エーゲ海の真珠
2007年 08月 05日
船が減速しだした。
周りからもあちこちで歓声が上がっている。
日記を書いてた俺は、周りの景色に気が付かずただ黙々と自分の世界に入っていたようだ。
仕事も勉強もそれくらいの集中力があればいいのにな。
白い建物が見える。
着いたんだ!!
俺が求めていた青をさらに際立ててくれる場所。
MYKONOS
ミコノスはエーゲ海の真珠と呼ばれるほど綺麗な町で、町全体が白で統一されている。
ギリシャでは最も有名なリゾート地として有名だ。
リゾート地である為、少々物価は高いものの、それ相応の景色と雰囲気が漂っている。
船が大陸に繋がれ、いよいよ上陸だ。
第一の滞在場所、ミコノスに!!
大きな荷物を抱え、たくさんの客引きの中から「orpheas」と書かれた看板を見つけた!
「あなたが、ジョージさんですか?!」
俺は喜んで駆け寄り、満面の笑みで握手をした。
「やぁ!ジョージは私の息子だよ。私はジョージの父。家族でホテルを経営しているんだ。さぁ、車があそこにあるから荷物を乗せなさい。」
「ありがとう!!」
ジョージと親父さんは他にも誰かを客引きしようと必死に声を上げている。
他の客引きも部屋の写真を見せたり、「安くするよ!!」と叫ぶ。
観光地の駅はどこも戦争みたいだ。
車で待つ俺の後に、若いカップルが乗り込んできた。
彼らはカナダから来ているようで、年齢は俺よりも若い20歳前後といったところか。
早速仲良くなれるのかなと思うと、全く友好的でなく二人でイチャイチャしだす始末。
ジョージが車に乗り込み、「さぁ出発だ!」とホテルへ向かった。
その車内、何やらミコノスについて説明をしだすジョージ。
冗談も交えつつ話しているらしいのだが、俺には全く英語が理解出来なかった。
後ろのバカップルはきゃっきゃきゃっきゃ笑いながらジョージと会話をする。
なんだか、一人取り残された感じ。
ジョージも気を利かせてか、俺にも話をするが、上手く英語が話せなくてただ相槌と苦笑いを浮かべる事しか出来ない。
それよりも俺は前のバギーが気になってしょうがない。
「コレに乗って、島を一周しようかな!」と妄想を膨らませる事の方が楽しい!
しかし、驚かされるのが、ジョージの運転。
車2台通るか通らないかの細い道でも約80キロは出して、対向車にぶつかる!と思っても、スレスレで避けては意気揚々とハンドルをきる。
こんな運転ばかりで観光気分の俺なんかが加わったら数秒で谷底に突き落とされるんじゃないか??
ちょっと考えものだ・・・。
車に乗って約10分ほどで街中に入った。
あらゆる建物が白い!!
レストランはどこもオープンテラスが設置してあり、観光客で賑わっている。
観光地に来たんだ!と実感。
「あそこの店はどーだ、この店はどーだ」とアドバイスをくれるジョージ。
しかし、何処へ行けばいいのかなんて分からない。
町の地図がガイドブックに載っているのだが、何処がどこだか・・・。
ホテルに到着。
可愛らしい民宿のような大きさ。
もちろん外壁は白。
ドアや窓だけが真っ赤に塗られて、おもちゃのような家。
ネットで部屋の写真は見ていたので、どんな所に泊まれるのかと楽しみにしていたのだが、連れて行かれた先に待っていたのは
地下室。
ギリシャの町並みを一望どころか、日の光さえ当たらないとはどういうことだ?
しかし、これでも最安価で泊まれるのだ。
ユースホステルなんだから仕方ないか・・・・・。
と、思いきやバカップルには2人部屋の2階へ案内しているではないか!!
ジョージ 「本当にすまない!このカップルに二人部屋を譲ってくれないか?君には本当に申し訳ないと思ってる。」
ま、泊まるだけだし別にいいか。
苦笑いで頷き、俺は一人地下の部屋に入った。
ユースホステルだから共同で泊まるのかと思っていたが、どうやら個人部屋もあったみたいだ。
40ユーロで最安価。
日本円に換算して一泊7000円のユースホステル。
物価が恐ろしく高い事に今更気付く。
だが、3人は泊まれる地下室には自分以外誰も居ない。
一人で独占状態。
そう考えると、一番広い部屋に泊まっているんだ!と荷物を部屋一面に開放した!!
時間は21時を廻ろうとしている。
日本から出てここまで辿り着くのに約26時間は費やした。
ただ、移動してきただけなのに、すでに色んな物語があった。
第一の島 ミコノス。
滞在日数2日。
どんな出会いや、出来事が待っているんだろう。
26時間の汚れをシャワーで洗い流し、これからのプランを考えた。
周りからもあちこちで歓声が上がっている。
日記を書いてた俺は、周りの景色に気が付かずただ黙々と自分の世界に入っていたようだ。
仕事も勉強もそれくらいの集中力があればいいのにな。
白い建物が見える。
着いたんだ!!
俺が求めていた青をさらに際立ててくれる場所。
MYKONOS
ミコノスはエーゲ海の真珠と呼ばれるほど綺麗な町で、町全体が白で統一されている。
ギリシャでは最も有名なリゾート地として有名だ。
リゾート地である為、少々物価は高いものの、それ相応の景色と雰囲気が漂っている。
船が大陸に繋がれ、いよいよ上陸だ。
第一の滞在場所、ミコノスに!!
大きな荷物を抱え、たくさんの客引きの中から「orpheas」と書かれた看板を見つけた!
「あなたが、ジョージさんですか?!」
俺は喜んで駆け寄り、満面の笑みで握手をした。
「やぁ!ジョージは私の息子だよ。私はジョージの父。家族でホテルを経営しているんだ。さぁ、車があそこにあるから荷物を乗せなさい。」
「ありがとう!!」
ジョージと親父さんは他にも誰かを客引きしようと必死に声を上げている。
他の客引きも部屋の写真を見せたり、「安くするよ!!」と叫ぶ。
観光地の駅はどこも戦争みたいだ。
車で待つ俺の後に、若いカップルが乗り込んできた。
彼らはカナダから来ているようで、年齢は俺よりも若い20歳前後といったところか。
早速仲良くなれるのかなと思うと、全く友好的でなく二人でイチャイチャしだす始末。
ジョージが車に乗り込み、「さぁ出発だ!」とホテルへ向かった。
その車内、何やらミコノスについて説明をしだすジョージ。
冗談も交えつつ話しているらしいのだが、俺には全く英語が理解出来なかった。
後ろのバカップルはきゃっきゃきゃっきゃ笑いながらジョージと会話をする。
なんだか、一人取り残された感じ。
ジョージも気を利かせてか、俺にも話をするが、上手く英語が話せなくてただ相槌と苦笑いを浮かべる事しか出来ない。
それよりも俺は前のバギーが気になってしょうがない。
「コレに乗って、島を一周しようかな!」と妄想を膨らませる事の方が楽しい!
しかし、驚かされるのが、ジョージの運転。
車2台通るか通らないかの細い道でも約80キロは出して、対向車にぶつかる!と思っても、スレスレで避けては意気揚々とハンドルをきる。
こんな運転ばかりで観光気分の俺なんかが加わったら数秒で谷底に突き落とされるんじゃないか??
ちょっと考えものだ・・・。
車に乗って約10分ほどで街中に入った。
あらゆる建物が白い!!
レストランはどこもオープンテラスが設置してあり、観光客で賑わっている。
観光地に来たんだ!と実感。
「あそこの店はどーだ、この店はどーだ」とアドバイスをくれるジョージ。
しかし、何処へ行けばいいのかなんて分からない。
町の地図がガイドブックに載っているのだが、何処がどこだか・・・。
ホテルに到着。
可愛らしい民宿のような大きさ。
もちろん外壁は白。
ドアや窓だけが真っ赤に塗られて、おもちゃのような家。
ネットで部屋の写真は見ていたので、どんな所に泊まれるのかと楽しみにしていたのだが、連れて行かれた先に待っていたのは
地下室。
ギリシャの町並みを一望どころか、日の光さえ当たらないとはどういうことだ?
しかし、これでも最安価で泊まれるのだ。
ユースホステルなんだから仕方ないか・・・・・。
と、思いきやバカップルには2人部屋の2階へ案内しているではないか!!
ジョージ 「本当にすまない!このカップルに二人部屋を譲ってくれないか?君には本当に申し訳ないと思ってる。」
ま、泊まるだけだし別にいいか。
苦笑いで頷き、俺は一人地下の部屋に入った。
ユースホステルだから共同で泊まるのかと思っていたが、どうやら個人部屋もあったみたいだ。
40ユーロで最安価。
日本円に換算して一泊7000円のユースホステル。
物価が恐ろしく高い事に今更気付く。
だが、3人は泊まれる地下室には自分以外誰も居ない。
一人で独占状態。
そう考えると、一番広い部屋に泊まっているんだ!と荷物を部屋一面に開放した!!
時間は21時を廻ろうとしている。
日本から出てここまで辿り着くのに約26時間は費やした。
ただ、移動してきただけなのに、すでに色んな物語があった。
第一の島 ミコノス。
滞在日数2日。
どんな出会いや、出来事が待っているんだろう。
26時間の汚れをシャワーで洗い流し、これからのプランを考えた。
by unntama01
| 2007-08-05 18:09
| GREECE ~旅行記~