アメリカと言えばステーキでしょう。
2006年 02月 25日
ニューアーク空港について早々。
M「ごめん!ちょっとトイレに行ってくるわ。スーツケース、バゲージから出しといて!」
と言われ、犯罪大国の異名を持つこの国で一人にされ、初めて気付いた。
この国怖い!!
というのも、雰囲気が全然違うのだ。(夜ってのもあるけど)
空港内に居る人間がなんとなく黒尽くめ、ポケットに手を突っ込んでなんとなく睨みを利かせている。
俺 (おぃおぃ~。ついて早々どっかの国にそのまま拉致されたらどうしよ~)
などとバックを確保し、キョドリながら有り得もしない恐怖と戦う事3秒・・・
??? 「どこまで行くんだ?」
と黒尽くめの男が俺に話し掛けてきた。
とっさの英語とインド系の怖い顔と、無意味な緊張で、何も応えられない俺は呆然とする。
??? 「タクシーに乗っていかないか?」
この黒尽くめの正体はタクシードライバー。
正体が分った安心か、「予約してるから」と丁重にお断り。
が、断ったと思ったら、他の黒尽くめが「タクシーは?」と計3名に声を掛けられた。
どんだけカモだと思われてんだオリエンタルな似非タイ人。
そんなに俺は『誰か連れってて~』オーラを発していたのだろうか?
やっとMが帰って来て、のん気に笑顔なんて見せている。
俺が、一人格闘していたとも知らずによ。
その後、予約していたスーパーシャトルに乗り継ぐまで薄暗くてションベン臭い階段を行ったり来たり、様々な困難に苦戦しながらやっとニューヨーク市内へ向かう事が出来た。
空港の外は凍てつく寒さ。
NYの経緯は日本の青森と同じ高さに在り、この季節が一番寒いのだ。
温度は-3℃位だっただろう。
寒さは覚悟していたので気合が入った。
ニュージャージーから徐々にマンハッタンが近付くと「あれが自由の女神かな?!」「あれ、エンパイヤちゃうかな?!」などとテンションが上がる。
が、興奮した俺らはただの工業地帯にある鉄鋼の柱の光を見て騒いでいたと後で気付く。
地元人から見たらかなりマヌケ。
工業地帯を抜け、確実にあれがマンハッタンだと確信した時には鼻血が出そうなくらい嬉しかった。
高速道路からのトンネルを抜けた瞬間、目の前にはギラギラ照らしつけるネオンの光が俺らを照らした!
「うわー!!!」
超田舎もん丸出しで辺りの景色をギャーギャー騒ぎながら興奮する。
俺 「あ!!8アベニュー!!って事はいま東側か!あ!54ストリートの標識!グリニッジヴィレッジ辺りか!!うわー!!」
地図が頭に入っている俺は、調子に乗って誰に伝えてる訳でもなく傲慢に唸った!
だって、あのいつも平面に見ていた地図の上を今走っていると思うと、嬉しくなって来るんだ!
しかし、さすが3次元。
今、54stを走っていると思っていたら、いつの間にか58stを走っていて、「あれ?今54stを西に走っているんじゃないのか?」と、実際には8Aveを北へ直進していたのだ。
3次元になると分らなくなるものだ。
しかし、そんな事どうだっていい。
今見ているのは全てあのニューヨークなのだ!
今、ニューヨークを走っているのだ!!
俺らが向かうのは『マリオットイーストサイドホテル』レキシントンAveの49丁目辺りだ。
スーパーシャトルは相乗りの為、近い順に降ろされていく。
今現在NYの地理は大体分っているから言わせて貰うが、最後に降ろされる程遠くないぞ!
むしろ、北に位置するから先に降ろしてくれてもよかったじゃないか!
色んな所をグルグル廻って色んな物を見れたけど、最終的に何処を走っているかなんて分らないし、一番最初に乗車して最後に降ろされて結局1時間ほど無駄に過ごしたんだよ!
日本人なめんなよ!!
うおー!!!
ってな訳で、22時30分着予定が23時30分にようやくマリオットに到着した訳である。
ホテルのチェックインはMさんにお任せ♪
俺はビデオ撮影。
さすがM。流暢な英語でホテルマンと話を進める。
・・・が、なにやらもめている。
Mの社員証を提示して宿泊するのだが、どうやら日本語で書かれた入社日を退社日とフロントは勘違いして、「使用できません」とぬかしやがった仰ったそうだ。Mは必死に説明するも次は誕生日を入社日だと勘違いして不信に思われてしまったそうな。
最終的に「僕は日本語読めないんだ。」とはにかむ。
・・・・こっちは長旅で疲れてんだ。って怒る気力も無い。
早く部屋に入れてくれよ。とMもそんな気分だったに違いない。
無事、部屋に着いた。
高級ホテル「マリオット」を拝見。
白を基調としたバスルーム。
ダウンライトに彩られたレトロ調のヨーロッパ家具。
ドーンと偉そうに待ち構えている2つのクイーンベッド。
そして・・・
クイーンベッドへ,ダーイブ!!
そりゃ、やるでしょ。
ふかふかでありながら、しっかりした弾力にはそのまま夢の中へ旅立つような心地よさ。
ちゃうちゃう。
荷物を降ろし、腹ごしらえ。
明日からの為に、しっかり栄養を付けなければ!
時間的に深夜に差し掛かっていたので開いているか不安だったが、とりあえず近くに店が群がっている所があるのを知っていたので向かってみる。
凍てつく風に負けじと、店を散策。
すると、雑誌にも載っている超有名な「スミス・ウォレンスキーグリル」があった。
向こうにスペイン料理らしき店が見えたが、Mは『アメリカといえばステーキでしょう。』
断固譲らなかった。
寒いし、疲れていたし、やっぱ肉食いたかったし、歩き回るのを止めて、迷わずそこへ入った。
俺 「2人ですが、いけますか??」
中は少し大人しい雰囲気。やっぱ無理かなぁ??
店員 「申し訳ありません。閉店なんですよ。」
俺 「え?!マジで?!・・・どこか開いている所ありませんか?」
店員 「隣なら開いてると思いますよ。」
ほっ。
飯が食えるなら良いよ。
隣の同じ系列「ウォレンスキーグリル」に入ってみる。
さっきとは違い、かなり賑やかな様子。
そりゃそうだよな。
超都会のNYでこんな時間に店が無いなんてことはありえない!
この店は関節照明の所為か、薄暗い。
しかし、パーティでもやっているかのようにガンガン音楽を鳴らし、お客はグラスを片手に立ちながらワイワイ話している。
俺 「ぉ・ぉ・お・お・お・お・・・・。」
不気味な唸り声で感動を表現。
俺は今、アメリカンな大人の世界の中にいるのだ!
1階だけで2段に別れ、(こういうのなんていうの?ロフト?)天井がかなり高い。
1段目はバーになっていて、2段目がテーブル席になっている。
俺らは2段目のテーブル席へと案内された。
軽く緊張。
メニューを渡され、「どれどれ」と眺める。
・・・・うーん、わからん。
早速、お決まりのアレを使う。
俺 「おすすめはなんですか?」
店員 「nvida!! hruipaha. uhafpnhvfra uifgaipgfreafja!!!!!」
俺 「・・・・・」
何言ってるのかさっぱりわからん。
NYの英語はメチャクチャ早い。
Mさんお願いします。
M 「なんか、サーロインがお薦めらしいよ。$40。」
俺 「え?!た・・かい・・・。」
でもよく見ると殆ど高い。
全て1品$20~30が平均。日本円にして2500円~4000円。
1品がですよ?!
仕方ない。最初の夜だ!豪快に食おうではないか!!
と、威勢だけは良いものの、小市民な俺らはステーキ1つとサラダとポテトとバドワイザー2本を頼んだ。で、約80ドル。
アメリカサイズだ!コレをシェアして十分だ!
本当は1つずつステーキを頼みたかったが、そうするとさらに$30(約3600円)が飛んでいくので断念した。
しかし、コレが正解!
肉はそんなにデカく無かったものの、サラダとベイクドポテトが異常なくらいデカイ!
直径40センチの皿にてんこ盛りに盛られたチーズサラダ。
500ml缶ビール位のグリルしたメークイン。バターとサワークリームを添えて。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
アメリカの常識でレアを頼むと、本当に生肉に近いものが出されるとMは言う。
レアが好きならミディアムが丁度良いらしい。
かといって、ウェルダンは真っ黒焦げ。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
サラダの最初の一口は凄く美味しかった!
が、後半に連れて拷問に近いくらいの量の多さ。
半泣きで平らげました。
店の雰囲気もシックなステーキハウス
味もまぁまぁ。日本の味の方がレベルは上だが、アメリカにしては美味しい方だそうだ。
でも、やっぱりあの量は日本では出会えないだろう。
お腹も満たされた所で俺は少し散歩したくなった。
だが、『この寒さの中散歩なんてクソ喰らえ!ホテルに帰って温かいベッドに埋りたい』Mは終始「早く帰ろうやぁ」の連発。
俺は疲れていても、寒くても、『限られた時間の中で如何に色んな事が出来るか勝負』だと海外旅行では肝に銘じているので無視して散策。
24時間営業のドラッグストアを探していたのだが、見つからず4,5ブロック歩いた所で断念。
余りにもMが「帰ろうやぁ」と泣き叫ぶので仕方なく引き返す。
帰りに遅くまで開いているデリがあったのでビールを4種類購入してホテルに戻った。
Mが「アメリカのビンビールは指で栓抜けるねんで!」と、スポッと軽く開けた。
俺も試してみる。
・・・開かない。
俺の握力が無いのか?
悔しいので指が引きちぎれる思いで、頑張ってトライ。
・・・・開かない。
M 「うそん?!貸して?開けてみる。」
・・・・開かない。
栓抜きが無かったので色んな角にビール瓶をの栓にガンガン叩きつけるも開かない。
最終的にベルに栓抜きを持って来て貰い、ようやく乾杯。
高級ホテルマリオットの色んな家具と俺らの指をこんなに痛めつけて飲む価値があるのかと言われたら・・・・ない。
意地です。
ま、まぁ、Mのビールは指で開いたのでウソではない。
開かない奴もあるので、無理して真似しないように。
乾杯したものの、ホテルに着いた安心感と疲れでビールも半分飲んだところで就寝。
当初の予定ではアメリカ時間2月10日は到着して寝るだけだったのだが、結構色んな体験をした。
さぁ、明日から自由の女神からエンパイヤ、グランドゼロ・・・色んなものが待ち受けている。
時間は2月11日の3時を回ろうかとしていた。
起床時間は6時30分。
俺たちの旅はまだ始ったばかりだ。
Mの体調はもう終わってるけど。
続く。
M「ごめん!ちょっとトイレに行ってくるわ。スーツケース、バゲージから出しといて!」
と言われ、犯罪大国の異名を持つこの国で一人にされ、初めて気付いた。
この国怖い!!
というのも、雰囲気が全然違うのだ。(夜ってのもあるけど)
空港内に居る人間がなんとなく黒尽くめ、ポケットに手を突っ込んでなんとなく睨みを利かせている。
俺 (おぃおぃ~。ついて早々どっかの国にそのまま拉致されたらどうしよ~)
などとバックを確保し、キョドリながら有り得もしない恐怖と戦う事3秒・・・
??? 「どこまで行くんだ?」
と黒尽くめの男が俺に話し掛けてきた。
とっさの英語とインド系の怖い顔と、無意味な緊張で、何も応えられない俺は呆然とする。
??? 「タクシーに乗っていかないか?」
この黒尽くめの正体はタクシードライバー。
正体が分った安心か、「予約してるから」と丁重にお断り。
が、断ったと思ったら、他の黒尽くめが「タクシーは?」と計3名に声を掛けられた。
どんだけカモだと思われてんだオリエンタルな似非タイ人。
そんなに俺は『誰か連れってて~』オーラを発していたのだろうか?
やっとMが帰って来て、のん気に笑顔なんて見せている。
俺が、一人格闘していたとも知らずによ。
その後、予約していたスーパーシャトルに乗り継ぐまで薄暗くてションベン臭い階段を行ったり来たり、様々な困難に苦戦しながらやっとニューヨーク市内へ向かう事が出来た。
空港の外は凍てつく寒さ。
NYの経緯は日本の青森と同じ高さに在り、この季節が一番寒いのだ。
温度は-3℃位だっただろう。
寒さは覚悟していたので気合が入った。
ニュージャージーから徐々にマンハッタンが近付くと「あれが自由の女神かな?!」「あれ、エンパイヤちゃうかな?!」などとテンションが上がる。
が、興奮した俺らはただの工業地帯にある鉄鋼の柱の光を見て騒いでいたと後で気付く。
地元人から見たらかなりマヌケ。
工業地帯を抜け、確実にあれがマンハッタンだと確信した時には鼻血が出そうなくらい嬉しかった。
高速道路からのトンネルを抜けた瞬間、目の前にはギラギラ照らしつけるネオンの光が俺らを照らした!
「うわー!!!」
超田舎もん丸出しで辺りの景色をギャーギャー騒ぎながら興奮する。
俺 「あ!!8アベニュー!!って事はいま東側か!あ!54ストリートの標識!グリニッジヴィレッジ辺りか!!うわー!!」
地図が頭に入っている俺は、調子に乗って誰に伝えてる訳でもなく傲慢に唸った!
だって、あのいつも平面に見ていた地図の上を今走っていると思うと、嬉しくなって来るんだ!
しかし、さすが3次元。
今、54stを走っていると思っていたら、いつの間にか58stを走っていて、「あれ?今54stを西に走っているんじゃないのか?」と、実際には8Aveを北へ直進していたのだ。
3次元になると分らなくなるものだ。
しかし、そんな事どうだっていい。
今見ているのは全てあのニューヨークなのだ!
今、ニューヨークを走っているのだ!!
俺らが向かうのは『マリオットイーストサイドホテル』レキシントンAveの49丁目辺りだ。
スーパーシャトルは相乗りの為、近い順に降ろされていく。
今現在NYの地理は大体分っているから言わせて貰うが、最後に降ろされる程遠くないぞ!
むしろ、北に位置するから先に降ろしてくれてもよかったじゃないか!
色んな所をグルグル廻って色んな物を見れたけど、最終的に何処を走っているかなんて分らないし、一番最初に乗車して最後に降ろされて結局1時間ほど無駄に過ごしたんだよ!
日本人なめんなよ!!
うおー!!!
ってな訳で、22時30分着予定が23時30分にようやくマリオットに到着した訳である。
ホテルのチェックインはMさんにお任せ♪
俺はビデオ撮影。
さすがM。流暢な英語でホテルマンと話を進める。
・・・が、なにやらもめている。
Mの社員証を提示して宿泊するのだが、どうやら日本語で書かれた入社日を退社日とフロントは勘違いして、「使用できません」と
最終的に「僕は日本語読めないんだ。」とはにかむ。
・・・・こっちは長旅で疲れてんだ。って怒る気力も無い。
早く部屋に入れてくれよ。とMもそんな気分だったに違いない。
無事、部屋に着いた。
高級ホテル「マリオット」を拝見。
白を基調としたバスルーム。
ダウンライトに彩られたレトロ調のヨーロッパ家具。
ドーンと偉そうに待ち構えている2つのクイーンベッド。
そして・・・
クイーンベッドへ,ダーイブ!!
そりゃ、やるでしょ。
ふかふかでありながら、しっかりした弾力にはそのまま夢の中へ旅立つような心地よさ。
ちゃうちゃう。
荷物を降ろし、腹ごしらえ。
明日からの為に、しっかり栄養を付けなければ!
時間的に深夜に差し掛かっていたので開いているか不安だったが、とりあえず近くに店が群がっている所があるのを知っていたので向かってみる。
凍てつく風に負けじと、店を散策。
すると、雑誌にも載っている超有名な「スミス・ウォレンスキーグリル」があった。
向こうにスペイン料理らしき店が見えたが、Mは『アメリカといえばステーキでしょう。』
断固譲らなかった。
寒いし、疲れていたし、やっぱ肉食いたかったし、歩き回るのを止めて、迷わずそこへ入った。
俺 「2人ですが、いけますか??」
中は少し大人しい雰囲気。やっぱ無理かなぁ??
店員 「申し訳ありません。閉店なんですよ。」
俺 「え?!マジで?!・・・どこか開いている所ありませんか?」
店員 「隣なら開いてると思いますよ。」
ほっ。
飯が食えるなら良いよ。
隣の同じ系列「ウォレンスキーグリル」に入ってみる。
さっきとは違い、かなり賑やかな様子。
そりゃそうだよな。
超都会のNYでこんな時間に店が無いなんてことはありえない!
この店は関節照明の所為か、薄暗い。
しかし、パーティでもやっているかのようにガンガン音楽を鳴らし、お客はグラスを片手に立ちながらワイワイ話している。
俺 「ぉ・ぉ・お・お・お・お・・・・。」
不気味な唸り声で感動を表現。
俺は今、アメリカンな大人の世界の中にいるのだ!
1階だけで2段に別れ、(こういうのなんていうの?ロフト?)天井がかなり高い。
1段目はバーになっていて、2段目がテーブル席になっている。
俺らは2段目のテーブル席へと案内された。
軽く緊張。
メニューを渡され、「どれどれ」と眺める。
・・・・うーん、わからん。
早速、お決まりのアレを使う。
俺 「おすすめはなんですか?」
店員 「nvida!! hruipaha. uhafpnhvfra uifgaipgfreafja!!!!!」
俺 「・・・・・」
何言ってるのかさっぱりわからん。
NYの英語はメチャクチャ早い。
Mさんお願いします。
M 「なんか、サーロインがお薦めらしいよ。$40。」
俺 「え?!た・・かい・・・。」
でもよく見ると殆ど高い。
全て1品$20~30が平均。日本円にして2500円~4000円。
1品がですよ?!
仕方ない。最初の夜だ!豪快に食おうではないか!!
と、威勢だけは良いものの、小市民な俺らはステーキ1つとサラダとポテトとバドワイザー2本を頼んだ。で、約80ドル。
アメリカサイズだ!コレをシェアして十分だ!
本当は1つずつステーキを頼みたかったが、そうするとさらに$30(約3600円)が飛んでいくので断念した。
しかし、コレが正解!
肉はそんなにデカく無かったものの、サラダとベイクドポテトが異常なくらいデカイ!
直径40センチの皿にてんこ盛りに盛られたチーズサラダ。
500ml缶ビール位のグリルしたメークイン。バターとサワークリームを添えて。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
アメリカの常識でレアを頼むと、本当に生肉に近いものが出されるとMは言う。
レアが好きならミディアムが丁度良いらしい。
かといって、ウェルダンは真っ黒焦げ。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
サラダの最初の一口は凄く美味しかった!
が、後半に連れて拷問に近いくらいの量の多さ。
半泣きで平らげました。
店の雰囲気もシックなステーキハウス
味もまぁまぁ。日本の味の方がレベルは上だが、アメリカにしては美味しい方だそうだ。
でも、やっぱりあの量は日本では出会えないだろう。
お腹も満たされた所で俺は少し散歩したくなった。
だが、『この寒さの中散歩なんてクソ喰らえ!ホテルに帰って温かいベッドに埋りたい』Mは終始「早く帰ろうやぁ」の連発。
俺は疲れていても、寒くても、『限られた時間の中で如何に色んな事が出来るか勝負』だと海外旅行では肝に銘じているので無視して散策。
24時間営業のドラッグストアを探していたのだが、見つからず4,5ブロック歩いた所で断念。
余りにもMが「帰ろうやぁ」と泣き叫ぶので仕方なく引き返す。
帰りに遅くまで開いているデリがあったのでビールを4種類購入してホテルに戻った。
Mが「アメリカのビンビールは指で栓抜けるねんで!」と、スポッと軽く開けた。
俺も試してみる。
・・・開かない。
俺の握力が無いのか?
悔しいので指が引きちぎれる思いで、頑張ってトライ。
・・・・開かない。
M 「うそん?!貸して?開けてみる。」
・・・・開かない。
栓抜きが無かったので色んな角にビール瓶をの栓にガンガン叩きつけるも開かない。
最終的にベルに栓抜きを持って来て貰い、ようやく乾杯。
高級ホテルマリオットの色んな家具と俺らの指をこんなに痛めつけて飲む価値があるのかと言われたら・・・・ない。
意地です。
ま、まぁ、Mのビールは指で開いたのでウソではない。
開かない奴もあるので、無理して真似しないように。
乾杯したものの、ホテルに着いた安心感と疲れでビールも半分飲んだところで就寝。
当初の予定ではアメリカ時間2月10日は到着して寝るだけだったのだが、結構色んな体験をした。
さぁ、明日から自由の女神からエンパイヤ、グランドゼロ・・・色んなものが待ち受けている。
時間は2月11日の3時を回ろうかとしていた。
起床時間は6時30分。
俺たちの旅はまだ始ったばかりだ。
Mの体調はもう終わってるけど。
続く。
by unntama01
| 2006-02-25 10:58
| NY ~旅行記~