やりたいようにやる。そう自己満足。日々変わっていく考え方がやけに面白い。


by unntama01
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Non stop Vazeania

飛行機に乗ると窓際の席に乗りたい。

それは何故か?



空が見たいから。



当然の話。



飛行機が飛び立つ離陸の瞬間も大好きだ。

ゼロ地点から加速してGを感じ、飛び立つ瞬間のぬおゎんという感覚がなんとも言えない。

その感覚を窓の外の景色を楽しみながら堪能するのが、飛行機での最大の楽しみ!!


それを、お話が大好きなgreek girlと仲良くなったばっかりに延々と一生懸命話す姿を横に無視できないじゃないか。



ぐぃんぐぃんぐぃん


俺 (あ・・・・飛ぶ・・・・!!)

V 「私の学校はね、あーで、こーで、そんなでね!!」


ぐぉおおおおおおおお


俺 「う・・・うん・・・。」

チラッ。

目線を逸らす訳にはいかない。

 (あ・・・ああ、ああああ、あああああああああ!!!)

V 「でね、奈良の大仏がね、あーだこーだ・・・・」


ぐぉおおおおおおおおお


俺 「・・・・・・ふんふん。なぁ、ヴァジーニア、大阪離れて行っちゃうぞ?見なくていいのか?。」

チラッ。

(あぁ、飛ぶ、飛ぶ、飛ぶぅああああああ・・・・・!!!!!)

V 「うん。いいの。でね、鹿のお菓子がさー、あーだこーだ・・・・」


ぐぉおおおおおおおおおおお


(あああああああああああああああああああああ!!!)

V 「すっごく、可愛くてね、紙をさーあーだこーだ・・・・・」


ぐぉおおおおおおおおおおおおお


(ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!)

V 「食べちゃう訳!!」









ぬおゎん








おぉぁあああああああああ!!見逃したぁ!!!!

V 「でさぁ!あーだ、こーだ、あーだ、こーだ・・・・・・・・」

飛行機が飛ぶ瞬間なんて、彼女にはどうでも良い事だった。
とにかく日本での楽しい思い出を話したい様子の彼女。

俺 「うん・・・・。うん・・・・・。奈良、楽しかったんだな・・・・・。」(半泣き。)

V 「うん!!」

ヴァジーニアはしばらく楽しそうに話を続けた。

こんなに楽しそうに喋るのに「ちょっと、外みたいから静かにして。」なんてこれから何時間も一緒に居るのに、変な空気作りたくないじゃないか。

久しぶりの飛行機だったのに・・・・。




それからしばらくして映画や音楽のサービスが開始になった。

誰かがすでに映画を見ている。

俺 「なぁ、あれ見てみろよ!映画やってるぞ。」
V  「本当ね。でもどうやって観るのかしら?」

ボタンの数が少なく操作方法が今一分からない。

色々試してみるが、アラビア語になったり見れそうな雰囲気の画面になるが、ボタンを間違えてまた最初から設定し直しとか、やたらイライラする。

ヴァジーニアも使い方が分からないらしく「どうやるの?どうやるの??」と仕切に聞いてくる。


それでもなんとか見れるようになりアメリカ映画でアラビア語字幕で物語が始まる。

(英語で理解しろっつーのか?日本語ねーのかよ?しゃあないな、勉強やと思うしかねーか。)

映画は「ゴーストライダー」

ヴァジーニアの画面も同じように設定してあげた。
彼女は英語が分かるので、選択肢の中に俺が最近号泣した「トゥモローワールド」を薦めた。

V 「どんなストーリー?」

俺 「近未来の映画で、すごくリアリティがあるんだ。この世界は子供が出来なくなってしまうけど、ある時、子供が出来た少女に出会う。それを中心に物語が展開していく話。」

こんなに流暢に説明は出来なかったが、それらしい単語を並べて理解して貰った。

V 「面白そうね。うん。コレにするわ!」

俺もしばらく見ていたが、やはり聞き取る事が出来ない。

最初の機内食サービスで質問してみた。
すると、日本語はちゃんとあるとの事。

ジャンル別されている所を全て選択して探すと意外とあるじゃないか!
数えるとざっと20作はある。その中で吹き替えや日本語字幕は5作品。

最近公開したばかりの「ザ・シューター」

これが、結構面白いんだ。
飛行機って、日本では最近公開されたものがすぐに見れるから良いよな。
映画好きには堪らない。

俺の座席は右翼のすぐ傍で、エンジン音が大きい。
さっき購入した耳栓を早速付けてみると、コレがイイ!!
耳を劈く(つんざく)ような轟音は緩和され、本当に必要な声しか聞こえない。

閃いた!

(耳栓 + イヤホン)をすると、轟音は気にならず、映画の音だけ聞き取る事が出来る!

これ、結構イイので試して貰いたい。
(耳栓はスポンジ状のモノに限る)

先日の夜勤から寝ていないので、簡単に眠れるだろうと思っていたのだが、上手く寝る事が出来ない。

仕方ない、日記でも書くか。

と、先ほど購入したノートを取り出し、今日一日の事を書き綴った。

V 「何してるの?」

映画も終わって寝てしまったかと思ったヴァジーニアが起き出し、不思議そうにノートを見た。

俺 「ギリシャの旅行日記を書こうと思ってね。寝れないのか?」

V 「うん。昨日も全然寝てないのに寝れないの。やっぱり飛行機のイスは硬いわ。」

俺 「俺も。横になって、目を瞑ってれば?」

V 「うん。」

そう言ってヴァジーニアは横になった。



俺は今に至る所まで書こうとしたが、やけに疲れて外を見る事にした。

飛んでいる場所はインドか、中東か。

遠くで待ちの光や道の光が見える。

「あの光の中で戦争が起こっているのかな・・・?新しい生命の誕生もこの瞬間にあったりして。」

日本からココまで沢山の国を越えて来た。
光がある所に人は生活している。
その数は自分の想像するよりもたくさんの数で、自分ひとりの人生が凄く小さなモノに感じた。

いつの間にか寝入ってしまい、次に気が付いた時に時計は2時間進んでいた。

(今、何処飛んでるんだ?)

外を見ると、眩いほどの光を放つ星達が自分達を包んでいるかのように目の前に現れた。
下は雲に覆われて何も見えない。

耳栓をしている所為か、何も聞こえない中で暗闇に包まれると自分ひとりになってしまったような錯覚を起こす。

しかし暗闇の中に散らばる星が余りにも綺麗で孤独というより、研ぎ澄まされる感覚に似ている。

星があんなにたくさんあるなんて。

一度、イタリアへ行った時も同じような思い出がある。
その時はアラジンの魔法のじゅうたんに乗ってるような感じで、月が綺麗でファンタジーを感じた。

日本から西へ向かう飛行機は常に夜を飛ぶ事になる。

ある時は町の明かりから生命を感じ、
ある時は星屑のあちこちに流れ星が流れ、
ある時は入道雲のが雷を放ち、

暗闇の中だからこそ、たくさんの光を感じる事が出来る。

空の真っ青な世界も好きだが、暗闇の空も好きだ。

やっぱり飛行機は何時間乗ってても飽きない。

寝るには少し窮屈だが、空好きの俺にとってはこれ以上無い特等席だ。
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by unntama01 | 2007-07-29 12:00 | 日記

カタール QR821

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カタールの外観は白の機体にアズキ色で「Qatar Airways」と英語とアラビア語で書かれている。
派手とは言えないが、シンプルで上品なアラビックデザインがGood。
船尾の羽にはオリックスと言われる鹿みたいな動物がデザインされている。

機内に入るとアズキ色のシートにアズキ色のフライトアテンダント。

妖艶な雰囲気なのか、コスモポリタンな豪華さなのか、アラビックなのかアジアンなのか全てが調和した一体なるもの。

座席は早くチケットを手に入れてか、前から3列目!
こんなに前になったのは初めて。
窓を見ると、羽の丁度横。

エンジンの後ろじゃないから、音もまだマシな方か。




席に着くなり、驚いた。

目の前には個人モニター。
しかもこいつは自分で好きな映画を選んで、好きな時に見る事が出来る!
日本語訳、日本語字幕の物は限定されてしまうが、自分で設定できる所が凄い!!

足元にはフットレスト付き!!
前の座席の下に付いてて、着脱可能!
殆ど使わなかったけどな!!

座席に着くとすぐに、新聞の配布。
(コレは何処でもそうか。)

「would you like a newspaper?」

いつも英語で聞かれる。

「あ、いいです・・・・。」

「あ、日本の方でらっしゃいましたか。失礼致しました。。。。」
いいです。
いつもの事です。
同じ人がサービスに来た時に聞いてみた。

俺 「何人だと思いました?」

FA 「香港か、台湾か、その辺りの方かと・・・。」

初めて言われた。
自称タイ人なのに。
それも微妙だけど、やっぱり日本人離れした顔立ちなのか。

飛行機が飛び立つまでにキャンディーやおしぼりのサービスもあった。
おしぼりはバラの香りがしていい気分。

サービスが行き届いていてなんとも清々しい。

俺の中ではタイ航空よりもいいぞ、このサービス。
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by unntama01 | 2007-07-28 14:10 | GREECE ~旅行記~
腹ごしらえも済み、いい加減搭乗口へ進んだ。

荷物検査で、ベルトに引っかかり捕まる事3回。
もう慣れても良いのに、引っかかるたぁ学習能力に疑いありだ。

イミグレーションを通過し、晴れて海外への第一歩。

「よーし、めーんぜーいてーん!!」

懲りずに、ママンを困らせるクソガキの如く寄り道してしまう。

全く、真っ直ぐ歩けないのか俺は。

「お、開いてる開いてる♪」

免税店以外しまっていたが、そこだけはちらほらお客さんも入っている。

免税店といえば香水

海外に行くと必ず購入するようになってしまった。
いや、海外旅行の楽しみの一つに加えてもおかしくない位、楽しい。

気に入った香りは「アルマーニ」

しかし、ココではまだ買わない。
楽しみはドーハ、ギリシャに取っておくんだ。

海外の免税店に比べて日本の香水の種類はかなり少ないと思う。
他にももっと素敵な香水達に巡り合うかも知れないじゃないかぁ♪

タバコが安い。
吸わないからイラネーけど、兄にメール
「タバコ、安いけど帰りに買って帰ろうか??」

・・・・・・。返答なし。
代わりに「ギリシャドラえもんあったら買ってきてー。」
日本各所に各地限定ドラえもんストラップがあり、それを集めるのが兄にとって小さな喜びだ。
今はすでに30種類に近いドラえもんストラップが壁に飾られている。
関空ドラえもんは間違いなくあるだろう。
強面の坂口憲二みたいな感じなんだけど、可愛い趣味してんだよ、兄貴。
でもギリシャにあったら、すげーだろ、ドラえもん。

高級ブランドのサングラスを試着してみたり、香水研究してみたり。

免税店でも時間は有意義に使われた。

俺 「すいませーん。ココって何時まで開いてるんですか?」

店員 「23:15までですよ。」

どうやら俺たちのフライトに合わせているのか、免税店は意外と遅くまでやっているんだと知った。

免税店の冷やかしにも飽きて、搭乗窓口へ。

退屈そうに疲れた顔をしたお客さんも居れば、ちょっといつ息継ぎしてるんですか?と問い質したくなるほど喋り続ける関西のおばちゃんグループ。

子供の悪戯は許せるが、どーもおばちゃんの会話は許されない!
なんど同じ事を繰り返しているんだ?!と答えの無い話題を延々と続けると思えば得意そうに旦那の悪口や誰かの陰口。

「ほんまにね~!」
「あたし言ってやったわ!」
「アカンわな~!!」

聞きたくも無いのにおばちゃんの甲高い(かんだかい)声はどうしても耳に残る。

だからロビーで待ちたくなかったんだ。

気にしないようにしようと飛行機を眺める。

「これがカタールの飛行機かぁ・・・。」
内装や機内食に期待を膨らませ、おばちゃんの口にティッシュペーパー丸み込めた物を詰め込んで得意になってる自分を妄想。

おばちゃんが近くに居ない事、切実に願う。

暇を持て余したので、携帯でブログ更新。
母さんや友達にもメールを送り、

「無事帰ってくる事を誓います!!」

と得意気に言葉にしたものの、実はこの時、独りで居る事に大きな不安を募らせていた。
「なんで、こんな面倒くさい一人旅を考案したんだ?誰に頼まれた訳でもない。言葉もろくに話せない。本当に災難に遭遇した場合誰も居ないんだぞ?!」
少し、自分を罵った。

「今から家に戻ったって、誰に迷惑を掛ける訳じゃねーんだ、戻っちまうか?」
変な事考えてた。

時間通りに搭乗口が開く。

いよいよ、俺は逃げ出す事は出来ない。
もう行くしかないんだ。

機内での携帯電話の使用は硬く禁止されているのは分かっていたが、どうしてもアイツにだけは「行って来る」と伝えたかった。

いつも海外旅行のパートナー、俺の暴走保護役のM。

いつもみたいに隣に居ない事に多少の不安を抱く自分に驚いた。
いつも口煩く言う奴だが、居ないとこんなに孤独を味わうものかと。
さっきまで「ひゃっほー♪」と喜んでいたのにな。

俺 「あ、M?今から行って来ますわ。今飛行機の中っす。」
M 「そうなんや。ホンマに気を付けるんやで?」
俺 「へいへい。ま、これが最後の電話にならん事祈っといて。」
M 「あほか。ばかちん。」
俺 「へへ。じゃぁ、FAにばれるとアカンから、切るな。」
M 「うん。ホンマ気ー付けーや?帰ってきたらうちで写真の鑑賞会しよな。」
俺 「おう。ありえへんくらい撮って来るわ。じゃー・・・行ってきます!」
M 「うん。ほなね。」

一言話すだけで、孤独感が一気に晴れた。
俺の旅行中の行動を一番に知っている奴から太鼓判を押して貰えると気合が入った。

席に着く途中に気付いた。
俺の隣に座っている子は、関空のベンチで俺の後ろに座っていた白人の女の子じゃないか。
こりゃ、今回は話さないわけにゃいかねーな。

席に着いて、快適に過ごす為の準備を整えて、窓の外の関空の風景を眺める。

隣の女の子が気になって仕方が無い。

よし、話しかけてみるか。

俺 「こんにちわ。英語話せる?」


女の子 「ええ。」

女の子は読んでいた分厚い本を膝に置き、恥ずかしそうに答えた。

俺 「Ok、何処出身?」

何から聞いて言いか分からないのでお互いの国柄を理解しようと咄嗟にでた一言だ。

女の子 「ギリシャよ。」

驚いた。

俺 「え?!ギリシャ?!マジで?!俺、今からギリシャに行くんだよ!って事は、君ギリシャ人?」

女の子 「ええ、そうよ!あなたも今からギリシャに?!じゃあ、これからも同じ飛行機ね!」

女の子は恥ずかしさを忘れ、話し方も段々明るく慣れてきたようだ。

俺 「あぁっと、ごめん!名前まだだったな。俺はウンタマ!分かる?U・N・TA・MA!」
スペルを言ってようやく理解してもらった。

女の子 「私はヴァジーニア!フルネームはもっと長いの。これはギリシャの名前じゃなくてアメリカンな名前でしょ?普段はVAって呼ばれてるの。ヴァジーニアのVとミドルネームのA!日本人の名前はギリシャ人にとって覚えにくいわ。あなたもそうでしょ?ギリシャの名前は日本人にとって覚えにくいものだって、あたしは理解してるの。」

一言俺が話しかけて、溶け込んだと思ったらヴァジーニアは今まで我慢していたかのように話し続ける。

ヴァ 「行きのフライトは最悪だったわ!隣が中年のおじさんで一言も喋らないの!でも今回あたしはラッキーね!あなたが隣に座ってくれるんだもの!このフライトは楽しくなりそうね!」

英語の聞き取りは多少出来るものの、話す事は出来ないので彼女の話を延々と聞かされる羽目になった。

でもとてもいい子だ。
話した内容は覚え切れないほど沢山。

彼女は20歳。俺より4つも下。
彼女のお母さんが日本で教授をしていて、彼女はその交換留学で日本に来たんだとか。
日本人の友達が出来たけど、九州へ行ってしまって、これからはメールのやり取り。
最近奈良にいって鹿を見た事に感動。
英語が流暢なのはアメリカンスクールに通っていたから。
今までも沢山の交換留学を経験している彼女、色んな国に彼女の故郷はあるんだとか。
日本を離れるのは寂しいけど、ギリシャに帰れる喜びもあるから50/50なんだって。

「へぇ~」とか「俺もそうおもうよ!」とか、「その通りだね。」などの簡単な英語でしか話せない俺だけど、「あなたの英語はとても上手よ!日本にいてもこれだけ話せる人は少なかったわ。」と嬉しい一言も言ってくれた。

ヴァズも独りでずっと寂しかったんだ。
俺も隣がうるさいおばさんじゃなくて良かった。
多少お喋りではあるが可愛いギリシャ人の女の子が隣で俺もラッキーだ。

一気に仲良くなった俺たちは、カタール航空の新聞サービスや飴、お手拭配布にもスルーしてしまう勢いで話した。




23:55 



飛行機は定刻通り飛び立ち、関西の街に広がる電光がみるみる内に星屑のように小さく、一瞬で雲を突き破った。

フライト到着時刻はドーハ時間 5:30 

何時間乗る事になるか分からないが、大好きな飛行機のGに興奮しながら、ギリシャへの期待を膨らませる一方であった。
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by unntama01 | 2007-07-26 07:17 | GREECE ~旅行記~
荷物を預け、航空チケットを貰う。

そして恐怖のリコンファームについての用紙も貰う。
この先行ったっきり、帰れなくなったら「永住します。」とどこかのギリシャ女性と結婚を目論もうと間違った妄想を膨らませつつ両替所へ向かう。

為替レートが気になる。やはり少しでも安い方が良いじゃないか。
現地の空港は高いと聞いていたから、半分の5万円のみユーロに換金した。

手元に来たのは約300ユーロに満たない額。

円安の影響をもろに感じました。

1ユーロ=約170円

数年前まで単位は『ドラグマ』で円高だったのに・・・。
シェンゲン協定のばかぁー!!

3年前のイタリア旅行でも1ユーロ=140円と意識が飛びそうになったのに、これからの日本の円安はどうなってしまうんでしょうね。

急に貧乏になった気分で搭乗ゲートの前に辿り着く。

俺 「2時間もじっとしてられねーよ。」

Uターンして下の階に下りた。





がら~ん・・・・






たくさんの旅行客が賑わっていれば活気ある空港なんだろうけど、店は閉まってるわ、人も居ないわとなると只々だだっ広い身の毛も弥立つ程の広さ。

こんな空港も体験出来るなんて滅多にないぞ。
よし、意味もなく散歩でもすっか。

カツーン、カツーンと足音だけがフロアに寂しく響く薄暗い関西国際空港。


歩いて10秒で切なさに泣けてきた。

「なに、この空虚!寒っ!!うぁ~、腹減った~。ここのレストラン全滅かよ・・・。もう少し早かったら、マクドくらいは開いてたかもしんねーなー・・・メガてりやき挑戦してみたかってんけどなぁ。・・・・うわっ、ココも開いてねーし。頑張れよ、関空!!」

数時間後の機内食まで我慢しようと思ったが、朝から動きっぱなしでろくに飯も食ってねぇ。
24時間空港だから、どこか開いてると踏んだ俺が甘かった。

「おぉ~、ユニクロ、ユニクロ。そういえば出来たんやったなぁ。早く来て、ここでタンクトップ探せば良かったかなぁ~。」

意外と散歩にも慣れてきた。
さらに下に下りてみる。

国内線の全日空やJALのカウンターが並ぶ。

「国内線より国外線乗ってるよな、俺。日本も旅してみたいよなー。行くならやっぱ九州とか沖縄行ってみてーな。」

俺 「ん?」

遠くで青い光が眩い光なみに俺お眼孔に差し込んできた。

ローソンだ!!

「おぉ!!いつの間にローソンなんて出来たんだ?!」
あの青光りが俺にとっては神々しい光に見えた。

空港内にローソンやユニクロ、メーカーもフランチャイズで頑張ってんだな。
お陰でこうやって助かってる人間も居るんだよ。
需要と供給が成り立ってるねぇ。

颯爽と店内に入ると意外と広い。
外国人さんも日本の商品を手に取り、珍しい目で物色をしている。
面白い光景だ。

俺も店内を物色し始めた。
(機内食があるから重たい物は控えるべきか・・・。おにぎり、サンドイッチ・・・う~んベタだな・・・。)

すると面白い物発見。

ネバネバ王国!!


(お、蕎麦か。日本食だねぇ。ええやん!決定!)

ある事を思い出す。

(そうや、耳栓とか置いてないかなぁ~・・・。でもローソンやもん、普通おいてな・・・・)



















いって、




ぅあっっとぁあー!!





また、無駄に一人ノリ突っ込み。


御丁寧に
『科学の技術を駆使し、不快な騒音はシャット、人間が発するデシベルに合わせて必要な声だけを捕らえる優れもの!!』

大げさに書いて、値段500円。

たっか。

でもこれで気持ちよく寝られるぞ!

やっほぃ。


いつもはMDを持って行くのだが、生憎ぶっ壊れて今の俺の音楽ライフは地声のみ。

でも、敢えて音楽がない方が、その国の声や音や気配なんかを生で感じ取る事が出来る。
オーディオを持って行く事がどれだけ邪道か数回の旅行で学んだ事だ。
機内の轟音は別な。

欲しい物は全て揃った!
ふと文具に目をやると、小さなメモ帳に気づく。

(ふん。。。どうせ向こうの浜辺でゆったり読書するんなら日記なんかも書くのも面白いかな。一人の時間に書き物する方が暇潰しにもなるし。)

その他、必要かなと思った物を買い、ローソンを後にした。







「う~ん。。。どこで食うかな。コレ。」

トボトボ歩いてる時に、デカイ液晶テレビがあった事を思い出す。
「あ、あそこベンチあったし、あそこ行くか!ちょうど『プロポーズ大作戦』(ドラマ)終わったころやし、ビデオ撮ってるから中途半端に観たくなかったんだよな!」



人も少ないし、こんな所で蕎麦を啜っても恥ずかしくもない。
結構、誰もいない空港って良いかも。大分自由に満喫してるぞ、俺っ。




















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偉そうに、帰ってきたそうです。
そして、偉そうに11品目のネバネバなんだって。
よかったね。





















そして、ネバネバ、ズルズルがっつく日本人。
もはや日本人の文化を超えている。


と、後ろでおにぎりをがっつくおっさん。


「お前もかっ!」


みんな考える事いっしょなんだなー。




伸介の「芸恋リアル」を観ながら「ドーセ、ヤラセナンジャネーノー」なんつって、蕎麦を啜る。

もはや自宅と化した関空はもう、『旅行に行く』という大目的を忘れてリビング様に寛ぐ(くつろぐ)。


PM 10:30

「お、そろそろ行くか。免税店は開いてないかなぁー。」

航空チケットを貰って普通、真っ直ぐ搭乗口へ向かうのだが、一人という開放感からか、遣りたい放題、色んな所を散策する俺。

もし、誰かと一緒ならこの空港内の1時間だけでも俺と一緒に来た事を後悔、若しくは「二度とコイツとは行かねぇ!」と思わせるに違いない。

何処も開いてない空港内なのにコレだけ楽しめるのは俺みたいな変人だけだろう。























一人ってサイッコウっ♪♪







のちに、孤独感に苛まれるのは言うまでもないよな・・・・。
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by unntama01 | 2007-07-25 15:24 | GREECE ~旅行記~


ハッと目を覚ますとすでに高速。
辺りは海が見えてもうすぐ関空に到着するところだった。

運転手 「ウンタマ様はカタール航空23:55発ですので南側から入られると受付窓口が近いと思います。○○様は・・・・航空で・・・ですので○側で下車されると宜しいかと思います。本日はMKシャトルバスをご利用頂き誠にありがとうございます。まもなく・・・・・・」

寝起きで朦朧とし、何か親切な事を言っている事は分かった。
とにかく関空に到着後、分かりやすい所で下ろしてくれんだな。それくらいの認識しかなかった。

段々近付いてくる空港。
飛行機が間近で飛んでいる。滑走路の向こう側では着陸に備えた飛行機が何機も見える。
空港に来たんだ!
Tちゃんの影響でなんの用事も無いのに空港に来るようになってから飛行機や空港が好きで堪らない。
今はギリシャに行く事よりも、飛行機が間近で見れる事に感動していた。

シャトルバスが停車し、執事のように丁寧な運転手さんは機敏な動きで荷物を運んでくれる。
どこかのお偉いさんになったような気分。
2300円を支払い、大きなスーツケースを引きずり館内に入った。

館内はいつもの旅行客で賑わっている風景は無く、閑散と静けさだけが広がり、異様にケースのキャスターの音だけが響く。

時間は6/25 21:00

搭乗受付開始時間は22:00。

飛行機に乗る際には少しでも早く受付すると、最安価なエコノミーでも多少の融通が利く事は前回のNY旅行で学習済。

まずはワールドエアシステムの受付カウンターを探さなければ。

「何処へ行けばいいんだ??」

辺りを見回しても「W.A.S.」の看板が見当たらない。

運転手さんは受付しやすい場所で下ろしてくれたのだが、南側の受付カウンターはほぼ閉まっていて全日空のカウンターのみ人が居るようだ。

フライトスケジュールが電光板に映し出されるがカタール航空が無い。
「こんな所で『航空チケットは詐欺でした』は、ねーだろうなぁ?!」なんてちょっと不安に思う。

誰も居ない空港、いきなり不安の苛まれながらも総合案内所にて事情を説明する。


お姉さん 「あ、はい!それでしたら北側の一番奥がカタール便の受付カウンターとなっております。」



おぃ!あんのおっさんっ!!




ご丁寧に一番手前の南側に下ろしてくれて、一番奥の北側たぁ、どういう事だ。あんにゃろう。

焦ったじゃねーか。ボケぇい。

先ほどまで、親切で丁寧な運転手さんにチップでも弾んでやろうかな♪なんてセレブ気分が一転、背後に回って闇打ちローキックを咬ましてやろうかと思ったぞ。

意外と横に長いフロアをガラゴロと北側に向かう。

電光板を確認すると、ありました!『カタール航空 ドーハ 23:55』

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しかし、受付カウンターは荷物チェックの向こう側。
こんなケースは初めてだ。

係りの人に確認すると、「21:30から入場可能です」との事。
仕方なくベンチに座って待つことにした。

周りには同じ搭乗口に入るであろう家族連れのアラブ系の人や強面の黒人さん、女の子で一人旅なのか大きな荷物を抱えた白人の女の子。
外国人さんがちらほら。
それだけでちょっと興奮。

その群れに入り込み、新調したデジカメの使い方を覚えようと弄くる(いじくる)。

強面で無表情の黒人さんと一瞬目が合い、少し戸惑う。

その黒人さんとは背面側に座った。

いつも外国人の友達と馴れ合っているのだが、少し緊張しているみたい。

黒人さんは携帯を取り出し、誰かに連絡をしだした。

俺 「・・・・・・・・・。(何語で話すんだろ?やっぱアラビア語?でもちょっと欧米チックな顔だから英語か?)」

何もする事がないと、色んな事に散漫になる。







・・・・・・・・・・。










黒人 「あー!俺、俺やけどな、あれ、どないなってんねん?






関西弁!?




黒人 「だれがどうでなぁ・・・・・せやろ?・・・・・あほか!違うわ、ボケ!!せやからぁー・・・!!




ごっつコテコテの大阪弁やんけ!!


ビックリして、振り返ってもたわ。
突っ込むところだったぞ!!

しかも日本語の発音が物凄く綺麗。声だけ聞いてたら日本人だ。

しばらくして、「パパー、あんなー?!」と小学校1年生くらいのクルクル天パの黒人男の子がその人に抱きつく。

「僕、うな丼食べたーい!」

(う、うな丼とな?!
ぼく、今、うな丼って仰いました?!
君の発音は正しく日本育ちですよね??)

遠くから日本人と思われる女性もやって来た。
知り合いと思われる同じく黒人の人や、黒人のおばあさんも。

なんだ?どういう家族構成??
ほぼ黒人なのに、全員日本語がメチャクチャ綺麗じゃないか!!

物凄ーく経歴を伺いたい一家でした。

俺のすぐ後ろ側に座った白人の若い女の子。

俺 (この子も同じ飛行機なんかな?どんな旅してきたんやろ?話しかけてみよっかな。)

俺自身、独り身同士仲間意識が高まる。
だが、まだそこまでテンション上がりきってない為、断念。
再度、カメラを弄るのだった。


しばらくして女の子が立ち上がった。
「ん?」と辺りを見渡すと荷物検査する場所に列がすでに出来ている。

(やべっ!出遅れた!!)

女の子の後ろを急いで追いかけて、まだ10分前ではあるが列に並んだ。

辺りはアラブ系の外国人よりお金持ちそうな年配の集団や、夫婦と思われるセレブカップルの日本人が多かった。

俺 (へぇ~、皆さんリッチですなぁ。ドーハに海外旅行ですか?いいね、いいね。こちとらロンリー貧乏旅行だっつーのに。ユースホステルですよ?ユースホステル!!)

お金持ちな日本人のイメージは彼らの所為だ。ばっきゃろう。


最初の荷物検査が始まり、やっとの思いで受付カウンターに辿り着いた。
航空チケットはココで貰うようだ。

受付のお姉さん 「予約確認表とパスポートをお願いします。」

俺 「はい。・・・・あ、あの・・・出来れば全部窓際の席でお願いします・・・!!」

受付 「・・・・少々、お待ち下さいね・・・・。えー、大阪、ドーハ・・・・ドーハ、アテネ便でございますね?」

ちょっと焦ってフライング。

受付 「はい!窓際ですね。2列シートとなりますが宜しいですか??」

俺 「ハイ!構いません!」
(構いません!構いませんとも!!窓際に座れるなら3列でも4列でも!!やっぱ早く来て正解!!グッジョブ、俺!)

厚かましくも、注文してみた。

俺 「あ、あの~、帰りの便も窓際に出来ますか??」

受付 「申し訳ありません。お帰りは現地の空港にての受付となります。」

俺 「そうですか・・・。」
(うそん!英語で『窓際お願いします』とか言わないとアカンのか?そんな説明出来るかな・・・?)

受付 「お客様。」

俺 「はい?」

受付のお姉さんは航空チケットと共に一枚の紙を差し出した。

受付 「こちらカタール航空はお帰りの際にリコンファームが必要となります。こちらの用紙の・・・・・現地アテネでしたら、こちらの電話番号ですね。こちらにお客様自身で連絡して頂き、予約の再確認を取って頂かなければなりません。」

俺 「・・・・・・・・・・へ?」


一瞬、フリーズ。
今言われた事を、頭の中でリピート。

(ちょ、ちょ、ちょ、今なんつった?現地で電話?リコンファーム?離婚農場??なんじゃそりゃ。なんやねん、リコンファームって?!!何言ってんの?この人??うぉい!!意味が分からんぞお!!)

俺 「・・・・あの、リコンファームってなんですか?現地で電話しなきゃいけないってどういう事です?」

受付 「リコンファームは予約の再確認でございます。カタール航空はリコンファームが必要となります。現地出発の1週間から72時間前までに予約の再確認を現地のカタール航空に取らなければ、予約は全て取り消しとなってしまいます。十分にお気を付け下さい。」

お姉さんは生気の無い笑顔で、蛍光ペンでアテネからのカタール航空会社の電話番号をマーキングし、説明書きの72時間から1週間にラインを引いてくれた。

俺 「え、あ・・・・・はい。分かりました・・・・・・。」
(いや、ずぅぇんずぅぇん分かりません!!なんで?!なんで予約の再確認を取らないと全部キャンセルになるっつーの?!こっちは行きも帰りも『予約出来ましたぁ!』の旅行会社の兄ちゃんの言葉を信用してんだよ?こんなん今まで無かったぞ、どういうこっちゃねん?!)


いきなり不安な要素が発生。

仮にも電話出来たとしよう。

ギリシャ語ではないとは思うけど、英語で自分の予約確認説明出来るか?!ましてや英語で電話なんて外国人の友達とすら微妙なのに!
聞き取りも出来るかどうか?!

今まで知ったかぶりでコミュニケーションを取っていた罰だ。
100%彼らの言葉なんて理解してない。
ちゃんと分かるまで話して会話力身に付けとくんだったぁ~。

用紙を穴が開くほど隅の隅まで読み、事態を理解したが、やはり自分でアテネの航空会社に連絡しなければ、帰りの便が無くなってしまうようだ。。。。

案内された搭乗ゲートへ向かう。

・・・・・・・・・・。

俺 (ま、しょうがない!なんとかなるか!コレも勉強、勉強!)

気持ちを切り替え、余った時間をどの様に過ごすか、の方が楽しく思えてきた!

時間は 21:40

搭乗開始時刻 23:30

約2時間もある。

いつもならば、空港内を散策して本屋や物産展、レストラン、ファーストフード、色んな所を回るのだが、店はほぼ閉店。











あぁ!!

自分の中で重要項目に気付いた。

耳栓買うつもりやったのに!!

どないしよ~・・・・。

出発当日に全て用意するからこういう抜けが発生するのだ。

仕方ない。自分のミスだ。
快適な旅となるかは分からないが、死にはしねーだろ。

諦めるか・・・。

空港に着くなり、なんだかんだと疲れる事ばかり。

あれ?ソレは俺が無駄にテンション高い所為か。と、トボトボ誰も居ないフロアを独り歩くのだった。

あぁ~、腹へったなぁ~・・・・。
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by unntama01 | 2007-07-25 03:59 | GREECE ~旅行記~
出発前日 勤務は夜勤。

スーツケースすら物置から出していない状態。
周りは『今か今か?!』と出発時間を気にしてくれてる。
俺よりも敏感なようだ。

旅の超ベテランマイミクのともちさんから親切にギリシャの地域情報を沢山送って貰った。
聞けば、2ヶ月や3ヶ月前から国内線を予約してると約10ユーロでチケットを購入出来たんだとか。
やはり、準備は早いに越した事は無いようだ。
俺のチケットは片道117ユーロ。
コレでも一ヶ月前に予約したんだけどな・・・。

夜は寒くなるから上着は必要だとか、日中は6月でも日差しが強いから水分補給はしっかりねとか、ほんと体の心配までして頂いて有難い限りです。

会社の先輩方はまさかこいつが明日から遠く離れた異国の地へ飛び立つとも知らないでいつものように業務を共に遂行する。
上司や一部の信頼出来る人には内密で行くことを伝えてるし、海外旅行申請書も提出しなければならない。
しかし海外旅行などの長期休暇は取って当たり前の事なんだけど、周りの目を気にすると窮屈な思いをする。
その辺りは面白くない日本の風習にため息が出る。

夜中、勤務中にも関わらずMから「ホンマに気をつけてこいよ!」との激励を頂き、「とりあえず生きては帰るつもり。」と呆気に答えた。

俺にとってのこの旅は6ヶ月間頑張ったご褒美と、長年の夢を全うする事が目的。
航空チケットを買った時点でその大きな一歩は始まっていたんだ。

実感がなかったにしろ、会社で窮屈な思いをしたにしろ、時計は回り続けている。
その『時』が来た。




特にトラブル等問題なく定時で勤務終了。

6月25日 
AM 8:00
いつものように長い道のりを本日のプランを練りながら帰路に着く。

AM 9:00
給料日と言う事もあり銀行、郵便局へ向かう。
自分が自由に使う金額は10万!!
倹約生活を始めてから早10ヶ月。
こんな大金を自分の財布に入れる事自体緊張するのに、10万という数字を見た時点でぶっ倒れそうな勢いだ。

町を行き交う人々が全員敵に見えながらもドラッグストアへ向かい、備品の確保。

・Bioreさらさらパウダーシート→機内や海で汚れた体をスッキリさせる、意外と役立つコイツ。
・シーブリーズボディローション
→日焼けで火照った体を冷やす、毎年海に行った際は必ず常備。
・ハイチオールC
→年々ホクロやシミが出てきた今日この頃、「焼かなきゃいいだろーが!」と言われそうなのだが、海へ行って焼かない奴なんて海に行かなきゃいい!大ダメージを覚悟するなら心持ちケアは必要だろう。
・アセロラドリンク1000
→日焼けをすると肌のビタミンCが不足。さらにこの味が好きなもんでたまに購入する。別にギリシャまで持っていく必要があるのか?と言われたらないのだが・・・。
ポカリスウェット粉末
→ギリシャの夏の乾季は日本人が思った以上に脱水症状を起こす。一番の水分補給法はスポーツドリンクだそうだ。粉末状なら水さえあれば簡単にスポーツドリンクが出来るしな。
・ウコン錠剤
→一人で飲み歩くかどうかは分からないが、飲む時は必ず飲むようにしている。次の日二日酔いで旅にならなかったらしゃれになんねーぞ。
・大正漢方胃腸薬→重宝。海外に行けばその土地の食べ物を食い尽くす勢いで色んなモノを食したい。
お腹いっぱいで食べれなくて帰国後、でっかい後悔・・・とならないように俺の体に頑張って貰う為、旅には必ず持っていく。
酔い止め
→誰かの日記に飛行機の時にコレを飲むと気持ちよく寝られると書いてあった。試してみよう。
ドリエル
→同じく飛行機ではなかなか良い寝つきをした事が無い俺でもコレを飲むと「コテン」と逝ってしまう。一応、常備しておこう。


店員 「お客様?!別に酔い止めを飲んだからと言って眠りを促進する効果はございませんよ?!もし、この酔い止めを飲んだ場合、併用してドリエルは飲まないで下さい!喉が渇いたり、どんな副作用が起こるか分かりませんから!!」

薬剤師の方に色々説明して貰っていたので、物色をしていると心配で「コイツどんだけ薬飲むねん?!」と横で目を光らせてくれたみたいだ。

全部一気に飲む訳じゃない。
どんな場合にも対応出来るように準備するのも自分を守る為には大切な事だと・・・・・。

と思うけど、購入理由を考えると模範的に『無茶』を前提としているのは伏せておこう。
全く、普通に出来ないのか俺は。

その他、冷えピタや、瞬間保冷剤等、日焼け後の痛みを懸念した備品を揃えた。

気が付けば大量の買い物袋にこれから行く所へ持っていかなければならない。
計画性があるのか無いのか。

次に向かった先に本屋
機内や海辺で快適に過ごす為に新しい本を買おう。
最近「海外脱出計画」という本を買ったのだが1冊では足りない。
何か物語モノを・・・・
と、頭に過ぎったのが、以前「この本是非ウンタマさんに読んで貰いたくて!」とプレゼントしてくれたマイミクのミキさんが紹介してくれた『アルケミスト』。
今の俺にとってメチャクチャ面白くて、その他にも紹介してくれた本があった。
『ユダヤ人大富豪の教え』
早速、探してみると、シリーズ化されていて4冊もあった。
取り合えず一冊を購入。
どんな物語なのか?
ミキさんがお勧めする本なんだから、面白いはずだ!
エーゲ海の潮風に吹かれて読むのが楽しみだ。

ギリシャ語を全く以って知らない俺は、少しでも友好を深めようと簡単なギリシャ語を求めて、語学コーナーへ行ったが、あるものは現代ギリシャ語だとか古代ギリシャ語だとか難しくて分厚い本ばかり。
『指差し旅行ブック』なる、言葉が分からなくてもこの本の絵に指を指せば相手に意味が伝わるという本がある。
そこまで困ってません。舐めんなよ。という事で、ギリシャ語は以前購入した『地球の歩き方』の最後に少しだけ載っている言葉だけで、後はなんとかジェスチャーで乗り切ろうと決心する。

次に向かった先はかばん屋。
「はよ帰って準備せーや。」と思いながらも物色し始める。
と言うのも、旅にショルダーや大きい荷物を抱えて観光したくない。
自分が持ってるヒップバックは日本のみ通用するファッションで、海外でそれをすると「この中には貴重品が入ってます。自分は前しか見てませんのでどうぞご自由にお取り下さい。」くらい無防備な行為なのである。
このお気に入りのヒップバックを前に持ってきて、ポシェットの様に使うなんて嫌だ。
小さめのリュックでもいいから何か良い物はないかと探しまくる。

約4件程廻って見つかったバックはタスキ掛けにするリュック。
最高に気に入ったデザインではなかったがこれ以上探しても時間の無駄なので妥協した。
(が、結構後で役に立ったんだよ、コイツ)

最後に向かったのが、服屋。
欲しい物は白のタンクトップ。
暑いと言えばタンクトップ!白い家に溶け込みたいならば白!!
結構衣装持ちではあるが、(というか服が好きで捨てられないだけ)白いタンクトップを持っていない。日本で着るとちょっと浮くだろ?
だから今まで買わなかったが、今回は海外だから着てみたい。
色んな所を廻るがコレも丈が長かったり、生地が弱かったり、無駄に高かったり。
タンクトップごときでなんでこんなに時間取らなきゃなんねーんだ、ゴルァ?!

結局、コレも妥協してそれなりの物を購入。
時間を見てビックリしたのだ。帰らなければ!!

両手にはドラッグ、肩には元々持っていた会社のカバン、自転車のカゴにはおニューのカバン。
三宮というお洒落な町のど真ん中で見っとも無く自転車を走らせる俺。
時間はすでに昼の1時を廻ろうとしていた。

必死になって家に戻ったが、今からが真剣勝負。

お洒落過ぎて「お金持ってますよ~」的な格好もNG
だからと言ってイモ過ぎる姿を写真に収め、一生「お父ちゃんの若い頃ってこんなにイモかったんや~」と言われるのもプライドに欠ける。
嵩み(かさみ)過ぎても荷物になるし。
ギリシャは夜は寒くなると聞いている。上着も必要だ。
バーにも行ってみたいな。お洒落なシャツを1枚持っていこう。アイロン掛けるか!
勝負パンツも必要?!なんつって!なんつって!!

寝てない上に、何から手を付けて良いかパニック状態で一人テンション上がる上がる。

訳も分からず、詰め込む事3時間。
後の半分はお土産で埋め尽くされるし、半分埋まったとしてもアセロラや、その他備品は現地で使い捨てするから軽くなる。

完璧!俺!!

と勢い良くスーツケースを閉じたが、何か不安が残る・・・。
なんだ・・・?

部屋や荷物あちこちに指差呼称を行い、「○○ヨーシ!!」「□□ヨーシ!!」

考える事1分。

パンツ入れてない!!

危うく、ノーパンでギリシャをうろつく所だった。
勝負パンツではしゃいでたじゃねーかよ、俺。
つってもただの新しいパンツなだけなんだけどな。
(おい、俺の下半身想像してんじゃねーぞ。)


荷物は片付いたが、俺にはまだまだ使命が残っている。

ここ数日家に帰ってもろくに掃除もせず、洗濯もしていない。
ただ帰って仕事に疲れて寝るだけだった。
それにキレた親父は「お前はこの家をなんやと思っとるんや?!下宿か?!ギリシャの事で頭いっぱいなんかも知れんけど、そんな旅行行くくらいの余裕があるんやったら、家の事も出来んのか?!家の事も出来ひんのやったら、家出て行けぇ!!」と御尤(もっと)もなお叱りを受けた。
家は一人一人必ず何かの仕事をする事が家に居させて貰える教育方針。
義務教育を終え、成人を超えた時点で家に居る事は許されないのだ。
ましてや社会人。
いくら子供でも家に住む以上、家の仕事をするのは絶対なのだ。

そして、やっと今日時間が出来た俺は気合を入れ直して、だだっ広い廊下や全員が使う共通の部屋を掃除機で駆け巡った。
その後、使用済みパンツを引きちぎって水に濡らし、クラウチングスタートスタイルで古びたなっがい廊下を走る走る。
一回じゃ綺麗にならない!2,3回拭き直した。
それを見た親父は「お、廊下掃除してくれてんのか、ありがとうな。」

(アンタがしろっつったんだろがっ。)
若干、癇に障るも「うん。」とだけ答えてタッタッタッタァ~と走った。

自分の部屋も愛猫うんたまにドロドロにされているから隅々まで綺麗にした。

前にTちゃんが「旅行前は掃除しない方が良いんだって。その方が旅行に行った時に『あんな汚い部屋誰にも見せられない!』ってなんとしてでも生きて帰ろうと本能が働くんだってよ」と言っていたが、親父の稲妻で死ぬよりマシだと、必死で掃除をしたのだ。

洗濯物も回し、やっと一息着いた。

時間は6時30分を回ろうとしていた。

やばい!!風呂に入りたい!!何時間のフライトになるか分からないし、「汗と誇りまみれでギリシャ入国したくないぞ!!」と、結局時間に追われる羽目になる。

送迎バスが来るのが7時30分。
まだ買い忘れた耳栓を買いに行きたいが、空港でなんとかなるだろうと駄目元で準備に従事した。

予定では「ご飯作る約束してたから、今日は作ってから旅立つよ!」と思っては居ても時間が言う事を聞いてくれない。
結局、掃除、洗濯が限界で旅立つ事になった。

最後に日本食を食べて行きたかったなぁ~と思うと親父が「コレ持って行け」と2日前の丹波屋のおはぎをラップに包んでくれた。
腹減ってるし、日本の物っちゃー日本のモノか。と複雑な気持ちではあったが「ありがとう!行ってきます!」と家を後にした。

時間通りに送迎バスは家の近くまで来た。

「本当に今から行くのか・・・・。」

たった一人の旅。
大きなスーツケース。
機内用のリュック。
左手におはぎ。

運転手 「ご予約の○○さまでございますね?お荷物お預かりします!」

気の良い執事のようなおじさんと普通のワゴン車。
なんだかすでにセレブ気分。

見慣れた町並みを離れ、関西空港に向かう。

途中、同車する六甲アイランドの人を迎えに行き、ノンストップで関空へ。

車内、少し硬くなったおはぎを頬張った後、約24時間無眠状態で本当に夢でも見ているんじゃないか?と意識が遠くなるのを感じ、車の揺れでいつの間にか俺は眠っていった。
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by unntama01 | 2007-07-24 06:44 | GREECE ~旅行記~

最近GAPジャンキーです。

pardon our dust
最初、意味が分からなかったけど、辞書で調べたら納得。
この発想が凄いぞ、GAP。

west side story MAMBO
昔はこんなにカッコイイもんを流してたんだな。
コレはこれで好きだな。

前にも載せたアイツ
こいつは豪華だ。

khaki Swing
古きよきアメリカって感じか?

Back to school
色々やりよるなぁ。
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by unntama01 | 2007-07-21 19:56 | 日記
6月に入ってから、新入社員の講師だとか定年退職者の送別会だとか、TOEICの試験だとか、抱えてるプロジェクトのベンチマーキング等々、折角バイトも休んでんのに、結局何かで埋まってしまう。

人間は一つの事しかできないんだなぁと。

あれやこれや出発2日前に差し掛かった。

俺 「うわっ、何も用意してない!」

いつもなら、「おニューの下着こうて~、旅先で必要なモノ買うて~。」と頭の中は旅行でいっぱいで楽しいはずなのに、旅行に行く事すら業務の一環だと用意が億劫に成っていた。

身の回りの事をこなすだけで精一杯。
でも、ちゃんと備えは必要だ。

だから、あの時「カードとパスポートだけで飛んでしまおうか!」なんて現実逃避に走っていたのだ。

その日遅番で22時に仕事を終えた。

車を走らせて、いつもお世話になっているディスカウントストアー『ジャパン』へ。
安さ世界一を目指してるとか目指してないのか。
入口に微妙な笑顔の社長さんオブジェがお出迎え。

いつも旅行前になると、ココで備品を揃えるのだ。
殆どの品が割り引かれていて何を買うにもお買い得。

今回の旅の最大の目的はだ。

太陽神アポロンの恩恵を燦々と浴びて、かなりの日焼けが懸念される。

一人旅なんだから、海でのんびり寝転がって本を読んだり、エーゲ海を望みながら戯れるヨーロピアンの水着姿をうぉっちんぐするんだ。

店内を歩きながら、俄か半笑いで鼻の下を伸びていたに違いない。

ギリシャの太陽はphが違うのか日本の日差しよりキツイらしい。
ガイドブックには日焼け止めを!!と書かれていたのだが、何を間違ったのか、

日焼けオイルを。

しかも

一番黒くなる奴を。

本当に黒人になったらお笑いだと、常にボケる事しか考えてない俺は必要なモノを買い集めた。



俺にとって海外旅行は「この先もう一度行けるか分からない!」をモットーに滞在時間を有効に使おうと睡眠時間を削ってまでも遊びまくる気でいる。

それには普段の生活でも重宝としている『リポ○タンD』が必要だ。

ジャパンでは箱で購入すると定価の半額近くで購入できる。
日数分必要とするから、箱で買った方がお得だ。

まさに命がけの旅行と言っても過言ではないかな。

端から見ると「ちゃんと寝なきゃ駄目だろ?!なんてバカなんだ!!」と言う声が聞こえてきても仕方が無い。

でも、こんな無茶もまた旅のエッセンスとして面白い所でもある。


店内を巡回していると、面白いものを発見。

『防水カメラ』

先日デジカメを新調した所だが、防水ではない。
また盗難という最悪のケースを考え、いつも俺は使い捨てカメラも持っていくようにしている。

そこで、この水の中でも撮影出来るカメラを見つけた。

盗撮とまではいかないが、透き通った海面にはしゃぐヨーロピアン達とあわよくば仲良くなったとき用に、水に濡れても大丈夫なカメラがあると撮り放題じゃないか!!

先ほどよりさらに2メートルほど鼻の下を伸ばして、使い捨て防水カメラをカゴに投入。

(どないしよ!もう、スキンシップで恥骨と恥骨がコンニチワ状態で!!肘が双子山関に猛烈アタックなんかしたりして!!)

有得もしない想像を膨らませ、買い物籠より重い鼻の下をズルズル引き摺りながらレジでお会計。

欲しい薬品等は手に入らなかったので、出発当日フライト23:55という遅い時間を計算に入れて、後の買い物は当日に済ませる事にした。

後、夜勤を2日済ませれば本当にギリシャへ行くんだ・・・・。

用意をしているが未だに信じられない。
3年も待ったんだ。
それがもう2日前なんて、ピクニックの前日というか、もっと使命感に似た冒険心が沸々と涌いてくるのを感じる。

ただ、目的は若干卑猥な方向へ向いている事は間違いないのだが。。。。
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by unntama01 | 2007-07-15 06:04 | GREECE ~旅行記~
こいつ

ヤラレタ。ストライプ柄が一番好きだ。

言わなくても分かるよな?

俺が買った物って。

何だと思う?

その後、コレを見て一人爆笑。
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by unntama01 | 2007-07-14 04:58 | 映画・ドラマ・本・歌
ニューヨークへ旅行した1年前。

カッコイイニューヨーカーになるんだと、彼らがしている事を少しでも真似てみたいと色々模索した。

その中で、「sex and the city」でも有名になった『マグノリアカップケーキ』はニューヨーカーなら誰でも知っている。
これは食べなきゃニューヨーカーと言えないだろう!と、少し間違った方向で意気揚々とニューヨークへ旅立った。

そして、ニューヨーク観測史上初の積雪量に見舞われ、ブリザードの中必死で探し当てたマグノリアカップケーキ。


必死でマグノリアカップケーキを探したあの時の話です。

マグノリアの味とは?←こういう結果でした。

その思い出深いマグノリアが閉店することになったんだとか。

思い出が残っているから良い物の、淋しい気持ちでいっぱいです。
でも少し、納得する気もします。

原因は衛生面で問題があったそうだ。

・・・・・・・・・・。

放置時間、フライト時間含め、約48時間後に食べても何の異変も無かったから大丈夫だとは思ってたけど、不衛生な中作られていたんだと思うと、世の中の食べ物は相当管理されているんだなと。

結構、胃は弱い方なんだけどな。

世界中で愛されてるマグノリアなんだから、また問題をクリアして復活すると思う。

そう願っている。

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by unntama01 | 2007-07-12 19:15 | 日記