えば90階まで上がれるという。

俺 「別に良いよな?」

M 「うん。あんま変わらんやろ?」

俺 「よし、帰ろう!最後の晩餐や!」

M 「俺、あんま食べられへんと思うけど・・・。」

俺 「あ・・・・・。」

エンパイヤから十分見下した(まだ言うか)ので、コレでニューヨーク最後の観光が終了した。

あとは、夜中の4時にMが予約してくれた送迎タクシーに乗って帰るだけ。

後数時間後にはニューヨークを発つのかと思うと、なんだか実感が湧かない。

なんだかずっとこのままニューヨークに居る気分だった。

最高の夜景を惜しむようにエレベーターを降りていった。
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by unntama01 | 2006-06-11 22:51 | NY ~旅行記~

Marriott Hotel new york

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高級ホテル体験第2弾。


e0038719_6251155.jpgマリオットイーストサイドホテル。
宮殿みたいなエントランス。意外と入り口狭いです。
ここで、ミュージカル“ライオンキング”を見る為にタクシーを30分近く待ってたんですよ。
ほんと凍死レベルでした。



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枕もとのダウンライトはセレブ気分を味あわせてくれます。
米国は基本的に間接照明なんでしょうか?
蛍光灯に慣れた日本人にはちと暗い感じでした。
・・・この発言、見る人が見たら「うわ、田舎もん」ってならないかな・・・。


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こんな感じの部屋で、ビール瓶の栓を指で開けるのに色んな所を痛めつけました。
マリオットさんごめんなさい。

ちょうどいい硬さのベッドは24時間眠れそうでした。

4星で、1泊24000円です。
ひゃ~!!高っ!!
これでもスペシャル割引です。
定価は50000円以上はします。
恐ろしい・・・。
僕は夏なら野宿でも良いです。
その分美味しいもの食べたいです。

でも、やっぱいい体験しました。
それもこれもM君のお陰です。
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by unntama01 | 2006-05-30 02:47 | NY ~旅行記~
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ここにパークセントラルホテルがあるんです↑
緑色がセントラルパーク。ほんと歩いて5分ほどで着くんです。

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歴史は古いのに新装してかなり綺麗。
このモノトーンのタイルがハートにズッキンドッキンです。
このロビーを潜り抜けて・・・

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ここでチェックイン
「部屋が違うんだけど!」ってモメたのもココです。


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これとは違うけど、こんな感じの部屋に泊まった訳ですね。
あんなことや、こんなことをした部屋です。


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エントランス。


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外観はこんなにデカイでのです。
なにせ、部屋数900以上ですから。


三ツ星で、1泊17000円なり。
これでもカジュアルかつリーズナブルなんです。
恐ろしいぜ、ニューヨーク。
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by unntama01 | 2006-05-30 02:41 | NY ~旅行記~