おっちょこちょいのアラキさん。ってか、UFJとかUSJとかごっつややこしいんですけど!!
2007年 02月 11日
2月4日 23:55
仕事中、「23歳ともお別れか~!!」
わざとらしく、叫び先輩達を煽る。
0時と共に「オメデト!!俺オメデト!!お母さんアリガト!!」叫んでみた。
歳をとる=大人になる
という事を全く自覚してない24歳を向かえた。
仕事も特にトラブルもなく、予定を遂行しようと頭をフル回転させ、常に先を読んだ。
郵便局には行きたかったけど、ロスタイムだと断念。
即行家に着くなりシャワーを浴びた。
「きゃー、のび太さんのエッチ-・・・・」
声は虚しく風呂場に響き渡った。
って、やべぇ!!
約束の時間残り15分!
USJは待つ時間を考慮して厚めの服を着ていかないと!
やっぱり服装や髪型は気にする。
約束の時間を10分遅れて、気にしていた髪型も全て台無し。
まだ遅れてくる奴も居た。
バスで行くものだと思っていたが、どうやら車で行くみたいだ。
人数を若干オーバーしていたので、俺は後ろの荷物置き場で横にさせて貰った。
なんたって、夜勤明けでエキサイティングしようとしてるんだから体力は温存しないとな。
車に乗った瞬間、USJアトラクションはすでに始まっていた!
俺より運転が下手な子が運転し、急ブレーキはするは、急ハンドルはするわもう、寝れません!!
ETC備え付けても無いのに、ETCに突っ込んで、急ブレーキをして後の大型トラックに追突されそうになり、「あ・・・俺、今日で死ぬ・・・」厄年らしい瞬間を覚えた。
料金所では、700円の所、1円を100円と間違えて「100円じゃない・・・」って料金所の方に迷惑かけるわ、もう散々。
やってくれるよ、運転手。
到着と同時に秘密兵器「リポビタンD」
本当に疲れてる時に飲むと、ビックリするぐらい元気になる。
寝てないナチュラルハイと、リポDのタウリンでかなりHightになった!
USJは今回で6回目。
行き過ぎているように思えるが、やっぱり何度行っても面白い。
俺は乗り物なんかよりショーが好きなんだ。
ストリートミュージックだったり、ミュージカルだったり。
ほんと見てて飽きない。
パレードは無かったけど、一人でテンション上げ踊り出すと、周りが必死の形相で止めに入る。
「俺あんなん出来る。」
そう言って、マスコットのシュレックやベティ達と一緒に戯れる。
「恥ずかしいから!!」
またまた必死の形相で連れ出される。
「なんなんだよ~。」
どっかの酔っ払いより、タチが悪いかもな、俺。
俺が一番好きな乗り物と言えば、「JAWS」
何でか?
それは、行った事無い人はこれより見ない方が良いですね。
ネタバレですから。
この日は平日に関わらず、沢山の人で賑わっていた。
100時間待ちとかザラですよ。
肝心のJAWSも45分待ち。
6回目ともなると見ても同じなのですが、楽しみ方を覚えてしまったんです。
45分をしっかり待ち、いよいよ白いボートに乗り込みます。
添乗員さん 「では、これより、素敵なクルージングの旅に出発進行!!見送ってくれるお客さんに大きく手を振りましょう!!」
スイッチ・・・・・ ON
俺 「行って~きま~すっ!!」
大きく手を振った。
友達 「?!!!!」
友達 「恥ずかしいから!!」
俺、無視。
さっきまで大人しくしてたはずの、俺はこの船に乗り込むと人が変わってしまいます。
添乗員さん 「初めましてこんにちわ!私はこのクルージングツアーのガイドを務めさせて頂く、『アラキ』と申します!どうぞ、よろしく~!!」
俺 「アラキさん!イェイ!!ヒュ-ーッ!!」
一人盛り上がる。
パチパチパチパチ・・・・
周りも雰囲気でなんとなく拍手。
船はジャングルの中へと進む。
鳥のさえずりと動物達の鳴き声。
マイナスイオンが溢れる森へと入り・・・
アラキ 「この旅は皆様を安全に快適に落ち着いた船の旅をご満悦して頂きます、この様なショットガンを常備していますが決してあの恐ろしいサメが襲ってくるなんてことはありません!皆様には・・・・」
ガイドの演説を無視して、突然無線が成り始める。
ジィー・・・ズズ・・・zz・・・こちらGP3、こちらGP3、応答せよ!・・・
何があったんだ??
不吉な予感・・・・
アラキ 「こちらGP4、こちらGP4、どうしました?!」
さっきまで明るかったガイドは険しい表情で無線を取る・・・
こちら、GP3!!気を付けろ!サ・・・サメが!!サメが!!!うわぁ~!!!
無線が途絶える・・・・
アラキ 「こちらGP3!!サメだって?!応答して下さい!!GP4!!GP4!!!」
俺 「GP4ぉぉぉおおおお!!!」
叫ぶ。
アラキ 「そ・・・そんな!居ないって言ってたじゃない!!・・・おぅお・・・お客様、ご安心下さい!!こちらには強い武器があるんですから!!おぉお・・・落ち着いて!!!」
一番落ち着いてないアラキさんが必死になだめようとし、観客はポカ~ン・・・
そんな中・・・
俺 「アラキさん!!どうなってんだよ!!安全だって言ったじゃないか!!いやだぁ!!降ろしてくれよ!!」
叫ぶ。
さらに船は無情にも進み・・・・
アラキ 「あああああ!!見てください!!さ・・・サメのヒレが!!!」
俺 「何言ってんだよ!!居ないって言ったじゃんよ!!」
アラキ 「あああああ!!こっちにはGP4の船がぁあああ!!・・・・真っ二つだぁ・・・・!!!」
俺 「ちょっとー!!!どうなってんだよこれぇ!!!」
友達 「恥ずかしいから、止めて!!」
サメはこの船を追いかけるように付いてくる。
物語は意外な方向へと進み・・・
アラキ 「ご安心下さい!!この先に船の停留所があるんです!!この先に船を一旦止めましょう!!」
船はかび臭いボロ屋へと入っていく・・・
俺 「くさっ!なんか、くさっ!!」
アラキ 「誰かいませんかー?誰かー??」
すると・・・・・
ザッバーン!!!
アラキ 「えぇぇええええ?!!!なんでサメがこんな所に!!!いぃぃいい急いで、にににに逃げなきゃ!!・・・・・ってあれ?!」
ブルルルルルン・・・・・
エンジンが掛からない!!
俺 「ちょ・・・ちょっと!!早く!!何やってんの?!早く!!早く!!」
ブルルルルルルルン!!!
アラキ 「やったぁ!!これで一気に逃げ切るぞ!!皆さん!!準備はいい?!」
小屋を抜け出すとサメはスピードを上げて、近付いてくる!!
アラキ 「あんの野郎!!コイツで一発ブチかましてやる!!」
アラキ 「ヨーシッ!!」
ダーンッ!!
ドッカァ~ン!!
ガスタンクの炎が炎上!!
「きゃあああああ!!!」
「うわぁあああ!!!」
俺 「うぉあ、あぁアツ!!ァァアアアッツ!!!」
アラキ 「いっけねぇ~!!間違えて、ガスタンク打っちゃった!!」
俺 「おいぃぃぃぃ!!何やってんだよ、アラキさん!!何処狙ってんのーーー?!」
アラキ 「よ~しっ!もう一発!!」
ダーンッ!!
サメに命中!!
アラキ 「よっし!!これで大丈夫だ!!!」
と、その時!!
ザッバーン!!!
反対側からサメが!!
「きゃあああ!!」
電気ケーブルにひっかかって、船に噛み付こうとしてる!!!
アラキ 「なんだとぉ?!!もう一匹居やがったのか?!」
俺 「うわぁああああ!!!喰われるぅぅぅうう!!!いぃぃぃぃいいやぁあああああ!!!!」
友達 「うっるさい!!」
アラキ 「これでも喰らえ!!」
ダーンッ!!
俺 「うわぁああああ!!!」
アラキ 「もう一発ぅ!!」
ダーンッ!!
俺 「喰われるぅぅぅうう!!!」
アラキ 「これでどうだっ?!」
ダーンッ!!
サメは真っ黒になって、海底へ沈んでいった!
アラキ 「やったー!!!皆さんのお陰でサメを退治する事が出来ましたぁ!!」
俺 「アラキさんありがとうー!!!アラキさん最高ー!!アラキさーん!!!」
パチパチパチパチ!!!
「ヒュ-!!!アラキさーん!!!」
「あははははははは」
大爆笑頂きました。
アラキ 「皆さん、この事は決して口外しないで下さいね。絶対内緒ですよ!本日はどうもありがとうございました!!お足元を気を付けてお帰り下さい!!」
ボートを降りた。
友達 「よし!撒くぞ!!アイツを撒くんや!!」
俺 「あんまり、大した事無かったな。」
友達 「お前が一番、盛り上がっとったやんけ!!!」
友達 「ホンマ恥ずいわ!!」
とまぁ、こんな事になるから俺とUSJに行くと大変な事になります。
でも、結構周りの人も笑ってくれるから面白いんだとは思うけどな。
俺 「俺、雇ーてくれへんかな?結構いい仕事するぞ。」
友達 「勝手に言っとけ。」
USJは受け身では楽しめません。
行くならトコトン楽しまないと。
役に入り込むんだ!
その後のアトラクションでも大変な事になったのは言うまでも無い。
この日、
スパイダーマン、
ターミネーター2、
シュレック4D、
オズの魔法使い「ウィケッド」、
バックドラフト、
これだけしか楽しめなかった。
冬は17時閉園。
3月には『ドリームライド』というジェットコースター方の乗り物が増える。
ドリカム作曲で、音楽が流れながらUSJ中を飛び回る。
第一乗者はドリカムと一緒に乗れるそうだ。
最初のうちはこんな混みそうなものはまず乗らないだろうけど。
最後にお土産を買って、USJを後にした。
俺にとってはこれからが始まり。
誕生日はまだまだ続きそうです。
by unntama01
| 2007-02-11 18:55
| 日記