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やりたいようにやる。そう自己満足。日々変わっていく考え方がやけに面白い。


by unntama01
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愛に満ちてます。

2月4日

先日、ニッキーとたまたま電車に乗り合わせた。

ニッキーがクリスマスにタイに行っていた為、ポスト(アフター)クリスマスパーティをしたいと、俺に話してくれた。

俺のスケジュールブックを取り出し、自分が行ける日を伝えた。

それが

2月4日。

昨日(2月4日)、仕事を終え、一緒に行くTちゃんBちゃんを本屋で待っていた。

すると、

「ごめんね。ちょっと寄って行く所があるから先に行ってて。」とのメール。

そういうことなので、一人でお惣菜やお酒、ケーキを大量に購入し、一人寂しくニッキーの家へ向った。

その日はやけに疲れていたので、電車の中では爆睡状態。
気が付くとお惣菜のたこ焼きに顔突っ込んで寝てました。
顔中ソースくせー。
おまけに何故か自分がフィギュアスケートをしている夢を見ていて、ガッと氷を蹴ろうとした瞬間、足がビクン!!と動いて、イスから落ちそうになりました。
相当恥ずかしかった。

そんなハプニングも去る事ながら神鉄の代行バスに乗り継ぎ、7時ごろにやっとニッキーの家に着いた。

家にはエリオットとジョーしか居ない。
急いで向ったのにまだ殆ど集ってない様子。

本格的に始ったのは8時半頃。

みんなでグラスを持って、「Happy birth day!!untama!!」
あれ?クリスマスパーティじゃないのか?
なんかパーティの主旨を俺が変えてしまったんじゃないか??とちょっと不安になった。
しかし、みんなは喜んで祝ってくれた。

というのも、みんながニッキーの家に到着する度に俺に向って、

「Happybirthday tomorrow!!」とホッペにキスをしてくれるのだ。

オー、アメリカン♪♪♪

とても嬉しかった。

エリオットが先日、「いつ誕生日?」と聞いてきたので「2月5日だよ」と答えた。

するとみんなが口を揃えて祝ってくれたと言う訳。

エリオットがみんなにメールか何かで知らせてくれたんだ。
そんな心遣いがとても嬉しい。

乾杯の後に、いつものように飲みながら馬鹿笑いをしながら楽しい時間を過ごした。

この日の参加者は
ニッキー、
エリオット、
ジョー、
スージー、
パメラ、
ネッド、
ハンナ、
ニッキーの学校の英語の先生マヤ(25歳、偶然Bちゃんの同級生)、
Tちゃん、
Bちゃん、
ニッキーの友人(名前忘れた。男の28歳。ニュージーランドに4年も住んでいて英語ペラペラ)
そんで俺。

TちゃんとBちゃんは遅れて9時半頃に到着した。

本当はMも仕事がなければ来れたし、妹も部活がなければ来ていたのだ。
残念です。また絶対パーティするからその時は来れると良いな。

相変わらずの俺の英語力だが、何となく聞き取りには苦労しなくなってきた。

ある知っている単語を聞くとその話をしているんだと理解でき、そこから相手の表情や仕草から話の流れを掴む。

100%分っていなくてもコミュニケーションは取れるんだ。
とりあえず「オーイエー」と言えば問題無い。(いや、問題だ)

英語を話せる訳じゃないが、いつもみんなと居ると英語onlyになるのでスージーが、

「ウンタマとマヤが日本語で話しているのを聞いてウンタマは日本人なんだなって忘れてたよ。いつも英語だもんね。」

どーいう意味だっつの。
確かにいつもどもりながら話す俺と違って日本語だとうるっさいくらい話すので、それが驚いたんだろう。

「最近のニュースは?」とか「良いことあった?」とか「明日は何するの?」とか他愛のない話をしていた。

すると・・・

「電気を消して!!」

誰かが掛け声をだした。

何が始ると思ったら、向こうの部屋から、「ハ~ッピバ~スデ~トゥ~ユ~♪ハ~ッピバ~スデ~トゥ~ユ~♪」とロウソクに火を灯したハートいっぱいのチョコレートケーキをそーっとTちゃんが運んできた!
その後ろに何故かエンゼルパイに一本だけのロウソクに火を灯してニッキーが付いてくる。

みんなが口を揃えて、エリオットがハモリながら歌ってくれる。

俺 「うーわー!!!

もう、これしか出て来ない。
サプライズケーキなんて初めてで、するのは好きだけど、されるとこんなに舞い上がるもんだとは思わなかった!

俺 「うわっ!ありがとう!!!」

俺 「え?!これ、火消すの?火消すの??」

エリオット 「Yes!!」

ぐっと息を吸い込んだ。

T 「ちょっと待って!!ちょっと待って!!!」
カメラをセットしている様子

ぐっと吸い込んだ空気がのどにつっかかる。

俺 「ゥグン」

周りが何か言ってる

「願いを込めて!!誰にも言っちゃダメよ!」
「何か願い事!!!」
「さぁ、一気に!!」

一つ一つ答える暇がない。

もう、苦しくなって一気に・・・

ふぅぅぅぅぅぅぅぅ・・・・・・!!!

パチパチパチパチパチ・・・・!!!


あ、願い事するの忘れてた。

ま、いっか。

とにかく舞い上がって、何がなんだか分からなかった。

うわ、凄い。どうしよう・・・。
俺こんな事して貰ったの初めて・・・。
こんなこ事が頭の中をグルグル駆け回っていた。

ニッキー 「ハーッピーバースデ-!!」
とプレゼントを。
中にはパズルとみんなで寄せ書きをした手紙が!!
俺 「うわー!!!」
めっちゃ嬉しい!
ちょっと読んでみると、
「Thank you tell me namamuginamagomenamatamago!」
ハンナが書いてる。
なんで、バースデーカードにこんな事書いてんだよ!と本人につっこんだ。
みんな隠れてよくやってくれたよ!
向こうで何してるんだろうなぁって思ったけど、こういうことね。

嬉しさはまだまだ続く。

ニッキーに続いて、みんながドドドドッとプレゼントを次々に渡してくれた!

俺 「えー!!!うそーーーん!!!」
もう、全裸で町中駆け回りたいくらい嬉しかった!(捕まるっつーの)

パメラから
カルバンクラインのグリーンチェックの靴下!

俺 「うわー!今履いていい?Can I try this on??」
pamera 「sure!」
みんなの前で素足をさらけ出し、エリオットには「クサイ」だの「キモイ」だの言われたが、お構いなしに履いた!
俺 「How do I look??」
みんな「good!」
俺はありがとうと、お礼に履いていた靴下をパメラにあげた。
うん。笑ってごまかされた。
みんな大爆笑。

続いてスージー
フォトフレーム!わざわざラッピングまで凝っている!
俺 「Oh!!Thank you!!」
二面に開く写真立てで、俺は
俺 「ありがとう!!ここにスージー、ここに俺の写真入れるね!!」
スージー 「いや!両方とも私を入れて飾って!」
俺 「あー!ごめん!もちろんそうするよ!」
スージー 「まだ、もう一つあるよ!」
ガサゴソと紙袋を探し中から石の積み重なった置物が出てきた。
俺 「わー!!・・・・何これ??」
プレゼントを素直に喜びはするが、なんなのかさっぱり。
スージーが一生懸命説明するが、何となくいってる意味が分らない。
「カナダ・・・インディアン・・・セーフティ」
これしか分らなかったが、Tちゃんが
「なんか、カナダの先住民がお守りとして作ったんだって。」
おぉ、さすがTちゃん。
俺 「ありがとう!!うん!これ毎日首からぶら下げるよ!!」
スージー 「NO!!」
俺 「ははは!冗談、冗談!just a jorking!!」
みんな大爆笑!

T&B 「どうしたん?!今日、絶好調やン!!」
俺 「ははは!もう、なんか楽しくて楽しくて!!」

続いてジョーが
高級トリュフ!!
俺 「うわ!!ありがとう!!俺、甘いの大好きなの知ってたんや!ありがとう!ありがとう!ありがとう!!!」
ジョー 「いや~、どういたしまして。ラッピングが汚くてゴメンね。」
そんな事とんでもない!!
ラッピングにまで気を配ってくれる君に乾杯!

続いてBちゃん
アンブレラのボクサーパンツ
俺 「えー!!!Bちゃんからもあんの?!すんごい嬉しい!!えーっと、今履こうか??」
ベルトを外すふりをしてみる。

キャー!!やら、ウワ-!!やら、みんなノリノリである。

俺 「ウソウソ。」
そんなん出来るわけ無いじゃないか。
ニッキー 「ズボンの上から履いてみて!ズボンの上から!!」
それなら喜んでと、早速足を通す。

ピッチピチのパンツにまたも
キャー!やら、ヒュ-!やら騒ぎ出す。

調子にのってケツをスイングしてみる。

ハンナ「キャー!!!」
隣りにいたパメラも
パメラ「きゃー!!!」
みんな乗ってくれると思って調子に乗ったら可愛く顔を隠した。
アメリカ人もやっぱそういう感情があるんだとちょっとホッした。
でも・・・
ネッドが「もう一回やって!もう一回!!」
とはやしたてる。
恥ずかしかったが、その時の俺は調子に乗ってた。

きやああああああ!!!

面白くて何回も振った。

・・・俺は変態か?

B 「これ、○○パンツやからね!○○パンツ!!」
俺 「はぁ?!」
B 「うふふふふふ」
俺 「わーった!わーった!!」
カッコイイ、黒いボクサーパンツをありがとっ!!

続いてエリオット
メーカーは分らないがあの紙袋はかなりお高いショップの袋ってのは分る。
おまけにラッピングが高級革製品をラップする布のラッピング!!
高そー!!!

中身は黒いロンT!後ろにはカッコイイデザインプリント!

俺 「うわ!!ありがとう!!すッげーカッコイイ!!サイズもぴったり!あ!腕の所のプリントがカッコイイぞ!何気に透けてる生地もセンスが良いね!すごいやん!!」
エリオット 「ドイタシマシテッ!」

Tちゃんからは先日24時間掛けていっぱい尽くしてくれたにも関わらずハートいっぱいのチョコレートケーキを買って来てくれた!!デコレーションがとてもゴージャスで、みんなから可愛いやら素敵やら、絶賛の声を浴びる程のセンス。あの、一番最初のケーキがそれ。

フォークを持ったTちゃんが
T 「はい!もう、一気にガブッっといっちゃって!!」
とフォークを渡してくれた。
ハートいっぱいでどこから食べていいものか悩んでいると、周りがじれったい俺を見限って、ハートをホイホイ取って行く。
ちょっと「あ~・・・」と思いながらも、ちょっと安心。
空いたスペースにフォークを突き刺し、ガブッと一口!
ほろ苦いココアパウダーが口に広がり、舌を転がすとラズベリージャムがスポンジチョコとトリュフに混ざり、切れのある濃厚で甘い味が楽しめた。
俺 「おーいしー!!」
と言ったのも束の間。
T&B 「よし!もういいね!いっただっきまーす!!」
と、ハイエナのようにチョコレートケーキをむさぼり食う!
俺「・・・・・・・。」
食べたかったのね。ゴメンよ、じれったくて。
なんて言える別けない。

でも、俺の為にスージーがモロゾフのチーズケーキを買ってきてくれて、
「全部食べていいからね!」とさっき大量に食べた所だったのだ。
一口で十分おいしく頂けました!
ありがとうTちゃん!!

そう、モロゾフのチーズケーキ!
俺はケーキの中でもチーズケーキが一番好き!
その中でもモロゾフが一番!
濃厚でスキッとしたレモンの香り。
サクッとしたタルトに舌に纏わりつくチーズ。
もうたまらんですよ。
前回パメラの誕生日会の時に、スージーがたまたま買ってきていたのだ。
それで俺が感動して発狂しているのを覚えてくれてたんだな。(まぁ、発狂すりゃぁな・・・。)
で、今回は加えてチョコタルト!これもメチャクチャ上手かった!1ホール近く食べたの初めてだが、食べようと思ったらもっと食べれるよ。

俺は、みんなに大して何もしてないのにこんなにいっぱい愛情を貰えるなんて思ってもみなかった。
本当に本当に嬉しい!
幼き頃の寂しい時代がウソのようだ。

今日、本当はクリスマスパーティがメインなのに俺がメインになってしまって、なんだか申し訳ない!でも、本当に一生の宝物だ。
何よりも無い時間をはたいて出来る限りの事を俺にしてくれてるってのがとても伝わる。
みんなの心持が信じる事が出来る。
TちゃんもBちゃんもプレゼントを買う為にわざわざ、仕事を終えてすぐに三宮へ行ってプレゼントを探してきてくれた。
もう、何倍にしても返しきれないくらい嬉しい!

念願の外国人の友達が出来て、念願のパーティも何度も催し、その上俺の誕生日パーティをしてくれるなんて、どんなにうれしい事か。
どうしても見つからないモノがあって、探すけれど、多分無いだろうなぁと思って諦めた瞬間に見つかったみたいな感じだ。(分りにくい?)

本当に愛に満ち溢れてます。

その後、俺はニッキーの家に泊まり、今朝帰宅した。
帰りの車内では若干ニヤニヤしながらプレゼントを抱きかかえていた俺は今日2月5日で23歳になりました。
by unntama01 | 2006-02-05 16:37 | 日記